早朝、東名高速で事故渋滞にはまってしまった。仕方がないので、TVを眺めていると、面白い話をやっていた。それは、ミニスカートの丈の話である。何でも、最近の流行はミニスカートの丈が32cmのものであるらしい。女子高生?などが言うには、
「34cmだと長いしぃ。」だから、32cmだと言うのだ。スカートの丈が32cmと30cmの間で「下着が見えちゃうか?見えないか?」に関してそんなに違いがあるものだろうか? 「見える・見えない」を決める分水嶺がその2cmの違いを境としてあるものなのだろうか? それはとても不思議なことである。
「30cmだと下着が見えちゃうしぃ。」
「下着が見えちゃうか?見えないか?」問題は女性だけでなくて男性にとっても大問題である。いや、むしろそこへの執着心は男性の方が強いに決まっている。駅の階段などで、前を歩くミニスカートを履く女性が妙に気になることは、男性ならば誰しもあることだと思う。そこで、今回はそんな男性諸君のためにミニスカートの中に隠されている下着が見えるか・見えないかを決める「ミニスカートの幾何学」について考えてみたいと思う。題して
「32cmの攻防戦」である。
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さて、先のTV番組によれば、腰からスカートの先までの長さを「スカートの丈」というらしい。また、先のTV番組により、「腰から下着の一番下の部分(股下を計るときの一番上)までの長さが大体25cmである」という重要な情報を得ることができた。それでは、ミニスカートの幾何学について考えていくことにしよう。
まずは、次の図が階段を登るミニスカートの女性だ。黒い下着を履いていて、その上に黄色いミニスカートを履いている。この図では黒い下着を履いていることが判りやすいように、ミニスカートを透けさせてみた。透けてるミニスカートを履いている女性なんかいるかっ、というツッコミはさておき、駅の階段などに行けばこのようなシチュエーションは溢れているはずである。
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それでは、この女性の後ろに「偶然」位置した男性から見た女性の姿はどのようになるだろうか?次の図のような三人の男性
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それを示してみたのが次の図である。それぞれの男性からみた下着の見え具合がどうなっているかを見てみたものである。
男性Aからは残念なことに女性の下着は全く見えない。ミニスカートに遮られて女性の下着は全然見えないのである。図中でAの目とミニスカートの端を結んだ線は黒い下着と交わらず、その遙か下を通過していることがわかると思う。もし、黒い下着の端の部分と男性の視線を直線で結んだならば、ミニスカートがその視線を遮ってしまうのである。
一方、男性Bからは黒い下着が見えるか、見えないかギリギリ状態となっている。ミニスカートの下端の部分と黒い下着の一番下の部分がちょうど重ねっているため、ちょっとでも女性が動くと生下着が見えたり、見えなかったりするのである。この男性Bの視線こそが、ミニスカートの中の下着を見ることができるか、できないかを決める分水嶺なのである。つまり、女性の下着の下側とミニスカートの端と男性の視点が一直線に並ぶ状態が、「下着が見える・見えない」を決める境界線なのである。
そして、下着の下の部分とミニスカートの端を結んだ延長線の下側に男性の視点が位置するような、男性Cからは黒い下着がもう丸見え状態である。
全く見えない |
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結局、ミニスカートの内側の下着が男性から見て、見えるか・見えないかを考えるには、
それを整理してみると、次の図のようになる。ここでは階段上の女性の真下の地点を原点にとり、水平方向の階段下側にX軸をとり、鉛直上向きにY軸をとっている。
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階段の途中に立つミニスカートを履いた女性の下着中央部分とミニスカートの最下部を結ぶ直線を考えると、この線よりも下が下着が見えてしまう領域である。もちろん、階段の下には潜り込めないわけであるから、その線と階段で囲まれた領域内から見た際に下着が見えてしまうということになる。その線のことを「下着防御ライン」と呼ぶことにする。
それでは、どのような条件下で男性の視点がその「下着防衛ライン」を突破することができるのかを考えてみたい。まずはミニスカートの形状を考えてみよう、スカートの丈は後で適当に決めることにしよう。すると、足りないパラメータは幅である。そこで、女性のヒップ周りが88cmとしてみた場合に、スカート中央から端までの長さ(r cm)を求めてみたい。女性のヒップを円と近似すると、
2πr = 88cmであるから、スカート中央から端までの長さ(r cm)は
r = 14cmとなる。すると、「下着防衛ライン」、すなわち、ミニスカートを履いた「女性の下着中央部分」と「ミニスカートの最下部」を結ぶ直線はどのように表すことができるだろうか?先に決めた座標軸では「女性の下着中央部分」は
(x, y) = (0, 股下長さ)である。すると、「下着防衛ライン」を示す直線はこの点(0, 股下長さ)を通るわけだから、切片(直線がY軸と交わる時のYの値)が(股下長さ)であるわけだ。
y = - ((スカートの丈 - 25)/14) x + 股下長さという式で表すことができるのである。
そして、「ミニスカートの幾何学」を考える際には
それでは、「階段ライン」を示す式はどのようになるだろうか?先ほどの図を見ればわかるように「階段ライン」はY軸とは(0,
0)で交わっている。すなわち、切片が0である。また、傾きは階段の角度をaラジアンとすれば、三角関数のtan(a)と表すことができる。
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もし、階段の角度をラジアンでなくて度で表すとするならば、2π ラジアン = 360度であるから、1度 = 2π ラジアン/360であるから、tan(2 π a/360)と表すことができる。これを使えば、例えば階段の角度がもし30度の階段であれば「階段ライン」は
Y = - tan( 2π 30 /360 )という式で表すことができる。
さて、実際の駅などの階段の角度はどの程度だろうか?30度というとかなり急な階段であるから25度位だろう。秋葉原の湘南通商の階段とか急な階段は数々あるが、今回は急な階段の斜度が25-30度位であるものとしておく。ちなみに、京都駅北口のエスカレータで実測したところ、25,6度であった。
それでは、スカートの丈が32cmで階段の角度が30度である場合の計算をしてみる。女性の股下は仮に70cmであるとしておく。おそらく、身長160cm位であれば、この程度だろう。それでは、ミニスカートの丈が32cm、30cmの時の「下着防御ライン」を計算したものを示してみる。
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緑、すなわち、ミニスカートの丈が32cmの時は「下着防御ライン」は「階段ライン」とほぼ平行である。それに対して、丈が30cmの時の「下着防御ライン」は、ミニスカートを履いた女性から離れるほど「階段ライン」よりも上に離れていく。この「階段ライン」から「下着防御ライン」が離れていくことが、「下着防御ライン」が甘くなっている、ということである。「階段ライン」と「下着防御ライン」の間から覗いてやりさえすれば、女性の下着は丸見え状態になるのであるから、「階段ライン」から「下着防御ライン」が離れて、その間が広くなっていくということは「丸見え領域」が広がるということなのである。それは男性にとってのパラダイスが広くなるということなのだ。
といっても、「階段ライン」すれすれまで目の位置を下げるわけにはいかないだろう。それでは、いかにも「私は覗いていますよ」と宣言しているようなものである。さりげな〜く女性の下着を眺めるためには、「下着防御ライン」が「階段ライン」よりも遙かに上に上昇して、我々男性の視点位置まで上昇することが望ましい。
そこで、「階段ライン」と「下着防御ライン」の差、すなわち、人の目の高さがこの程度ならミニスカートの下の下着を見ることができる、というものを次に示してみる。これは、単に
「下着防御ライン」 - 「階段ライン」を計算したものである。
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32cmの丈の場合、10m(1000cm)離れても、「階段ライン」と「下着防御ライン」は150cmしか離れていない。すなわち「下着丸見え状態」=男性のパラダイスには目の高さが150以下の人しか入会資格がないわけである。これ以外の男性諸氏は「下着防御ライン」を突破できない。逆に言えば、女性は事実上「下着を見られる恐れがない」といって良いだろう。もちろん、20mとか離れたら別である。しかしこれでは、アフリカかどこかへ行って超人的な視力を手に入れる訓練をするか、双眼鏡を駅の階段に持参でもしない限り、そのような条件下で下着を確認することはできないであろう。
それに対して、30cmの丈の場合には6m離れた時点で、すでに「階段ライン」と「下着防御ライン」は2m以上離れている。すなわち、「下着丸見え状態」=男性のパラダイスは広〜い入り口を我々男性のために開けているのである。視点が2mの位置にあるような人でも楽々と「下着防御ライン」を突破できてしまう。もうほとんど「全ての人が下着を見ることができる」と言っても良いだろう。
もし、女性の身長が20cm程度高く、180cm程度であったら、どうなるだろうか。おそらく、股下長さは10cm程度長くなる。すると、上の図(「階段ライン」と「下着防御ライン」の差)の緑、赤ラインは10cm程度高くなる。それでも、緑の32cmスカートの「下着防御ライン」はやはり安全圏といえるだろう。何しろ、5m離れても「階段ライン」と「下着防御ライン」は1mも離れていないのである。これでは、ほとんどの男性は女性の下着を拝むことはできない。もし下着を眺めることができるとしたら、身長が1mに満たない小さな男の子くらいである。
また同様に、厚底サンダル・ブーツなどを履いた場合には股下長さが20cm弱高くなると考えられる。この影響を考えると、長さとしては身長の影響よりも大きいわけである。それは、身長の1/2が股下長さの増加に繋がるのに対し、厚底靴の長さはそのものずばり股下長さの増加に繋がるからである。下着大好きな男性には
すなわち、32cmと30cmのスカートの丈の長さの間には、「下着が見える・見えない」に関する分水嶺が確かに存在するのだ。先の、
「30cmだと下着が見えちゃうしぃ。」という発言は理論的に裏付けられたのである。
それでは、次に階段がもう少し緩やかな場合、つまり階段の角度が25度である場合の計算をしてみる。
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緑の線、すなわちスカートの丈が32cmの場合の「下着防御ライン」が「階段ライン」にどんどんすり寄っているのがわかると思う。階段と「下着防御ライン」が女性から離れるほど近づいてしまうのである。すなわち、「下着防御ライン」はより強固なモノとなっているのである。「下着防御ライン」と「階段ライン」に挟まれた「下着丸見えのパラダイス」は消滅寸前なのである。何ということだろうか。
次に、「階段ライン」と「下着防御ライン」の差を見てみよう。
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緑線、すなわちスカートの丈が32cmの場合に注目してみよう。この場合、女性から、離れても、近づいても、何人たりとも、下着を見ることはできないのだ。女性の安全を確保し、男性の夢をブチ壊す「女性にとっての完全安全条件」を満たす「下着防御ライン」が完成されてしまうのである。
このような「女性にとっての完全安全条件」、逆に男性側から言えば「下着丸見えのパラダイスの消滅条件」は、「階段ライン」と「下着防御ライン」が平行である場合を境界として達成されてしまう。その条件よりより「下着防御ライン」が強固になると、誰も「下着防御ライン」を突破することはできない。すなわち、「完全安全条件」が達成されてしまうのである。
この絶対に下着を防御可能(「完全安全条件」)な「完全安全条件」とは、階段と「下着防御ライン」が平行である条件であるから、「階段ライン」と「下着防御ライン」の傾きが等しいということと同じである。すなわち、ミニスカートの丈(x cm)をパラメータとして、
Tan( 2π 階段の角度 /360 ) = (x-25)/14で計算することができる。ここで、14は腰回りの半径(cm)であり、Hip88cmの人の場合である。もちろん、極端な安産体型の場合には、その14という値を適当に補正する必要がある。
さて、この条件には女性の身長(股下長さ)は関係しないところが面白い。もちろん、厚底サンダルなどを履いても同じである。もちろん、若干の影響はあるが、あまり影響はない。
さて、今回の「ミニスカートの幾何学」の考察により、判明した結果をまとめてみよう。
ミニスカート内部の下着が「見える・見えない」には