hirax.net::inside out::05月29日

最新記事(inside out)へ  |   年と月を指定して記事を読む(クリック!)

2024年4月 を読む << 2024年5月 を読む >> 2024年6月 を読む

2002-05-29[n年前へ]

今日の夕焼け 

 漢字を書けないし、そもそも何て書いてあるか判らないという隣の女性の入国カードを書きながら、夕日を眺めた。(リンク

おめでとー -> はるか 

 電子情報通信学会の業績賞、広澤春任・平林久が - 電波天文衛星「はるか」の開発とスペースVLBIの実現 - で獲得。おめでとー。お祝いだー。(リンク

2003-05-29[n年前へ]

LEGOでルービックキューブ解きマシーンを作る 

 「LEGOでルービックキューブ解きマシーンを作る」なんてスゴイと思ったら、「ハノイの塔を解く」のもすごいなぁ。

文章の特徴を解析し、筆者の性別を判断するプログラム 

 hotwiredから。

女性の文章は、フィクション・ノンフィクションを問わず、筆者と読者との関係に関わる言葉の出現頻度が男性のものより高かったという。また男性の文章は、ものごとの描写、特定、数についての記述がより多く出現したという。

Googleのランキング計算を5倍高速化する手法 

 Zdnetより。個人の嗜好や関心事に合わせたページランキング計算の実現に向けた研究、ということだけど。PageRankとサイトが一対一対応してしまうシステムだったりはしないのだろうか?

2004-05-29[n年前へ]

しきつめ君となんり君 

 エッシャーのような絵を作ってみたいとき、とても心強いしきつめ君なんり君

GRAPE-DR 

 (1)重力多体系シミュレーション (2) SPH(Smoothed Particle Hydrodynamics) によるグリッドレス流体計算 (3)分子動力学計算 (4) 境界要素法計算 (5) ゲノムのシーケンスマッチング (6) 質量分析データに対する高次データ検索 (7) ゲノムデータベースに対するグラフマッチングを用いた機能探索の7分野をターゲットとした(とはいえやはり特定用途専門の)GRAPE-DR。 from れれれの日記

浮世絵が動く「動き絵」 

 浮世絵が動く「動き絵」。これは面白く素晴らしい。 from 和の心に酔いしれろ

はてなダイアリー占い 

 はてなダイアリー占い

平林純さんは 日記 に向いています。 ● あなたは、感受性が鋭く、子供のように素直で純真な人です。人を疑うことをしないため、時には騙されて傷つくこともあるのですが、そんな経験があなたをより強く優しい人間にしていきます。また、子供のような心を持っているということは、既成概念にとらわれない、自由で自然体な生きかたができるということでもあります。どんな場所でも素直に周囲の意見を受け入れるので、無理なくその場に溶け込んでいけるでしょう。ただし、自然体という気質が悪い方向に出てしまうと、ワガママで気まぐれだというレッテルを貼られてしまうかも。自分勝手な部分を慎むことが、開運の大きな鍵になりそうです。恋愛面では、あなたの素直さを大事にしてみて。 というわけで「日記」を書くのに向いています。
 というわけで、今日は「日記」を書くことにしよう。

ネット日記文体のおだやかな予防線 

 ネット日記文体のおだやかな予防線。 from モーグルとカバとパウダーの日記

はてなダイアリースピーチマシン 

 はてなダイアリーをFlashを使って読み上げるはてなダイアリースピーチマシン。 from 日日ノ日キ

小学館「ふろく博物館」 

 小学館「ふろく博物館」。 from 日日ノ日キ

"musashi"を使ってテキストマイニング(musashi_text) 

 "musashi"を使ってテキストマイニング(musashi_text). from 今日の戯れ言ChangeLog

2005-05-29[n年前へ]

120 Years of Electronic Music 

 1870 - 1990までの電子楽器の歴史をリストにした120 Years of Electronic Music.

太田朋 

シアワセの種ゆっくりと 満ちてゆく 太田朋の立体額の、ゆっくりと 満ちてゆく。背景の絵と、その上に少し離れて重ねられた透明シート上に印刷された絵(とその影)が不思議な立体感(そして浮揚感)を創りだしている。
 平行法で撮影した立体写真なので、ブラウザの機能でも使って、適当な大きさで表示すると、どんな風に「浮いて」見えるかを実感できるかも。

「SEXの周期表」 

 購入したい時はここら辺から。他にも、ビールやワインや果物や野菜や…といった「色々なPERIODIC TABLE of ○×シリーズ」がある。
PERIODIC TABLE of SEXPERIODIC TABLE of SEX

2008-05-29[n年前へ]

「言葉を解釈する文章」と「眼で見る文章」 

 南伸坊の「ごはんつぶがついてます」中で宮武外骨に関して書いた文章を読み、「あぁ、そういうことなんだよなぁ」と感じた。

 一般に「頭がいい」とされる人は、説明のできる人であって、つまり言葉でわかっている人、耳の人のことです。
 ここで言っている「耳の人」というのは、「音を聞く器官としての耳」というよりは、「言葉を解釈する器官としての耳」というような意味合いだ。本当に素の文字の羅列としての言葉だけを受け取る器官というニュアンスである。
 南伸坊はこんな感じ方に対する説明を書く一方で、それとことなる「解る」をも並べ書く。
 論理をつみあげていって、何かを解(わか)るというのではなく、何かをじっと見ていたり、何かをそこらに並べて、一望していることで、解ることというのがあります。
 南伸坊は、「こういった感じ方をする人々は耳の人ではなく眼の人だ」と名付ける。
 さて、眼の人である宮武外骨は、文章も眼で書いています。……つまり書かれている「内容」ではなくて、書かれ方が「内容」であるというような意味合いにおいて、これは眼の文章なのです。
 「ごはんつぶがついてます」 p.192
 南伸坊が言う「眼の文章」というのは、レイアウト・タイポグラフィー・イラストレーション……といったものがすべて組み合わさった総合体を指している。
 さまざまなWEBページを眺めるとき、ページごとにスタイルも違っていて読みづらさを感じる時がある。もしかしたら、そう感じる時は「耳の人」寄りな頭になっているのかもしれない。そして、スタイルシートでデザインされたページを眺めていて、何だか色々なものの組み合わせが合わさった気持ちよさを感じ、何かを読み取ったつもりになりそうなときは、きっと、「眼の人」よりになっているに違いない。
 そんな、「言葉を解釈する文章(あるいは読み方)」と「眼で見る文章(あるいは見方)」があって、それはそれぞれ得意・不得意な分野があるのだろうと思う。
 論理を積み重ねるようなものが得意な方、曖昧模糊としたものを明瞭に浮かび上がらせることが得意な方、その両方の感覚を兼ね備えられれば良いのかもしれないが、現実それは無理な話だろう。せいぜい、その時の自分の読み方が「耳の人」寄りなのか「眼の人」寄りなのかを意識しておくことくらいしか、できないのかもしれない。

2009-05-29[n年前へ]

音に反応して光る”イコライザー”Tシャツはインフルエンザ探知機か!? 

音に反応して光る「巨大なイコライザー」が胸に張り付けられたFLASHWEAR T-Qualizer(Tシャツ・イコライザー) をもらった。シャツの裏側に隠されたポケットに入れられた駆動ユニットのスイッチを入れると、周りで音が鳴るたびに、一列に並んだ光る噴水のごとく、何本ものバーが気持ちよく立ち上がり踊る。

 このTシャツが「カッコいい」かどうかは、かなり微妙だ。一種の音楽サンドイッチマンのようでもあるし、実際のところ一番多いのは、周りで誰かが咳をしたときに、一番光りまくるのだ。新型インフルエンザ騒動が世の中を席巻している今の時期、咳に応じて光りまくるTシャツは周囲の注目を浴びることはあっても、決して羨望の眼差しではなく、少し横目で眺めるような具合なのである。

 音に反応して光る”イコライザー”Tシャツ、FLASHWEAR T-Qualizer(Tシャツ・イコライザー)は、もしかしたら、インフルエンザ探知機・レーダーだと思って着た方が良いのかもしれない。

音に反応して光る”イコライザー”Tシャツはカッコいい!?音に反応して光る”イコライザー”Tシャツはカッコいい!?音に反応して光る”イコライザー”Tシャツはカッコいい!?






2010-05-29[n年前へ]

タブレット・デバイスの未来 

iPadを眺めると、「それを、歴史はどう判断するのだろう」と思う。スティーブ・ジョブスは、タブレット型のコンピュータ・デバイスについて、今とは違うことを、ずいぶん長い間、言っていたはずだ。技術でなく営業戦略が主の発言だろうから、その一貫性を考えることは無駄なこととしても、iPadが出た今とはずいぶん違うことを、かつては語っていたはずだ。

いくつもの新技術・製品の誕生に関わったジョブスの言葉は、その時代背景・立場に応じて、その内容がずいぶんと変わり続けているように思う。ジョブスが語る言葉はあまり頼りにならないけれど、実際に市場に出てきた製品には、言葉とは違う次元の力がある。

タブレット・デバイスの未来は、どのように私たちの生活の中に溶け込んでいるのだろう。私たちは、それを一体どんな風に使っていくのだろう。そして、新しい製品を選ぶ変わりに、どんなものを私たちは捨てていくのだろう?

2011-05-29[n年前へ]

原発事故関連の処理が適切に行われていない原因 

 原発事故関連の処理が適切に行われていない原因は、「状況分析・策提案」あるいは「策選択・実行」を行うはずの立場にいる人が「行うべきこと」を取り違えていることに尽きます。たとえば、自らが「行うべきこと」を理解していなかったり、「行うべきこと」をはき違えて「行うべきでないこと」をする専門家がいるがために、多くの問題が生まれています。ちなみに、ここでいう「問題」というのは、適切でない選択・責任の不在という2つの弊害を生む原因を指しています。

 「再臨界の可能性はゼロではない」という原子力安全委員会 班目春樹委員長の言葉は「行うべきこと」を理解していないことによるものであるように思えます。また、「(年間の許容被曝量)20mSvから引き下げたら、(大勢の人を)避難させなければならないでしょう?これだけ大勢の人を、何処に避難させるというんですか?(だから、年間の許容被曝量を20mSvから引き下げるわけにはいかない)」という福島県放射線健康リスク管理アドバイザーたる長崎大 山下教授の言葉は、「行うべきこと」をはき違えて「行うべきでないこと」をしている端的な例に感じられます。

 何かしら大きなことを為そうとする場合、個人の力で対応できるわけがありません。だから、多数の専門家が(その担当分野での職務を遂行しつつ)関わることになります。その職務は、「行う策を決める」「策を行う」という2つの側面に分かれますが、これらの2側面のうち、問題になるのは「行う策を決める」という側面です。なぜかと言えば、「策を行う」段階で問題が起きるのであれば、それは「策選び」の段階で「(策遂行の段階で生じる可能性がある)問題発生を予測できなかった」という点において、適切でない選択をしたと判断されるからです。

 「行う策を決める」ということに関わる人たちは、「各々が担うべき観点から状況分析と策選択を行う」という職務を担います。策を実行する権限がなければ、その策を提案します。つまり、「どうすべき」という提案をします。そして、策を実行する権限があれば、策を選択した上でさらに実行する、ということになります。それを端的に言えば「どうする」という判断を行った上で「行う」ということです。

 ここで重要なのは、「状況分析」の段階では可能性・確率を使うことができる、つまり、長い目で見れば(もしかしたら)正確に合っているかもしれないことを語ることができるかもしれないのに対し、「策を選択する」ということは、「合っているかもしれない・けれど間違っているかもしれない」という「結果的には良くないことをするかもしれない」という「ひとつの選択」のみを顕在化させるということです。そして、その選択の結果生じたことの責任を負う、ということです。「状況分析」から「策選択・提案」をするという白線を越えた瞬間に、責任が発生するのです。

 「○×が起きるのは、何パーセントの確率だ」という正しいけれど安全な場所を過ぎ、「○×は起きないと判断する」と言わなければならない(必ずしも正確でなく・しかも自らの責任を問われる)理不尽なことこそが「”選択”をするという立場」です。

 「再臨界の可能性はゼロではない」という原子力安全委員会 班目春樹委員長の言葉から感じるのは、「状況分析」に留まっていて、「各々が担うべき観点からの策選択を行う」ということを自らが担うべきことだとは認識していない姿勢です。「状況分析」を間違うことによって評判を落とすことを気にはしても、その先にある選択・提案(さらには責任)までを担うものとは考えない意識です。

 …再臨界の可能性はゼロではない、きっとそれは100パーセント正しいのでしょう。問題は、100パーセント正しくない可能性があるにしても、「再臨界はしない(あるいはするかもしれない)、だからこうすべきだ」という提案をしなければいけない立場なのに、それをしない(それをしなければいけない立場であることを意識しない)態度です。評論や解説をするという無責任な立場と、そうでなく「選択・提案・実行」をするという責任を負う立場の違いを理解しない意識です。

 「(年間の許容被曝量)20mSvから引き下げたら、(大勢の人を)避難させなければならないでしょう?これだけ大勢の人を、何処に避難させるというんですか?(だから、年間の許容被曝量を20mSvから引き下げるわけにはいかない)」という福島県放射線健康リスク管理アドバイザーたる長崎大 山下教授の言葉に思うのは、「各々が担うべき観点から状況分析と策選択(提案)を行う」という責任を色々なことをごっちゃ混ぜにしてしまうと、「放射線健康リスク」という担当分野から最善策を提案するという立場を無視する姿勢です。健康リスク以外の状況を鑑みて「策を選ぶ・選ばない」という政治・経済的選択に悩み・責任を負うのは、放射線健康リスク管理アドバイザーとは別の立場を担うものであるはずです。

 「政治的・経済的」な判断に対し、それが正しかったのか・間違っていたのかという判断を下せる人はこの世に存在しません。けれど、「射線健康リスク」という担当分野からすべき「選択」を、そんな政治的・経済的な選択の陰に混ぜてしまうことは、適切でない選択・責任の不在を生むに違いないと思います。山下教授の言葉にあるようなことは、年間の許容被曝量を前にこれからどうすべきかという健康面からの解決指針ではなくて、それ以外のコスト・メリットとリスクをも天秤の上に乗せた選択の話です。…けれど、それは「福島県放射線健康リスク管理アドバイザー」にまかされることではないのです。自分が持つべき天秤とは異なる定規を、振りかざしているのです。

 「発生確率」「現状解析」で説明すれば良い世界もあれば、何かしらの「提案・選択」をし、それに伴って未来への責任が生じる世界もあります。原発事故関連の処理が適切に行われていない原因は、そんな世界・立場に対する認識の(間)違いがあるようにも思えます。


 蛇足ながら書けば、広い範囲のことを考えるなら、 十年程度の前の文章「リスクをめぐる専門家たちの"神話"」をプリントアウトして読めば、良いように思います。この一片の文章があれば、もうそれ以上の文章がなくとも良いと思います。その文章に書かれている問題が必然的に生じるものであるとしたら、それを生じさせる理由を考えてみたくなります。

2012-05-29[n年前へ]

ニュートンも解けなかった「しょんべん小僧のションベンの軌跡」 

 「ドイツで16歳の少年、ニュートンも解けなかった難問の答えを見つける」という記事を読みました。関連記事を読んでみると、次のような形に書き下すことができる、「速度に比例する抵抗を受けながら、空気中を飛翔する物体の軌跡」を解いた、ということのようです。

x''[t] = -a * x'[t] * sqrt( x'[t]^2 + y'[t]2 )
y'' [t]= -a * y'[t] * sqrt( x'[t]^2 + y'[t]2 ) - g

 ニュートンも解けなかったという「この問題」、これはまさに『風上に向かう「しょんべん小僧」』で扱った問題です。

 今からちょうど10年前、「しょうべん小僧」の解析をした時には(今回明らかになった解析解がありませんでしたから)数値解析をもとに記事を書いたわけですが、そんな「しょんべん小僧のションベンの軌跡」に関する解析解を、ドイツ在住16歳の少年が明らかにした、というわけです。

 そんなこんなで(16歳の少年が見つけた)「ニュートンも解けなかった難問の答」…つまりは、ニュートンも解けなかった「しょんべん小僧のションベンの軌跡」を(彼が見つけた解析解を用いて)図示してみたのが右の画像です。

 ドイツ在住の16歳の少年が見つけ出した解析解、…強風の中で「立ちション」せざるをえない状況に立たされた男性たちは、この解析解を読み解き・最適な立ちションスタイルを見つけ出すと、大惨事にならずに済むのかもしれません!?


 (なお、グラフ描画に用いた数式は下に貼り付けたものになります)

ニュートンも解けなかった「しょんべん小僧のションベンの軌跡」ニュートンも解けなかった「しょんべん小僧のションベンの軌跡」






2014-05-29[n年前へ]

「はやぶさ2と日本の宇宙開発」 

 春頃、JAXAのさまざまな方々にお話を伺う機会がありました。その時に伺ったお話の一部を、眺めることができるようになりました

 たとえば、つくばのJAXA(旧NASDA)で日本のロケット開発に携わり続けた中村参与、長らく日本の固体燃料ロケットであるμロケット(旧ISAS)の開発を行っていた的川先生、次世代赤外線天文衛星スピカの中川先生…そういった先生が話された言葉を、少し眺めてみると、とても興味深いと思います。

 こうした本にしては少し変じゃない?と些細な違和感を感じさせる部分、こうしたムック書籍には全くもって不要に思える部分を、そここそを楽しんで頂ければ幸いです。

 米デルタ・ロケット技術が使われたN-1ロケットから、純国産技術で作られたH-Ⅱロケットを経て、こうのとりを打ち上げる最新のH-ⅡBロケットに至るまで、すべての成功は失敗に支えられている。

JAXA 中村参与
 H-IIBロケットのプロジェクトマネージャだった中村富久氏のお話を伺う機会があった。正直に、とても心動かされ・学ぶことが多かった。氏の手帳の最終頁には、「H−2A6号機失敗の教訓」という調査部会の報告が見返し続けるために貼られてた。

7:29 PM - 14 Apr 2014
 未来の日本のために、未来を作り出していくこどもたちのために、こどもに科学を「教える」ではなく「感じ取らせる」ことがとても大切だと思う。

糸川研究室の最後の大学院生でもあるJAXA的川名誉教授
 中身がわからない「ブラックボックス」が好きでなく、自分でコントロールしたい欲望がある。いかに目的に合い(特化し)・簡単に実現するかを、自分なりに追求している。座右の銘は、千利休の「人の行く、裏に道あり花の山。いずれを行くも、散る前に行け」

次世代赤外線天文衛星スピカの中川教授。

2016-05-29[n年前へ]

続々「(泡が下へ沈んでいく)ギネスカスケード」を近赤外線で撮影してみよう!? 

 続「(泡が下へ沈んでいく)ギネスカスケード」を近赤外線で撮影してみよう!?で撮影した、グラスに注いだギネスビールの泡が下へ下へと静かに沈んでいく「ギネスカスケード」の近赤外線による撮影を、今朝は朝日が地平線に昇る時間からリトライしてみました。…どういうことかというと、真横から指す「赤外線をタップリ含んだ(平面状の)太陽光で照らされたギネスビールのグラス断面を赤外線で撮影」し、グラスの中で生じている泡の動きを高精細に撮影してみよう!という試みをしてみたのです。

 下に貼り付けたGIF動画が、(朝日を浴びつつ)試行錯誤の末に撮影した結果です。グラス中央で上昇すると泡(やビール液体)と、グラスの端部分では下方へと押し下げられていくギネスビールと泡が見て取れます。…ちなみに、ギネスビールの泡の粒径は小さいために、流体と泡はほとんど同じような動きをします。

 ギネスビールのグラス内側で、「光る包丁」のような朝日につれられて上昇と下降をし続ける泡実験をしていると、そして告ぐ度にギネスビールを飲んでいると…「早朝からのギネスビールはイマイチ」ということに気付かされます。

続々「(泡が下へ沈んでいく)ギネスカスケード」を近赤外線で撮影してみよう!?