2004-03-01[n年前へ]
■つまらん!おまえの話はつまらん!
最近、何故か名言にはまっている。何しろ、今日なんか会社帰りに四方田犬彦の「指が月をさすとき、愚者は指を見る」を買ってしまったくらいだ。最近のこのページで、やたら名言の引用が多いのはそんな風にアフォリズムにはまっているせいである。
で、数限りなくあるアフォリズムの中で、ここ数ヶ月のマイベストは【水性キンチョール】つまらん編の中で大滝秀治の放つこの一言、「つまらん!おまえの話はつまらん!」だ。
私の口と頭がもって回った当たり前の正論を腹話術の人形のように喋っているとき、あるいは、他の人が言い始めたことを(私が)理不尽にもそんな風に感じてしまうとき、はたまた、単に相手の話に(これまた私が)興味を感じないとき、私の頭の中の大滝秀治がいきなり叫ぶのである。私の理性とは関係なく勝手に。
つまらん!おまえの話はつまらん!
大滝秀治
■広い世界は狭い世界
昨日の川上弘美のインタビューの続き。
インターネットは時々、知り合いに見せてもらっています。(中略)こんな調子ですから、私は、すごく狭い世界というか、従来どおりの普通の世界で生活しています。これはやはりインターネットが広い世界、というニュアンスだろうか。「(特にインターネットを指すわけではなく)広くて色んな人がいる場へ行ってみたつもりが、ふと気づくと周りはなんだか似たような人達。広い世界を探しに出たハズがいつの間にか、自分と似た人ばかりの少し狭い世界に入り込んでしまっているような…」ということはよくあるように思う。
広い世界はえてして狭い世界を作る。似たようなものを集めようとする力がある限りは、母集団が多い場の方が純粋に似たものが数多く集まってしまう。とはいえ、もちろん狭い世界はやっぱり狭い世界なんである。ただ、さらに狭くなるのが難しい、というだけで。
2004-03-02[n年前へ]
■常磐線
東天王台の近く。気づくと、週に二日はいつも出張が入っているような。
以前なら出張の新幹線の中は結構有意義な時間だったのだけれど、新幹線の品川駅ができてからその有意義な時間が消えてしまった。新幹線がどうにも揺れて、PCで作業をすることなんかできなくなってしまったからだ。本を読んでいるだけでも酔うし、それどころかその揺れには(特にトンネルの中では)恐怖を感じるくらいなんだもの。
2004-03-04[n年前へ]
■お手軽線数メータ
お手軽線数メータは春過ぎくらいに発売になる予定、なのかな。春過ぎの「お茶の水」土産、あるいは夏前の「大阪」みやげにひとつ買って帰るのも良いかも。いや、買いです間違いなく。安いし。
■「人に知らせたくなった」こと
「気になった」「心惹かれた」「人に知らせたくなった」ことを、Tech総研向けにちょっと書く。書き始めて気づいたのが、「人に知らせたくなったこと」というものがほとんどない、ということ。別に、面白いことが無かったというわけではなくて、「気になった」「心惹かれた」ことをメモする発想はあっても、「人に知らせたくなる」という発想が自分にはほとんどないことに今更ながらに気づく。
2004-03-05[n年前へ]
■フレディ・マーキュリー
テレビでQUEEN特集をやっている。今はRadio Gagaが流れている。そんなクイーンのRadio Gagaを聞いていると、何故か私の中ではアルフィーとイメージがだぶる。フレディ・マーキュリーがアルフィーの桜井にしか見えなくなる瞬間がある。一回イメージがだぶってしまうと、数日の間はそのイメージが続いてしまうので当分私の頭の中ではアルフィー桜井によるQUEENの名曲のパワープレイだ。
ちなみに、ホッケーでパワープレイと言えば、相手チームの選手が反則で退場し、味方チームの方が人数が多い状態のこと。
2004-03-06[n年前へ]
■「役に立たないように見えること」
void GraphicWizardsLair( void ); //経由で「組織の中の研究者・技術者がウェブで語るとき」を読む。それぞれの節としてはじめに注目する点は私の感覚と近いところもあるが、それぞれの節での流れは私の感覚とは少しづつあるいは時には大きく違和感やズレを感じる。そして、その最終的な流れには実に大きな感覚のズレを感じる。一番のズレというか私の希望は、「組織から独立した個人に由来する部分に個人の価値を見いだしたい」というところだろうか。 とはいえ、とても面白く読む。
自分の感覚と最も大きくズレている部分は下記の一節なんだろうと思う。
仕事と遊びを区別して割り切ることができるのは、サラリーマンの特権だ。個人として自分を売り込む専門家の場合は、「ホームページ作りに時間を使うより論文を書くほうが業績になる・・・」といった雑念も沸くかもしれない。逆説的だが、「自分はサラリーマンだ」と割り切れる人ほど、楽しく専門知識のページを作れると思う。こんなサラリーマンという言葉を(書き手以外に)一般化しないで欲しいなぁ、とは思う。おそらく、そんな一般化が少し引っかかったのから反応してしまったのだろう。
「世の中の役に立つことをしている」というフレーズにはとても惹かれつつ、その「世の中の役に立つこと」が組織と関連するのであれば、その「世の中の役に立つこと」をそうそう行うわけにはいかないだろうな、と思う。そんな思いもあるのがために、直接「役に立つことはしない」というのをhirax.netのポリシーにしたということもある。とはいえ、hirax.netから出たグッズが画像学会から販売されてしまったりすると、その区別は実に曖昧なものになりかねないが。
とりあえず、(中略)私自身は「一見すると役に立たないように見える」ことを勝手に「世の中のために善い活動をしている(していると思っている)」と思いこみながら書いていくことにしよう。とはいえ、それがオッパイ星人との戦いに発展してしまうと、自分でもちょっと「何だかなー」とは思うが。どうにも、相手がオッパイ星人では勝ち目もないし気がするし。
個人的にはこの方の意見を少し拝聴してみたいところ。
■8盤レコード
今日買った「デジタルでは聴こえない音がある」という8盤レコード。片手の上になんとか乗る位の小さな小さなレコードプレーヤー。車に乗せて、海沿いの防波堤の上でレコードに針を乗せてみようかな。
同梱されていたのは「ジャイアントロボ」の主題歌。オールディーズ・シリーズのStand by meを手に入れたい。
■アニメ空間はどのくらい「遠い」か?
もしかして「脳はアニメの世界を現実に換算して30〜40メートルほど向こう」に認識しているのかもしれないという『アニメ空間はどのくらい「遠い」か?』
ふたり同時に同じ夢を見たりすることがあるのを思えば、脳よりも夢のほうが絶対的な現実かもしれないfrom FAIREAL
2004-03-07[n年前へ]
■寄せて上げる「流体レンズ」
屈折率の異なる導電性の水溶液不導体を容器に封印し、印加する電界でその境界面の形状を帰ることで自由に焦点距離を変えることができる「FluidFocusレンズ」
なにげに面白かったのが、このスラッシュドットのコメント。重力でレンズが「垂れて」しまうかも、というコメントである。なんで、流体レンズでhirax.netにリンクが?と思ったら、水風船バストモデルで重力の影響を考えた「バスト曲線方程式」にリンクが張られていた。なるほど、確かに流体レンズも水風船バストそのものに違いない。
とはいえ、携帯電話のレンズというようなサイズであれば、つまりは小さな小さな携帯電話のレンズサイズの微乳(小胸さん)レンズであれば、力のオーダー的にはそれほど垂れないのかも。とはいえ、一眼レフのカメラのレンズのようなサイズ、つまりは巨乳レンズサイズになると、さすがに「寄せて上げ」ないと垂れてしまうように思えるけれど。
■捨てられたスヌーピー
捨てられたぬいぐるみが防波堤の上に寝転がって空を見ている。
今日は海岸のゴミが拾い集められている。拾い集められたゴミは袋に入れられて、数百mおきにまとめられている。きっと、このスヌーピーもゴミを拾い集めるときに拾われたものだろう。おそらく、浜辺の草むらの中に落ちていたものに違いない。
そして、もしかしたらこのスヌーピーをゴミ袋に入れることに躊躇した誰かが、防波堤の上に彼を座らせたのかもしれない。その後、風が強いせいかあるいは他の何かのせいでスヌーピーが防波堤の上で寝転がって空を見た、というところかな。
■一万円で「冠レース」
数万円以下の費用で、地方競馬の冠レースを実施できることを知る。例えば、福山競馬の「一万円で冠レース」なんていうものもある。「人大杉記念第2回2ちゃんねる特別」なんていうのもあったのね。
2004-03-08[n年前へ]
■hirax.netのwiki
hirax.netのWikiを他の環境と揃えるためにデザインはそのままにPukiwikiへ。データ移行は…ガッツで手作業。なんてこったい。
■AFRAのCMメイキング
あまりに"Human beat box" AFRAの一人口ラップがスゴイので、これまでそれが何のコマーシャルかが全然判らなかった富士ゼロックスのコマーシャル。メイキングも面白いし、コマーシャルを繰り返しかけるのもまた良い。
2004-03-09[n年前へ]
■KORG Legacy Collection
私の部屋の片隅にはKORGのMS-20とPoly-6とM-1が転がっている。まるで、それらを全部ソフトで実現してしまおうとするような、名機そっくりのコントローラが付いたソフトシンセ「KORG Legacy Collection」。キーボードならKORG、ギターはテレキャスが好み。 from hardでloxseな日々。
2004-03-10[n年前へ]
■電網“Tech人”ニュースウォッチ
Tech総研で「電網“Tech人”ニュースウォッチ」が始まったようです。IPv6を使った糸電話が崖の下に置いてあったりする風景が本当にあったとしたら、それを眺めた時に一体どんな風に思うのでしょうね?
関係ありませんが、Tech総研が出した「エンジニア白書」が何故か手元にあるのですけれど、結構興味深いグラフやデータがたくさん入っていてなかなかに面白いです。中村修二の言う台詞を少しばかり好きになれない人でも結構楽しめる?かも。
■コードネーム
Mercury、Hydra、Orion、Thunderbird、Sphinx、Copland、Gershwin、Delphi、Chicago、Antimony …、これらはもちろん色々な製品の開発コードネーム。地名だったり、ギリシャ神話に出てくるものの名前だったり、色んな名前がある。
Oracleと接続する(神託を受ける)からDelphi(地名)だったり、Terminal Serverだから,9つの頭を持つ蛇のHydraだったり、開発者達の狙いがコードネームに如実に顕れているものも結構あってその背景を考えると面白い。
そんな背景が面白いネーミングは他にもたくさんあって、衛星の名前の由来なんかもそんなものの一つ。これを眺めていると、ギリシャ神話のショートショートを読んでいるような気分になる。
2004-03-12[n年前へ]
■「花とアリス」
岩井俊二の「花とアリス」公式サイトの予告編も結構良いかも。
(同じような若い主人公達が登場する)他の映画との関係は?「同じ地平の中の違う物語だと思うんですよ」岩井俊二もちろん、「同じ地平」を見ているのは岩井俊二の主観であって、視線であるのだろう。けれど、地平という用語の意味の一つ「たえず新しい次元に立たされる主観の前に、くりひろげられる視界」であるというものを考えると、先の言葉は「若い主人公達が作る物語」に相応しい台詞であるように見えてくる。
「地平」ドイツHorizontの訳語)ドイツの哲学者フッサールの創始した現象学の用語。意識の還元を推し進めてゆく過程において、たえず新しい次元に立たされる主観の前に、繰り広げられる視界。国語大辞典(新装版) 1988
2004-03-13[n年前へ]
■古河近くで見た夕焼け
カーナビにまかせてつくばローラースタジアムに向けて出発してみると、いつの間にか東北自動車を北上している。オンボロの体育館のような建物の中でインラインホッケーの練習をして、時折窓際で涼しい風に吹かれてみる。体はちょっと熱くてシンドイけれど、何だかとても気持ちが良い。体育館の中で剣道をしてた頃を少し思い出すような。
その帰りに見た「古河近くで見た今日の夕焼け」
■今日の疑問
Linuxでg++でアプリケーションを作るときに、起動されたアプリケーションが「そのアプリケーションが置いてある場所」を知るにはどんな関数を使えば良いものなのでしょう?ファイル出力などが必要ない(system()+whichを使ってパスをファイルに吐いて、というようなものでない)方法はどんなものなのでしょう?
一般的な方法はないと思います。Unixのファイルシステムでは、バイナリはハードリンクで複数のパスを持てますし、ファイル実体からそのファイルのパスを参照する方法はありません。(極端な話、アプリケーション起動後にそのバイナリファイルをunlinkしてしまえば、「パスを持たないけれど走っているアプリケーション」になります---「このプログラムは実行終了後自動的に消滅する」ってわけです)。Unix上で、お望みの動作を得るのによく見る方法は、 * argv0を見て、それが絶対パスならそれを採用 * argv0を見て、それが相対パスならgetcwd()して絶対パスに直す * そうでなければ、PATH環境変数をひとつづつ探すというものです。上記の手順はよく使われるので、ライブラリもいくつか存在すると思います。例えばglib (www.gtk.org) の g_find_program_in_path()等は使えると思います。ありがとうございます。川合さん。
■JR東日本 駅発車メロディー オリジナル音源集
「宿駅の中央線・山手線・埼京線等、JR東日本の駅ホームで現在使用されている発車メロディーのオリジナル音源をCD化」というJR東日本 駅発車メロディー オリジナル音源集。3/24発売、2500円なり。 from tekstasy.
2004-03-14[n年前へ]
■色んな会社の中国語名
中国語の会社名というのは決めるのに結構苦労するという。発音も近く良いものであって、なおかつ、その漢字の持つ意味も良くなければいけない。コカコーラが「可口可楽」というのは有名な話だが、例えばミノルタは「美能達」、ロッテリアは「楽天利」、ヤクルトは「養楽多」という風に良い文字が並ぶ。ちょっと間違えると「夜露死苦」の世界になってしまう(もちろん、その語感は全くもって正反対だが)。
というわけで、色んな会社の中国語名やブランド名を眺めてみると結構面白い「中国ブランド名辞典」
■謎の物体、それは黒い革靴。
hardでloxseな日々でリンクの張られている おこちゃま日記の謎の物体。あれは多分クツ。あのシーンをビデオで見てみると遠くから非常に速い回転をしながら飛んできています。しかも、そんな速い回転をしつつもその形状はほとんど変形していません。また、その回転速度も移動速度も飛翔中にほとんど低下していないことから、重量も堅さもそこそこある物体に見えます。
そして、その形状は…あれはおそらく遠くから議員の一人が投げた黒い革靴だと思われます。新聞に掲載された写真が実際にはカムコーダーで撮影しフレームを抜き出したものだと思われ、その異なるフィールドが重なっているため靴の形状が二重撮影されているため、あのようなので想像力をかき立てる物体形状に(一見)捉えられているように見えます。つまり、謎の物体、それはおそらく黒い革靴だと思われます。
ビデオを眺めて、もしも議員の中に靴を脱いでいる人がいたら、その人がおそらく謎の物体を投げつけた犯人です。犯人(被害者ではなく)は「頭部」ではなくて、「足下」に特徴があるハズです。
■写真のワナ
前述の「謎の物体、それは黒い革靴」もそうですが、報道写真についてなかなかに面白い本が二十年前に出た新藤健一の「写真のワナ 」です。もともとの旧版を大学時代に読んで、それをいつのまにか無くしてしまったので、新版を数年前に買い直しました。今でもきっと手に入るでしょう。お勧め。
■「顧客への対応の図」は「十牛図」
これはとても面白い「顧客への対応の図」ここまでシンプルに説明されると、もはやこれは禅で修行の道程を表すために使われた「 十牛図」の世界にまで昇華されているのかもとすら感じられたりも(一瞬だけね)。 from B面
2004-03-15[n年前へ]
■巨乳ビジョン・シンドローム
「人の視覚は7メガピクセル」編」です。実は、昨日の夜に書いたのです。しかし、前回の「アダルトビデオの科学」の話がバレンタインデーで、ホワイドデーは「巨乳ビジョン・シンドローム」ではあまりに哀しいすぎるような気がします。という理由ではもちろんないですけれども、一日遅れの今日アップロードです。
ところで、デジカメでもこんな「巨乳ビジョン・シンドローム」が起こりやすいもの、起こりにくいものがあったりするに違いありません。凹凸がある胸を見ると、すぐに「巨乳ビジョン・シンドローム」にかかるデジカメだってあるかもしれません。そして、そんなデジカメを喜ぶ人もいれば、そんなデジカメを問題視する人もいるに違いないことでしょう。
そんな時、「巨乳ビジョン・シンドローム」にクレームをつけられた徹夜続きの開発者達が
そんな凹凸が激しい胸まで保証できるかっつーの。等高線がでるのがイヤならアメリカ人みたいに、手術で小さくしろっつーの。とか
ロケット型のEカップなんて人間じゃないっつーの。大きければいいってもんじゃないっつーの。とうめいていたりするかもしれません。そして、ついにはそのプレッシャーに耐えきれずに
そんな人間離れした巨○は「割り切り*」だぁー。等高線が浮き出るのがイヤなら、その服を脱げっつーの。なんて叫んでいたりするかもしれません。いや、根拠の全くない勝手な妄想ですけれどね、もちろん。
* 製品の保証範囲外にしてしまうこと
■パノラマ風写真大作戦!
「写真内で当たり障りのない部分を引き伸ばしてパノラマ風写真を作るという、反則的なパノラマ風写真製造法」という謳い文句のパノラマ風写真大作戦! これはとても素晴らしいです。当たり前のことだけど、実に良いできになります。 from 窓の杜
2004-03-16[n年前へ]
■心と土と
> 「懐」かしいという字と、「壊」すという字はとてもよく>似ているのですよね。似ても似つかないように思うのに…。 あぁ、そう言われればほんとにそうですね。心(立心偏)と一緒だと懐かしくて、土と一緒だと壊れてしまうのですね。
2004-03-17[n年前へ]
■「2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム」
「メッセージのサイズや投稿数,返信率,投稿される早さなどの基本的な属性に加え,2ちゃんねるに特徴的な名無しと,2ちゃんねる語やアスキーアート(AA)などの定型的な表現技法に注目し、共分散構造分析により構築した「2ちゃんねるモデル」により定型的表現傾向が議論発散傾向と議論深化傾向に及ぼす関係などを明らかにする 」という「2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム」 from 石塚研究室
■更紗眼鏡 = カレイドスコープ
『カレイドスコープは、スコットランドの物理学者デヴィット・ブリュースターが1813年に発明しました。日本にカレイドスコープが伝わったのは発明から6年後の1819年(文政・天保期)。大阪の年代記に「更紗眼鏡(さらさめがね)」として記述があります』というカレイド・スコープ(万華鏡)ギャラリーのオタルカン。万華鏡の動画も見ていてとても面白い。
■今日書いた質問メール
男の私にはよくわからないんですけれど、女性がたまに「自分の大きなお尻がイヤ」と言うのを聞きます。 なんで、「大きなお尻」はイヤなのに「大きな胸」を寄せて上げて作ったりするのでしょう?なんだか、世の中にはわからないことが多すぎます。 それは養老孟司が出演するコマーシャル風に言うならば、「私は知らない、なぜ女性が大きなお尻を嫌うかを。私は知らない、なのに女性が胸を大きくしたがるその理由を。 …だから、知りたい」という気持ちです。ちなみに、オリジナルは「インターネットが普及し、さまざまな情報が身近になっても、私たちにはまだまだ知らないことはたくさんあります」という『IPv6ネットワークソリューション「知らない、知りたい」篇』です。
2004-03-18[n年前へ]
■菊名・新横浜
自由が丘から新横浜。ホームに入ってくるのは、こだまの最終三島行き。
この列車は700系だから良いのだけれど、300系だと列車に乗っているときは本も読めないし、PCの作業なんてもう拷問だ。グルングルン揺れまくりで気持ちが悪くなる。ダイヤ改正のせいなのか、300系が増えた?せいなのか、最近のこだまを使った出張はものすごくツライ。
■なぜ日本人女性は小さなお尻になりたいと思うのか
昨日書いた質問メールへの返事を紹介。
女性のお尻についてですが,今ちょっと思うのは,おそらく日本人に顕著な欲求なのではないでしょうか? 日本人は短足なので,さらにお尻が大きいと,洋服を着たときの後ろ姿が「強烈にブサイク」ですので.でも,胸は豊かでないとセックスアピールに乏しくメスどうしのオスの奪い合い競争に勝てませんから,ここは大きい方がよい,ということかな…?と存じます.
2004-03-19[n年前へ]
■「変わらないことは、変わるということ」
「変わらないことは、変わるということ」の一節。
人の「ものさし」というのは、当然人によって違う。人を評価しようと思ったとき、絶対的な評価をするのは難しい。たとえ「絶対的な基準」があったとしても、その基準さえ、時とともに変わっていってしまうことが多い。(中略)人間は基本的に変化していくものだ。何年かたてば、その間にいろいろな人と出会ったり、経験をしたり、考えたり思ったりする。そうすると「ものさし」が変わる。自分は変わっていないつもりでも、気づかないうちに変わっている。そんな状態の中で、「昔と変わらない人」と出会ったということは、「今のものさし」に合うように、その人も変化をしたということだ。
とても良い一節だなぁと思いつつ、こんなことも連想する。色んな「変わってゆく」があるだろうから、「頂点」を見る変化もあれば「裾野」を見る変化もあるだろうから、そんな時「絶対的な基準」や「時とともに変わっていってしまわないもの」を探したくなる気持ちだって、人によっては(あるいは誰しも時には)あることだろう、とも思う。もちろん、そんな連想はBGMの荒井由美の卒業写真のせいに違いないのだが。
■「鉄道車内放送の旅」
以前リンクを張ったサイトとは違って、全て生で録音した列車や駅にまつわる音を聴くことができる「鉄道車内放送の旅」周りの音も入っているそんな音を聴いていると、周りの空気や歩いている人だって頭の中で見えてくるような気がする。ヘッドホンでもかけて、日本中を旅する気持ちになってみるのも、良いかも。
いつも蒲田駅で聴く蒲田行進曲も、ホームが違うと違うメロディだった、なんていう発見も。
2004-03-20[n年前へ]
■ 35°N 135°E
緯度と経度の格子点で写真を撮り、それらの写真を集めた世界地図を作製するというdegree confuluence projectの日本を眺める。35°N 135°Eを眺めたりすると、松本清張のDの複合を思い出したり。 from COULD
■300系の車両
JRのダイヤ改正では補集合扱いになってしまう今日この頃。昔の「今日の必ずトクする一言」を読み直し、「耐え難い持続的な横揺れ」を回避すべく、自分用にメモ
300系車両では騒音防止のための巨大なパンタグラフカバーによる空力的揺動が大きく、それがボススタレス台車の横揺れ特性と相まって、特にトンネル区間で耐え難い持続的な横揺れを発生するようである。このため6両目と11両目はもちろん、その間に挟まれる7両目から10両目までが横揺れにさらされる。従って300系や700系車両では、先頭から2,3,4両目あたりがお勧めである。500系の場合はパンタのある5両目、12両目以外はどこでも我慢できる。ということは、禁煙という条件も加えると、上りの時は「13,14号車」、下りの時は「2号車」ということに。
■集合とその補集合の境界線をひく、ということ
センのパラドックスは、言い換えれば「万人に奉仕する社会はどうやっても作り得ず、一部の人間にとっての社会しか作り得ない」ということなのだろうか。そして「一部の人間」と「その補集合」を区切る絶対的な線を引くことはできず、誰かが…というおれカネゴンの「算数記」の文を読んでから、「センのパラドックス」を説明する『合理的な愚か者』へ。
定義域の非限定性(=どんな変なヤツもいるような社会?)であれば、「リベラル」的かつパレート的な(=どいつのわがままも聞きながら、みんなが満足するような?)社会決定はできないというその証明の解説は「はてなダイアリー」の「はてなダイアリー評議会」などの一連の動きを連想させ、さらに集合Aの補集合のさらにその補集合がその集合Aだと、なんとも当たり前のこともふと考えさせられる。集合Aになれなかったものがその補集合なのか、それともその補集合になれなかったものこそが集合Aなのか、消去法で決まる側はどちらなのか、とふと考える【補集合の補集合とはおれカネゴン】。
2004-03-21[n年前へ]
■孔子がブログについて述べていた
「なんとなく論語を眺めていたら孔子がブログについて述べていた」という「孔子 on ブログ」ちなみに、
孔子のように世渡りがヘタな人がブログを書いていたら、規約をよく読まないで記事を書いて、著作権をホスティング会社に奪われてしまうでしょう。イエスのように、長老に反抗してタブーを恐れない人がブログを書いていたら、きっとサーバを押収されるような騒ぎを起こしていたでしょう。という「仏陀のブログ」も。
2004-03-22[n年前へ]
■「ポジティブな自分」と「ネガティブな自分」
補集合の補集合から連想し、「「社会学」の科学哲学」を読んでみた。
初めに、社会像の提示の仕方には、その論理形式に応じて二種類の方法論があることを確認しておこう。「何かである自分」がポジティブな提示による自分なら、「何かでない自分」はネガティブな提示による自分なのだろうか。そして、それが「何かになれる自分」や「何かになれない自分」などという提示なら、提示方法だけでなく内容的にもそのポジティブさだったりネガティブさはさらに増すに違いない【何かになれないおれカネゴン】。
まず、「社会とは・・・なものではない」という否定的表現による社会像の提示がある。つまり、明らかに現代社会的で「ない」社会を見つけることにより、現代社会をその「補集合」として言い表す、と言う方法である。
つまり「補集合」の「補集合」として−研究対象の社会像を浮かび上がらせるのである。
しかし、それは結局「否定の否定」という操作を行っている以上(このネガティブな提示は)トートロジー(同語反覆)であり、いったい「何が」現代社会的か、という疑問には答えるが、「何故」現代社会がそのような姿になっているのか、という疑問には答えない。
そこで次に求められるのは「社会とは・・・なものである」、という肯定的提示を行う「ポジティブな提示」であろう。しかし、それはネガティブな提示とは違い、一筋縄ではいかない。
つまり、社会とは「・・・なもの」として認識可能なものなのであろうか?社会は、ひょっとするとカント曰くの「物自体」や、ヴィトゲンシュタイン曰くの「語り得ぬもの」なのかもしれないのである。
そんな自分に少し迷ってしまうなら、いっそ「自分」を「他人でないもの」とネガティブな提示で表してしまうのも良いのだろう。そして、トートロジーの迷路の中で、果たして自分や他人が「語り得るもの」かどうか、右往左往しつつ迷ってみるのも一興だろうか。
と、一瞬迷いつつも、そんな自分は一言で「バカ」とカントもヴィトゲンシュタインも言い表してしまうに違いない、と何故だかポジティブに思い至る【たった二文字でおれカネゴン】。
2004-03-23[n年前へ]
■文体でトリビュート
なんだか気づくと、どこぞの文体にはまってしまっていたらしい。これではまるでブランド商品のバッタもん。他人の文体で「自分と他人はどう違う?」じゃぁ、本末転倒七転八倒でしかないだろう。が、そんな文体模倣でトリビュートをした人は他にもたくさんいるようで、眺めてみるといろんなバッタカネゴンが闊歩していて、これはなかなか面白い。あっちで、こっちで、あっあの人も。
■「男」と「女」
「ポジティブな自分」と「ネガティブな自分」から、「ノーマ・ジーンとマリリン」を読んでみた。
ポジティブな自分を否定するネガティブな自分は必ずいるように、そして自分の本当に願う幸せはこれじゃない、と言い続ける自分がいるように、彼女の心の葛藤はとどまることがない。薬と酒に頼るマリリンは”結婚”にゴールを見出そうとするが、それも夢と現実のギャップ、男と女の違いに阻まれて妥協点を取ることも出来ない。「夢」と「現実」の違い、を新明解で調べてみれば、「夢」が「睡眠中に生活経験のごとく生起して目覚めると同時にはかなく消える、一種の幻覚」で「現在当面していて、それを無視することができない事柄」となるらしい。なるほど、目を開けると同時にはかなく消えてしまうのが「夢」で、目を開けても消えずに目の前に居座り続けるのが「現実」というわけか【目をつぶりたいおれカネゴン】。
「夢」と「現実」の違いはなんだかわかるような気がするが【何をわかったカネゴン】、「男」と「女」の違い、というのはいったいどんなものなのだろう?新明解に聞いてみる前に、もう少し自分で考えてみることにしてみよう【自習でなにをおれカネゴン】。
文中で目をとめたのが、こんなフレーズ。
マリリンを一言で表現するのは難しいといったのは、3番目の夫アーサー・ミラーつまりは、カントやヴィトゲンシュタインでなくとも誰しも「語り得ぬもの」で世の中は満ち溢れていると思うのだろう。そして、「三番目」というくらい世の中には”結婚”も満ち溢れているらしい。一体、ギネス記録は何回なのだろうか。
結婚のギネス記録はどうでも良いが、アーサー・ミラーが「マリリンはマリリンだ」と言いたくとも、「マリリンはマリリン」なのかはたまた「マリリンはノーマ」なのか、そんな言葉の迷路に迷い込んでしまったりもするわけで、「語りえぬもの」ばかりの世の中というものもそれはそれで良いかも知れぬ。さすれば、何も語らずに黙っていたとしてもも、「沈黙は金」と誤解されつつあるがままに許されたりするのかもしれない【黙ってられずにおれカネゴン】。
■ピンホール80 ひまわり/オリーブ
一昨日発売のちょっとカラフルなバージョンのポラロイドフィルム使用のピンホールカメラ。ひまわり色のピンホールカメラを使って、十秒くらいの露光時間で世界を眺めてみるのも面白いかも。
2004-03-24[n年前へ]
■電網“Tech人”ニュースウォッチ
Oliver@スラッシュドットさんのロボットマシン猛レース/フラッシュ・モブでスパコンができる/他が出ている。一刀@借力さんのコンピュータ“と”遊ぶより楽しい/今年の花見は、ブログで共有/他なんかを眺めると、好む記事のかぶり方とか立ち位置がわかって個人的には面白い。選ぶニュースに関して、どう「広く狭く」という兼ね合いをつけているのか想像するのも、これまた興味深い(あくまで個人的に)。
2004-03-25[n年前へ]
■人の作業にプロファイラーで「エクセルは一日三十分までよ」令
少し前に、作業をしている人のPC(作業専用PC)にプロファイラー(ex. PC EYES)を入れてもらった。その作業用PCで、どんなアプリケーションをどの程度の時間使っているか、どんな作業をしているかを調べてみたのである。例えば、何回キーボードを押したり、マウスを何回クリックしたかなんて調べてもらったわけだ。
プログラムを作る際に、実行速度を上げたりすることを目的として、プロファイラーを使うことも多いだろう。そんなコンピュータ・プログラムの効率化・スピードアップと同じような目的のために、つまりはその人の作業時間を短くするために人間がPCに向かっている作業に対してプロファイラーを使ったわけである。「こんなソフトを入れられるなんて、そんなソフトで最適化を迫られる側からするとそれはとてもイヤだろうなぁ」とは思うのだけれど、(人間様がしている作業を)最適化してスピードアップしないとパンク状態を解消できないし…時間泥棒は大群で攻めてくるし…というわけで背に腹は替えられなかったりしたわけである。ヒドイ話なのかもしれないけれど、人の作業にオプティマイズオプションをつけなければイケナイわけなのである。
で、そのプロファイラーの結果を見てしみじみ思ったのが、「エクセル=時間泥棒犯人説」なのだった。 …エクセルのような表計算ソフトは「見た目に判りやすい」というのはとても素晴らしい点だとは思うのだけれど、数値からなる表を作ったりグラフを作成したりする分にはむやみに人間に時間を掛けさせていることが多いなぁ、ということをその結果を見てつくづく感じたのだった。初めて見るデータをいじってみるには悪いツールではない(それどころかとても素晴らしいツールだと思う)のだけれど、ほとんど同じ(だけど少しだけ違う)ような作業を繰り返しする人にとっては覚醒剤のように害のあるツールだなぁ、と思ったのだった。少なくとも、オプティマイズ・オプションをつけなければイケナイ状況ではなんともマズイものだなぁ、と思ったのだった。
エクセルを使って、数値からなる表(あくまで数値表)を作ったりグラフを作成したりする場合、エクセルは何だかやたら人間に対して同じような(だけどホンの少しだけ違う)作業を繰り返しさせている。逆に言えば、その作業をしている人は飽きることもなく、実験データやら何やらを一生懸命入力したりグラフにしたりしている。もちろん、その人は真面目に一生懸命作業をしている(つもりな)わけなのだけれど、哀しいかなその作業はプロファイラーを通すと最適化されるべき対象に捉えられてしまうのである。最適化オプションを付けて下さいね、と言われてしまいそうな作業に見えてしまうわけである。…で、とりあえず(半分だけ)冗談で「エクセルを使うのは一日三十分までよ」なんて言っているわけだけれど、どうしたものかなぁ…。プロファイラーで最適化対象にされちゃうなんてイヤだろうけどなぁ…。
■「こんいちは。私はスティーブン・セガールです」
最近、スティーブン・セガールくんから毎日SPAMが届く。
こんいちは。私はスティーブン・セガールですではじまり、
取除きなさいか ここにかちりと鳴らしなさい。で終わる自動翻訳をさらにヘンな添削をしたらしきメール。「こんいちは」「取除きなさいか」って言われてもなぁ。
2004-03-26[n年前へ]
■Ppt2Jpg2swf
PowerPointのスライド一覧を画面に出して、話の流れを眺めることはよくある。だけど、あの画面はどうも見にくい。スライドが全部見えるようにすると、スライドがちっちゃくなってしまい、スライドが読めなくなる。かといって、スライドを大きくすると、全部のスライドは見えなくなってしまう。
こんな時はもちろん、zphotoのズーミングするインターフェースが便利。全部を眺めつつも、注目点だけはちゃんと拡大して眺めてみよう、という如何にも人間的な仕組みが似合うハズ。というわけで、これからはコマンドでPpt2Jpgとjphoto2を繋げた"Ppt2Jpg2swf"を使うことにしてみよう。
試しに、ここに貼り付けた画像は「アスキーアートのPowerPoint資料」をFlashのPowerPointスライド・サムネイルにしてみたようす。画像をクリックして飛ぶリンク先が生成されたSWFファイル。
2004-03-27[n年前へ]
■コンビニ倶楽部・乾電池王!・Tokyo Playland
「東京ライフを地味に、ジャンクライフを大きく楽しむ」というemiko.com。コンビニ倶楽部・乾電池王!・Tokyo Playlandという三種類のコンテンツからなるが、そのいずれもが私にはとても面白い。確かにこういうページこそが「デキる理系の女性」のページかも。 from Fast &First 掲示板 「理系女性の華」
■マイムマイムでヘブライ語&イスラエル&聖書を知る
フォークダンスの「マイムマイム」はどんな歌詞だったっけ?と、考え出すと人それぞれ色んな歌詞がある。色んな「マイマイマイマイ…マイム…」がある。
歌詞"usha'avtem mayim besason mima'yney hayeshuah"はヘブライ語で「あなた方は救いの泉から喜びと共に水をくむだろう」 砂漠で見つけた泉の周りで流れる水のように輪になって踊る、それがマイムマイム。ところで、あなたのマイムマイムはどんな歌詞?
■中国城と夕暮れ
通りを少し入ったところに「中国城」がある。"Inteernet"と雑に書いた看板が下にはある。何だか面白そうだけれど、ベランダは青いシートで目張りがしてあったりして、なかなか入れる雰囲気じゃない。第一、入り口が今ひとつよく判らない。
港に行くとちょうど夕暮れ時。足下にはタンポポ(蒲公英=春、中空の花茎の先に黄色または白色の花をつけるキク科タンポポ属の多年草の総称。羽状に裂けた葉は根ぎわから群生。種子は白い冠毛をもち、風に乗って飛ぶ。カントウタンポポ・エゾタンポポ・セイヨウタンポポなど)。
■続「男」と「女」
男」と「女」の違い、というのはいったいどんなものなのだろう?と首をひねってしまったわけだけれど、
掲示板を初めて見て以来、女性がこわくてたまらなくなりましたという言葉で始まる「小町を見て女性不信」という大手小町の話題。何だか、この一連の意見を読んでいると、何故だか楽しくなってくる気がするのは私だけじゃない…ですよね?他にもそんな人はいますよね…? これを読みながら、「あぁ(多くの)男性はやっぱり女性が好き」なんだなぁと今更ながらに思ってみたり。 from 日記ちょう
2004-03-28[n年前へ]
■浅草・北千住
浅草を過ぎるときに、撮った写真が一枚目。なんだか、その場所が持っている雰囲気に暗示をかけられたせいなのか何なのか、空気が少し色褪せて見える。こういうところで、「120°のわたしだけの地平線」を切り取ってみるのも確かに良いかも。タイトルをつけるなら、…「雷おこしと青いビル」
北千住では、昼食をとりながらドラマ「プライド」の最終回の話題に。私はまだ見ていなかったのだけれど、なかなかにすごいストーリー展開だったらしい。「相手を抜いても抜いてもセンターラインにすらたどり着けない」というキャプテン翼も真っ青のコートの広さとか、「完璧なまでのマンツーマンシフトを逆手にとった奇想天外戦法」とか…、なんだかそれを聞きながら、ふと帰ったらビデオで「プライド」最終回を見てみようと思ったのだった。
それはともかく、「氷の女神の女神なんか見えない」(アイスでもないし)わけで、すると当然ながらその結果は、「負けてるし」というのが後の二枚の写真です。
■モザイク・ギャラリー
「シャイニング」のジャッックニコルソンの顔を俳優の顔3000個で作ったモザイク画像。このページには他にも面白いモザイク画像も。Sharewareだけど、ソフトウェアもダウンロードできる。ちなみに、hirax.net製はこちら。
■LOMO Horizon 202 ++
「超広角パノラマイメージの飛翔」120°のあなただけの地平線を切り取る。ガソリンスタンドと彼女のバイク、摩天楼と信号点灯、入道雲とカブトムシ、おばあさんとコンピュータ。というLOMO Horizon 202 ++。
■Artistic Screening
芸術的なハーフトーンスクリーン。その中の動画は結構眺めているだけでも面白い。
2004-03-29[n年前へ]
■ことばの砂時計 / kotosuna
自分のことばをサラサラ落としてみよう。長い言葉なら、ことばの山がきっとできる。短いことばなら、思った通りに並ぶかもしれない。あるいは、思っては見なかった、だけど何故だか少し似合うことばに変わるかもしれない。
何人かが書いただろう言葉、そしてそれ以上に面白い言葉をなかなか思いつけないのが「す」「き」。ガラスの砂時計の中にそれぞれのことばを封じ込めてみたり、それを少し振ってみるのはとても面白く新鮮だと思う。見なかったからといって、損はしないだろう。けれど、これを見れば必ず何かを得ると思う、の「ことばの砂時計 / kotosuna」 from 優雅な生活が最高の復習である
2004-03-30[n年前へ]
■超萌え代数 - hyper-moe algebra -
「初等ロリータ指向(×嗜好)プログラミング」「ロリータ指向プログラミング中級基本編」を開発したEntis Lab.が今度は数学を生み出した。その数学の名は「超萌え代数-hyper-moe algebra- 」 萌えもついにhyperになったのである。
「萌え」の世界の原点(萌え零点)とは一体何処か?、「萌え」は果たして可換なのか?、そしてはたまた、さらに一般化された「超萌え-hyper-moe algebra-」とは何なのか?かつて、「やおい」の評価演算子で「やおい代数学」が生まれたように、「萌え」も数学としてその姿が明らかになる、…のかも…。
■今日の思い出話「マイコン雑誌」編
古いコンピュータ雑誌、例えば「RAM」と言うと、東京八重洲口にあったコンピュータショップを思い出す。二十五年程の昔だから、コンピュータショップというのが結構珍しかった頃に、たまにPETやTRSのPCを見にに行っていた。だけど、すぐにその店は潰れてしまって、潰れるときに「RAM」等のコンピュータ雑誌の在庫をタダで配っていたのだった。
で、次に「I/O」というと「アイドル」七味十枯子さんを思い出す。「素晴らしいマイコンの世界」の白田由香利さんあたりから、そんな「萌え」の空気はあったわけだけれど、それが七味十枯子さんやら「ASCII」のYoのけそうぶみの鷹野陽子さんやらに繋がっていたのだろうか。で、ビックリしたのが白田由香利さんが学習院大学の経済学部教授になっていたことだ。何というか、その時間の流れにちょっとビックリだ。と、そんなことを思い出したのはもちろん「月刊アスキー別冊 蘇るPC-9801伝説 永久保存版」を買ったから。ちなみに、「マイコン」は今ひとつだったかな、個人的には。
■Google Personalized BETA
個人の趣味が反映された検索結果が得られるGoogle Personalized BETA。検索をしたら、あとはPersonalizeレベルをスライダーで変えよう。すると、リアルタイムで検索結果が変わる。
あまりに個人の趣味が反映された検索結果は新鮮みがなくてツマラナイ気もちょこっとだけする。けれど、そのインターフェースはなかなかに面白い。
2004-03-31[n年前へ]
■Google Newsを地図(番組表)にする
Google NewsをTreemap(地図)にした、いやむしろGoogle Newsをテレビの番組表にしたと言った方が良いようなnewsmap。ワイドショーにおけるニュースの大きさは、テレビの番組表に占める面積で判断されるように、WEB上のニュースはnewsmapの番組欄の大きさで判断することができる。 from Going My Way.
■世界ピンホール写真デー
「世界ピンホール写真デーは、毎年4月の最終日曜日に催される。今年は4月25日です」という世界ピンホール写真デー。世界中のピンホールカメラファンが4月25日に外に出て、その人のピンホールカメラで景色を世界を映し出す。
■英単語を生み出す26の基底
n文字の英単語は「26*nの基底の空間」に位置する点だ。もしも、四文字単語の最初の文字をインデックスとして別扱いしてしまえば、残りの三文字を三次元空間の位置と考えれば、4文字英単語、すなわち、「26*4の基底空間」の点を「三次元空間」の点に変換し眺めてみることができる。それが"base26".
四文字の英単語を空間に並べて眺めてみよう。そして、単語間の「距離」で遊んでみよう。 from dotimpact::journalprinter.
■「マイコン私情」
ここの157なんかが参考になるのかもしれません。ところで、ふと思うのはI/OもASCIIも西和彦が創刊したことを知らない人も多かったりするのでしょうか。もちろん、そもそもI/Oを知らないとか西和彦を知らないとかいう人も多いのだろうとも思いますが。