hirax.net::inside out::2005年07月05日

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2005-07-05[n年前へ]

下丸子 

 計算の高速化手法(超入門編)を学んでいると、パズルのように楽しい。もし、計算プログラミングを仕事にしていたならば、とてもはまってしまいそうだ。もちろん、そんな風に面白く見えるのはきっと超入門編だからなんだろう。
 今回のようなItanium 2 でなく、次はPowerPC G5の場合も学んでみたくなる。



下丸子






スクロールバーに見る「未来の予感」 その3 

Google Arabic on IEGoogle Japan on IE スクロールバーに見る「未来の予感」 その2に書いたように、『スクロールバー類はその言語の「上手」に位置するのが自然である一方で、同時に「スクロールバー」類は本文よりも「利き手側」に位置する方が自然』に思えます。
 そんな「自然」を実感するのが、アラビア言語系のページをInternet Explorerで眺めているときの「不自然」さです。右の二つの画像はnakama yukie"をGoogle Japanで検索をかけた結果と、同じくGoogle Arabicで検索をかけた結果です。アラビア語表示のGoogleをInternet Explorerで眺めていると、スクロールバーが本文左側に位置してしまいます。その結果、不自然な操作感になります。もちろん、Tablet PCを使っていたりすると、スクロールバーを操作しているときには(右腕に遮られて)全く本文が見えなくなってしまいます。本文をスクロールしたいのに、その肝心の本文が見えなくなってしまうのです。まさに、本末転倒です。

Google Arabic on Fire foxGoogle Japan on Fire fox 一方、Fire foxではそんな風にはならないので(右の二枚のスクリーンショット参照)、アラビア語圏のページをTablet PCで眺めるときには、Fire foxを使うようになりました。アラビア語圏の右利きの人はTablet PC上でFire foxを使うと、とても気持ちよい操作感になりそうです。『スクロールバー類はその言語の「上手」に位置するのが自然である一方で、同時に「スクロールバー」類は本文よりも「利き手側」に位置する』わけですから。同じように、左利きの日本人がこんなテクニックでも使って、右側にスクロールバーを持って行ったInternet Explorerを使っていたりすると結構気持ちが良いのかもしれません。残念ながら私自身は右利きなので、その気持ち良さを実感することはできませんが…。

「理系バカと(存在しない)文系バカ」 

 「おろかもの」の正義論 から。しかし、考えてみれば、理系馬鹿という言葉と同じく、文系のありとあらゆる分野でも、対応するものがありあそうな気もしてくる…。

 ところが、文科バカという言葉は存在しないようだ。たぶん文科系の場合は頭に「文科」をつける意味がないのだろう。 小林和之 「おろかもの」の正義論 ちくま新書