hirax.net::Keywords::「お化け煙突」のブログ



2010-05-06[n年前へ]

お化け煙突の「幾何学」 

 「お化け煙突の謎解き」を読む。単純な、けれど美しい幾何の世界、そして、ひどくノスタルジックなずいぶん昔の景色に強く惹かれ、その中に深くひたる。

「足立」のシンボル、お化け煙突は隅田川に面した千住桜木町に大正大震災の後、1925年(大正15)に建設された。当時の、東京での建造物の最高の高さを誇る、83.5メートルであった。
 夏と冬の渇水期に水力発電の能力が落ちる、その時、運転され、たくさんの煙を出した。そのために、時々、思い出したように煙が出るので「お化け煙突」と呼ばれ始めた。
 見る方向(角)により四本が三本,二本,一本、と目まぐるしく変わって見えるので、不思議に思え(お化け)のようだと言い出した。
 煙突が菱形に配置されており、また中心に2本並列していた煙突と前後にあった煙突が重なり合って1本に見えることから、真横から見ると1本、斜めから見ると2本ないしは4本、真正面から見ると3本になったと言われる。また常磐線や京成本線からもこの煙突は良く見え、列車の移動に伴う本数の変化が眺められたという。

2012-10-02[n年前へ]

「お化け煙突を(google検索の)3次元グラフ作成機能で描いてみる」 

 「お化け煙突を(google検索の)3次元グラフ作成機能で描いてみる」(Fallen Physicist, Rising Engineer)

 (お化け煙突とは)東京の千住に昔あった煙突が、4本に見えたり、3本、2本、ときには1本に見えるというもの。それでお化け煙突という名前が付いている。

 あぁ、これは実に面白い。数式z=exp(-(x^2+(y-31.1)^2))+exp(-(x^2+(y+31.1)^2))+exp(-((x-5.25)^2+y^2))+exp(-((x+5.25)^2+y^2)),y is from -50 to 50,z is from 0.001 to 0.01をGoogleで検索すると、「お化け煙突の三次元幾何学」が出現します。



■Powered by yagm.net