hirax.net::Keywords::コーヒーのブログ

2005-05-20[n年前へ]

「今日のコーヒー」日記

まんぷく::日記 - 「今日のコーヒー」日記 「会社でコーヒー淹れを担当するIさんは、毎日『今日のコーヒー』情報を付箋に書いて貼っていた。いつの間にか、コーヒーとは関係ない寸感もそこには書かれるようになっていた。そして、今日退社される記念に…今までの付箋が給湯室にまとめて張り出された。毎日少しずつ、色んなことを書き留めた結果は…」という「今日のコーヒー」日記

2005-06-11[n年前へ]

「Mac for intel」と「スティーブ・ジョブス@開発現場」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0607/apple3_823.jpgApple - QuickTime - WWDC 2005 「intelのCPUへの移行」を発表したApple WWWC 2005のKeynote speechビデオを眺めていて、クパチーノのApple社内で行われていた移開発作業のようすを想像し、先日聞いたNeXT STEP 3.0の頃の開発現場に現れるスティーブ・ジョブスの姿の話を思い出した。
 それは、製品出荷日が近づいてきて、開発メンバーの疲労が極限値に達している頃、「よれよれの服」と「無精ひげ」と「疲れた顔」で「リフレッシュコーナー」に現れると、「おれもガンバルから、おまえも頑張れ」としみじみ語る、という話である。そして、その言葉とジョブスの姿を見た(精神的にも肉体的にも)疲れた(単純な)社員たちのやる気は(単純に)180 % アップしたという。

 ふと周りを見ると、ここは機械が林立する実験室。今日見た景色は「霧の箱根山中の実験室」 もちろん、ジョブスはこに現れれることはない…。さてさて、コーヒーでも飲んで、カフェインの力でやる気を(強引に)180 % アップさせようか。

2006-05-06[n年前へ]

2年先の未来

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト ふと、「ニュース・ウォッチ」と称していた頃の「平林純@hirax.netの科学と技術と男と女」の過去ログを眺めてみました。2004年3月〜2005年7月までの過去記事ですが、その過去記事から、色んな種類の未来が見えてくるような気がします。「みんなが笑顔のベストショット検出技術」「トランプ・カード透視術「“コーヒーでガッツ”の秘密」「一人と一人を繋ぐIP糸電話」…2年前の過去を眺めれば、間違いなく2年くらい先の未来は見えるはず、と思います。

2007-07-06[n年前へ]

物語と市場経済

 現代は大衆民主主義と資本主義と科学技術の時代である。人々は原則平等という権利と引き替えに、細かい差異化過程に巻き込まれ序列化されることを余儀なくされる。 「科学とオカルト」P.7 はじめに
 「科学とオカルト(池田清彦 講談社学術文庫)」は科学という積み木と隣り合うオカルトという積み木の姿を描く。そして、それと同時にこの本が描くのは、科学だけでなく資本主義と大衆民主主義という積み木とも隣接するオカルトの姿でもある。

 本屋に置いてある雑誌や駅に置いてあるフリーペーパーを眺めてみれば、たくさんのファッション・スタイルや数限りないグルメスポットが掲載されている。そんなたくさんの選択肢から自分なりのものを選んで自分に振りかけてみても、他人と自分の違いは、スターバックスで注文するコーヒーかホットドッグのトッピング程度の違いしかないことだって多い。

 宗教という大きな公共性も身分制という規範も存在しない現代では、自分が何者なのかということを教えてくれるものは何もない。唯一、最大の公共性であり科学は、そういう問いには原理的に答えることができない。「科学とオカルト」P.148 現代オカルトは科学の鏡である
 元サッカー日本代表の中田英寿は「自分探しの旅」へと出かけてしまい、須藤元気は格闘技のリングから「スピリチュアルな世界」へと舞台を変えた。「僕って何」という問いかけをする「一見さんに対し」、ほとんど全てのものが明確な答えを与えることはしないように、科学が一見さんが抱えるその問いに答えることはない。

 お客様は神様です。  三波春夫
 「お客様は神様です」という言葉とともに、スーパーにはたくさんのものが並び、私たちは自分が持っているお金の範囲で自由に商品を選ぶことができる。現代社会は、お金を持っている限り有効の神様チケットを持った人で満ちあふれている。それと同時に、そんな神様たちは「選択」という価格の付けられたチケットを持ってはいるけれども、選択に迷いがちで自分を見つけられない存在でもある。
 幸か不幸か、社会はこの現実社会にはないものを物語という形で流布する。「かけがえのない私」というのも、こういった物語の一つである。「科学とオカルト」P.149 現代オカルトは科学の鏡である
 消費者が望むものを誰かが生産する。需要のあるところには、必ず供給が生まれる。科学が生産できないものを現代の消費者が望むなら、そこには、必ず別の供給者が現れる。それが自由市場主義で動く現代社会なのだろう。消費者という神様は欲しいものに応じ、時には科学を選び、時にオカルトを選ぶのである。お客様という神様たちと、そんな神様たちの欲望に応える供給者が作り出していくのが、21世紀の世界なのだろうか。
(「科学とオカルト」を書いた)池田の著書は、自分で考えるとはどういうことか、結局はそれを教えてくれる本なのである。  養老孟司
 

2008-05-11[n年前へ]

腹部全脂肪面積減少のヒミツ

 こんなキャッチフレーズの新聞広告を見た。

 「コーヒー豆マンノオリゴ糖」には、腹部全脂肪面積を減少させる効果がみられました。
そこには、(成人男女が)缶コーヒーを一日一回飲むことで、12週間のうちに20cm^2ほど「腹部全脂肪面積」が減少しているグラフが掲載されていた。そのグラフによれば、「比較対照のコーヒー飲料」を一日一回飲んでいた場合には、-4cm^2ほど「腹部全脂肪面積」が増加している結果が示されている。

 「腹部全脂肪面積」とは一体どのようなものだろうか?……単純にそれを想像するなら、それは「腹巻で腹部を巻くようにしたときの円筒状の部分の表面積」に思える。もし、そうであるならば、このグラフは次のような結果に見えてくる。

 「腹巻で腹部を巻くようにしたときの円筒状の部分の表面積」は

高さ(cm)×2×3.14×腹部の半径(cm)
である。腹部の高さは、成人男女であれば20cmほどだろう。そこから逆算して見ると、20cm^2ほどの「腹部全脂肪面積」減少は、0.16cm=1.6mmほどの腹部の半径(脂肪厚み)減少を示すことになる。たった、1.6mmの変化である。

 と書くと、いかにもの「数字のマジック」でしかないようにも思える。しかし、「(腹部に巻く)ベルトの長さの変化」でそれを表現すると、それは1cmほどになる。そう考えて見ると、今度はこの脂肪減少量が結構大きいものに感じられてくる。何しろ、ベルトの穴一個分ほどの量である。

 ちなみに、「比較対照のコーヒー飲料」を一日一回飲んだ場合の「4cm^2ほどの腹部全脂肪面積増加」は、30μmほどの腹部の半径(脂肪厚み)増加を示している。30μmでは髪の毛の太さにも満たない程度の変化である。ここまでくると、誤差としか言いようのない範囲に思える。

 結局のところ、「よくわからない」としか言いようがないが、次にコーヒーを買うときには、この広告が気になって(この)「体脂肪が気になる方に」のコーヒー飲料を買ってしまいそうな気がする。もっとも、「20cm^2ほどの腹部全脂肪面積減少」よりは、「一月でベルトの穴1つウェストが細くなる」という売り文句の方が実感できそうな気もするのだが。

腹部全脂肪表面積減少グラフ