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2009-08-24[n年前へ]

ワイヤーがあるかのようなノンワイヤーブラジャー『きんちゃくブラ』新発売 

 まるでワイヤーがあるみたいなノンワイヤーブラジャー『きんちゃくブラ』新発売

 バストにフィットした着けごこちのノンワイヤーで、ブラジャーのカップのサイドから下辺部の曲線部分に、ストレッチテープでギャザーを入れることで、立体的な丸いバストをつくります。また、カップ内側の脇パネルで脇を寄せ、すっきりとしたシルエットをつくります。ブラジャーのカップに施したプリントは、ドット(水玉)柄のフロッキープリントを用い、凹凸を出し、ドットとカップ部分のパワーネット(伸縮性のある網目の生地)のカラーを異なる配色にしています。

2009-11-22[n年前へ]

NEWS今昔物語 「 科学の楽しみ」編 (初出2004年10月28日) 

 時間が矢のように過ぎ去る師走が近づいています。というわけで、何かを書くことができなかった日には、ずっと昔に書いた(リンク切れになっている)文章を書き写していくことにします(実際にはWikiで書いた文章を整形するスクレイピング用Rubyコードを書いただけです)。

 過去に書いたものは、今から振り返って見ると的外れなものも多いとは思いますが、意外に今から眺め返してみても新鮮なこと(不思議に現在や未来がわかりやすく見えてくること)もあるかもしれない、と思います。というわけで、シリーズ「今昔物語」を始めてみます。古い文章なので、リンク先は「リンク切れ」になっているものばかりだとは思いますが、ご容赦ください。

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 今は、今井功の直筆書き込みがされた本を、お借りして読んでいます。この記事を書いてから、今井功が病の中、病院で点滴されながら、点滴の落ち具合を観察して考察していた話など聞きました。毎日が、「物理の散歩道」だったのだろうかと、感じます。

(記事を書いた時の)ひとこと

 新潟の地震による被害はとても大きく、ネット上でも多くの募金が行われている。気軽に募金ができるのは不幸中の幸いだ。「人助けはまずお金から」、かも。

「ブラジャー・カステラ」と「学研まんが 下着のひみつ」

 これまで数々の奇妙奇天烈なブラジャー(プレスリリース)を発表してきたトリンプが先月22日ブラジャー・カステラを顧客に配布したという。横浜文明堂カステラの表面を「天使のブラ」デザインでデコレーションしたというスグレもの?だ。

 ブラジャー関連を「顧客に配布」と言えば、今年四月に学習研究社企画制作しワコール全面協力で発売された「まんがでよくわかるシリーズ 下着のひみつ」も、今夏にはワコールジュニア商品取り扱い店舗で限定配布されていたという。一般に女性の乳房は左右あわせて360~640mlの容積で500ml 入りのペットボトルを抱いているようなものなんていう役に立つ?知識も得ることができるようだ。これはちょっと読んでみたいかも…。

「国が育てる?サイエンスライター」と「理科大好きシンポジウム」

 先月10日、「国がサイエンスライターを育て、研究の成果を国民に分かりやすく解説し、日本全体の科学のレベルを上げるべき」という文部科学省の科学技術・学術審議会の骨子案がasahi.comの記事を発端として話題になった

 文部科学省は「科学技術離れ」「理科離れ」対策の「科学技術・理科大好きプラン」の一環として、今月6日から大阪・岡山・東京・金沢で理科大好きシンポジウム2004も開催する。「科学技術・理科大好き」な生徒の研究発表もあるというから、興味のある人は(期待を込めて)行ってみると面白いかも?

ロゲルギスト今井功氏が亡くなる

 先月24日、流体物理学者の今井功が亡くなった。今井功は覆面グループ・ロゲルギスト(近角聰信、磯部孝、近藤正夫、木下是雄高橋秀俊、大川章哉、今井功)の一人"I2氏"として、50年代から70年代にかけて科学随筆「物理の散歩道シリーズ」「新物理の散歩道シリーズ」を書き続け、数多くの理科・技術大好き人間を生み出した。

 もし、「物理の散歩道 」「新 物理の散歩道 」シリーズを読んだことがない人がいたならば,ぜひ探して読んでみてもらいたいと思う。きっと「科学技術・理科の楽しみ」に浸ることができるはずだ。ロゲルギストは間違いなく、日本の科学のレベルを上げてきたと思う。

2011-02-11[n年前へ]

35〜50歳の87パーセントが「スカートめくり」経験がある!? 

 男性の93パーセントは「ボールペン型釣り竿」が欲しくてたまらないの「ポケットに入れて持ち歩くことができる!?釣り竿」を眺めていると、小学生だった頃のともだちの顔を思い出しました。なぜかと言えば、・・・その頃、みんなの知恵を結集して秘密道具「スカートめくり機」を開発したことがあり、それがまさにこんな形をしていたからです。竿のしなりを応用することや、糸の間に取り付けた複数の重りによる連成運動を考え、あーでもない、こーでもない、と改良を続け、近所の公園の練習をしたりしたことを思い出したのです。

 そういえば、「スカートめくり」なんていう言葉をずっと忘れていたような気がします。ためしに、ググってみると、

 スカートめくりとは女性・女子の穿いているスカートを不意・計画的にめくりあげて、下着を露出させる行為である。1960年代から1980年代にかけて、幼稚園児から高校生までの児童(男子と女子の双方)の間で流行した。
Wikipediaがアンサイクロペディア風の説明をしています(アンサイクロペディアの説明はこちら)。そうか、あれは「1960年代から1980年代にかけての」流行だったのかと、その時代にランドセルを背負っていた頃を思い出しながら、考えたのです。

 1960年代から1980年代にかけて小学生くらいだった人たちというと、生まれた年が1960年〜1975年くらいということになるでしょうか。2011年の今年には35〜50歳くらいになっている人たちです。その人たちは、「スカートめくり」大流行のビッグウェーブを体験した世代なのです。

 hirax.net 調べでは、35〜50歳の”スカートめくり”黄金世代=”スカートめくり”ゴールデンエイジの実に87パーセントが「スカートめくり」経験があります。そんな世代の人たちは、「携帯ペン型釣り竿 」をポケットに入れない方が良いのかもしれません。携帯ペン型釣り竿ならぬ、携帯ペン型スカートめくり機と勘違いして・されてしまう恐れもありますから・・・ね。

2012-11-18[n年前へ]

「黒パンツを覆う白生地中の光収支方程式」問題をエクセルで解いてみよう!? 

 検証!「夏目アナの脇汗事故はなぜ起こったか?」ー灰色の服が汗染みに弱い理由では、脇汗をかいた時、着衣の外見がどのような色になるかを考えてみました。
 今日は、別の着衣の「外見色」問題、「白生地で覆われた黒パンツは一体どんな風に見えるのか?」という(いわゆるひとつの)「黒パンツを覆う白生地中の光収支方程式」問題を、表計算ソフトであるエクセルを使って解いてみることにします。

 「白い生地」は光を散乱/拡散させる素材です。 簡単のために、白生地が完全に光を散乱/拡散させるものと近似すると、生地中の微小領域(部分)を考えれば、その領域は周囲に等方に光を発するということになります。 逆に言うと、「白生地の各領域は周りから発せられる光を受ける」ということです。 そんな風に考えると、(下図に描いたように)白生地の各領域の輝度は、「周囲の輝度の平均」を用いた形の式で表されることもわかります。つまり、この「黒パンツを覆う白生地中の光収支(輸送)方程式」は熱伝導方程式などを解いたのと同じやり方、エクセルで「反復計算(循環参照計算)」を使えば解くことができるのです(下図参照)。

 それでは、実際にエクセルを使って「白生地で覆われた黒パンツは一体どんな風に見えるのか?」問題、すなわち、「黒パンツを覆う白生地中の光収支方程式」問題を解いてみることにします。(参考までに、今回作ったエクセルのファイルはここに置いておきます
 まずは、エクセルに『体の上の「黒パンツ」』を示す「反射率分布」を白黒(1,0)で造ってみます(上図のA1からQ16までの領域)。 そして、その下に(B19からQ34までの領域)に「(黒パンツを覆う)白生地」を作ります。 白生地の各領域には "=(上+下+左+右)/6 + 自分×反射率/6+1/6" といったような式を入力します。 そして「反復再計算」を実行すると「白生地で覆われた黒パンツは一体どんな風に見えるのか?」をエクセルが計算してくれるわけです。 また、「数値の大小が色を表すような書式」にしておけば、計算結果をそのまま濃淡のイメージとして眺めることもできます。

 さて、体の上に「黒パンツ」があるとして(上図の右上部分)、その「黒パンツ」を覆う白生地が(外見上)どんな輝度に見えるかの計算結果を示したのが、上図の右下部分です。 (白=1, 黒=0)という色で示した計算結果を眺めてみると、白生地越しの黒パンツはずいぶん「ぼやけた姿」となって見える、ということがわかります。 単純な計算ですが「確かにそんな感じ」という結果になりました。

 下着が透けてしまう・それとも大丈夫(透けない)といった「着こなし」の問題に悩んだときは、その問題を表計算ソフト・エクセルを使って「実際に解いてみる」という解決策はいかがでしょうか?

「黒パンツを覆う白生地中の光収支方程式」問題をエクセルで解いてみよう!?






2017-09-01[n年前へ]

下着マチ部分の「わずかな凹凸」がなぜボトムスの上から視認されるのか? 

 平日のラッシュ時間、駅のホームから上がる階段は、人がギュウギュウに詰まっている。 その階段を登りながら、こう考えた。

 職場や学校に向かうだろ多くの人に挟まれて、密度高く窮屈に階段を昇っていると、ちょうど1メートルくらい先の正面に、階段を上る女性がいる。 私の顔のちょうど正面に彼女のヒップがあるせいか、それとも何か他のユング心理学的な何か深層心理の原因があるせいか、とにかくその球面状のヒップが目に入る。 もしかしたら、そのヒップが気になったのは、下着の線が浮かび上がっていたせいかもしれない。 女性はストレッチ素材のボトムス(ズボン)をはいていて、階段を昇るために足を上げる動作をするせいか、ボトムスに明瞭に下着の線が浮き上がっている。 それは、下着のアウトラインだけでなく、股部分の左右を繋ぐ「マチ」も線となり浮き上がり、それはまさにあだち充が描く「ムフ♡!」的な気持ちを思い起こさせた。

 人が何に「ムフ♡!」を感じるかは、それはまさに個性で、その人次第に違いない。 けれど、私の場合は、下股部分の左右を繋ぐ、上を凸とする「マチ」の円弧状の曲線に、「ムフ♡!」を感じるらしい。それはもしかしたら、あだち充ではなくて、桂正和の影響だったのかもしれない。

 そこまで考えが漂流してきた時に、こんな疑問が湧いてくる。 「なぜ、下着のマチ部分を、ボトムスの上から見ることができるのだろう?」 「マチ部分には確かに凹凸ができるだろうけど、それほど大きくなさそうな凹凸を、なんで視認することができるのだろう?」 そこで、目の前のヒップを観察しながら階段を登りつつ考えた。

 下着のマチ部分は、他の部分に比べて約2ミリメートルくらい厚い。 つまり、女性の丸いお尻が下着をはくと、丸い曲面上に「下着のマチ」という高さ約2ミリメートル程度の山脈ができる。

 そんな山を持つ曲面面を、さらにストレッチ素材のボトムスが覆うとき、収縮しようとするストレッチ素材の生地を支配する方程式は、ポテンシャル曲面は可能な限り「滑らか」になるというラプラス方程式である。 つまり、下着のマチ部分を覆うストレッチ素材のボトムスがどう見えるかを考えるときには、ラプラス方程式の解を求めればよい。

 自然界の多くの現象がラプラス方程式を使って解くことができるように、下着のマチ厚みが作るボトムス表面形状を、ラプラス方程式で求めることにしよう。…そのために、まずは、下着のマチ部分あたりの女性のヒップを、直径8センチメートルの球面形状だとしてみる。 すると、ラプラス方程式の解を概算すると、下着のマチ部分のストレッチ素材のボトムスは、ざっくり「高さ2ミリメートルで、両側になだらかな斜面が約9ミリメートルほどつづく山(凸形状)」ができることになる。

 すると、次の疑問がさらに湧く。
「高さ2ミリメートルで、両側になだらかな斜面が約9ミリメートルほどつづく山(凸形状)」を人は視認することができるものだろうか?

 約1メートル離れて、視線方向への2ミリの凹凸となると、両眼視差で形状を捉えるようなスケールではない。 となると、そのオフホワイト単色のボトムスに浮かぶ凹凸を識別する手掛かりは、陰影情報だけだろう。

 物体に照明があたるとき、その表面の陰影はコサイン(照明角度)で表される。 ということは、高さ2ミリメートルの下着マチ山脈の陰影は、「両側に約9ミリメートル続くなだらかな斜面」の角度(斜度)を計算し、そのコサインを評価してやれば良いことになる。 ちなみに、下着マチ山脈の斜度を計算してみると、約13度だ。 照明が約45度方向から照らすなら、下着マチ山脈の片側斜面は(他の部分より)約8パーセント明るく、もう片側の斜面はその逆に約8パーセント暗いということになる。

 人の視覚が濃淡模様を識別する特性を考えると、約1メートル離れた9ミリメートルピッチつまり角度約1度の濃淡模様は、数十分の1程度でも識別することができる。 つまり、下着マチ部分の濃淡は、その高さがわずか2ミリメートルだとしても、明瞭に視認されることになる。 もちろん、いわゆる視力的にも角度約1度は約0.02に相当するから、全くもって問題は無い。 結局のところ、「下着のマチ部分の凹凸はわずかでも、その陰影は視認するのに十分な濃淡になる」ということになる。

 と、考えがさらにここまで漂流してきた瞬間、駅の階段を踏み損なって転びかけた。足の先を強く打ち痛い思いはしたけれど、幸い何ともなかった。 階段を昇る目の前の女性のヒップに浮かぶ「ムフ♡!」を眺めつつ、考えごとをすることは、有意義と言うよりは少し危険なことなのかもしれない。

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