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2013-09-05[n年前へ]

遠赤外&可視光を写す「サーモカメラ」を高解像度化・高精度化してみよう!? 

 「遠赤外線」と「可視光」を同時撮影するカメラを仕立てたので、このお手軽サーモグラフィーカメラを使った高解像度・高精度撮影を試してみました。まずは、カメラを適当に動かしながら動画を撮影し、動画中の各フレームの位置合わせをした上で合成処理をして、解像度の向上と精度の向上をさせてみました。…というわけで、右に貼り付けた画像は、お手軽サーモグラフィー(&可視光)カメラで24フレームを合成してみた結果です。

 この写真は普通の写真…というか、黄疸の症状が激しい掌(てのひら)を写したものに見えるかもしれませんが、黄色い掌(てのひら)は黄疸症状でもハイエキセントリックな精神状態を示したものでもなくて、…掌(てのひら)の温度の高さを示した結果です

 目の前にある掌(てのひら)と指の温度分布を「16×4ピクセル」の小アイコン以下しかない解像度のサーモパイルセンサーで計測し、その計測データを高解像度・高精度化…っぽくしてみたものになります。

「遠赤外線&可視光」サーモカメラを高解像度化・高精度化してみよう!? 遠赤外&可視光を写す「サーモカメラ」を高解像度化・高精度化してみよう!?






2013-09-20[n年前へ]

遠赤外線や近赤外線カメラをHMDに取り付けて「赤外線視覚動物」になってみよう!? 

 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)に、サーモカメラや赤外線カメラを付けて、世界を眺めてみました。Oculus Rift とは比べものにならないくらいの小さなHMDを使ってみたのですが、それでも可視光とは違う視覚を持った動物になったかのような心地になります。

 たとえばサーモカメラを取り付けると、こんな世界になります。ノートPCの熱さが「これはマズイぞ!」と冷や汗をかくほどに実感することができて、窓から外を見上げると、言葉通りに冷たい秋の青空が広がり、けれど雲は熱く輝いています。

 そして、サーモカメラ(遠赤外線)ではなくて、近赤外線カメラをHMDに取り付けて「近赤外線(視覚)動物」になってみると、世界はこんな感じに見えてきます。目の前にあるハッピーハッキングなキーボードは、なんとビックリ!超ハッカー仕様な無刻印モデルに変身します!(もちろん、可視光ではちゃんと文字は見えます…)



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