hirax.net::Keywords::「好き」のブログ



2005-12-30[n年前へ]

「他人(ひと)は他人、我は我、されど…」 

「自分の居場所とは、どこなのか」 「"好き"の反対は"嫌い"でなくて"無関心"」という言葉を眺めて、ふとこんなことを思いました。

 好きと嫌いは確かによく似ています。「大嫌い」と「愛してる」がそっくりなのとよく似ています。その一方、「良かれ悪しかれ関心を持つ」という「好きや嫌い」ということと「関心を持たない」ということが「反対」だ、という感覚も理解できます。けれど、理解できる一方で、私自身は「好き・嫌い」と「無関心」が大きく違うと思いはしますが、特に「反対」だとも思わないのです。

「他人のやり方」「自分のやり方」 …もう少し考えてみると、その「好き・嫌い」と「無関心」を結ぶ軸に、とりたてて「反対」というほどの価値を感じていない、というのが正確なのかもしれません。…少し反省を込めつつ振り返って考えてみると、「好き」にせよ「嫌い」にせよ、それは他人の気持ち・考えにもとづいるわけですが、そういうものに今の私はあまり興味も価値も感じていないせいかもしれません。もしかしたら、それは(何だか違う例えに聞こえるかもしれませんが)「モテ・非モテ(実はその意味すらよく知らない)」の話に全く興味を感じない辺りと同じ理由なのかもしれません。

 とりあえず、他からの評価で「価値」を決めるのはPageRankくらいで十分かな、と思っています。他人の価値基準に納得すれば、それを自分の価値基準として消化してしまえば良いでしょうし、もしそうでないのなら、つまり他人の価値基準が自分と違って消化できないと感じるのであれば、その他人の価値基準で自分自身をわざわざ計ることもないでしょうから。

2006-02-12[n年前へ]

「消費の価値」と「人の価値」 

消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか 経済学者の松原 隆一郎 と「捨てる技術」の辰巳渚が書いた「消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか」を読んだ。「経済学というのは「人の価値感」というものが、どういうものなのかを考える哲学なんだなぁ」としみじみ感じながら読んだ。私は本を読むとき、気になったページを折る。読み終わったこの本を眺めてみると、とてもたくさんのページが折られていた。
 一見関係なさそうに思えるかもしれないが、「ネット」というものに興味がある人は一読してみると面白いはずだ。この本のタイトルには興味を感じなくても、本屋で手にとって読んでみると面白いと思う。私がこの本から読み取った内容を短く書いてしまうと、こんな感じになる。

消費とは何なのか?そこからは、どんな価値が生まれるのか。人が消費をするとき、そこにどんな価値が生み出されのか。つまりは、人の存在にはどんな可能性と価値があるのか。

2006-08-16[n年前へ]

「好きなことをする」 

 from n年前へ.

自分にとって「面白い」か「否」か、「好き」か「どうでもいい」か、という軸で行動している理系な人々なら、よく見かけるかもしれません。
建築の材料には使えない曲がりくねっている木そんな役立たずの木は、切られることがなく天寿を全うする。なまじ才能をひけらかしていると、天寿を全うできない。
本来やりたい「技術的」なことでなく、そんな「政治的」なことに無駄な時間を費やすよりも…
マンデルブロしか能がない専用のハードウェアを作ってしまいました。…と言うのは簡単なのですが、完成まで実に丸2年かかりました。

2006-09-03[n年前へ]

若年男性は微乳好き!? (中年≠巨乳好き) 

平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:男女別・年齢別の「理想のプロポーション」 Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女男女別・年齢別の「理想のプロポーション」〜若年男性は微乳好き!?〜を書きました。ちなみに、男・女間の「理想のプロポーション数値」はこのグラフのようになりました(書き入れ忘れましたが、縦軸の単位はcmです)。

(下半身から太る現実を前にして)理想が現実に引き寄せられている…なんていう原因が思いつきます。
中年男性が巨乳好きだと考えるよりは、やはり若年男性が微乳きだと考える方が自然に思えます。

2006-10-08[n年前へ]

「好きなようにやるって、そんなにいいこと?」 

 from n年前へ.

「自由に、好きなようにできる」ということは…みんながそれを望んでいるんだろうか。自分に自信があるとか、やりたいことがはっきりしているならばそれもいいのだろうけれど、そんな人って何人もいるものなんだろうか。



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