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2008-05-14[n年前へ]
■古典のリレー 
古典というものは(落語に限らず)前代の口跡をただ継承しているだけでは、古典の伝承にはならない。前代のこぴーでは必ずいつか死滅するか、無形文化財のようなものと化して烈しい命脈を失ってしまう。リレーというものはそうではないので、その時代に応じて新しい演者が、それぞれの個性、それぞれの感性で活かし直していく。それではじめて古典が伝承されていくのである。
色川武大「寄席放浪記」 p.51
■「せこはせこなりの用途がある」 
寄席は下手な人が大ぜいいていんだな。デパートなんかで、ブランド商品ばかり並べてあるコーナーがあるでしょう。寄席はああなっちゃ、だめなんですよね。せこの部分がたくさんある中に入って、初めて光ってくるものがある。せこはせこなりの用途があるんですね。
色川武大「寄席放浪記」 p.51
2009-05-14[n年前へ]
■日本の会議は”怪議”という 
扇谷正造の「聞き上手・話し上手―市民のための講座(講談社現代新書)
」から、王克敏によるものらしいという言葉。
「(日本の会議は)人を集めて議せず、議して決せず、決して行わず、行って責任をとらず、これを”怪議”という」
2010-05-14[n年前へ]
■アイルビーバック(10) 
夜遅く、猥雑で笑えて、毒があって苦い番組をやっていて、その味が魅力的で毎週見るようになった。それが、TRICKだった。主演の仲間由紀恵は惹かれ、その仲間由紀恵を「微乳ネタ」でからかう前原一輝演じる刑事「石原」からも目が離せなかった。
夜遅く、警部補 矢部謙三のエンドロールで、野際陽子の上を流れていく「前原一輝」の名前を見ながら、石原刑事を見る。矢部謙三の後で動きまわる、前原一輝演じる刑事「石原」を眺める。
「兄(あに)ぃ、兄(あに)ぃ」
「ついてくんなって言うとんやろ」
エンドロールに流れるそれぞれの名前には、TRICKに関わった年数が、書かれている。あぁ、TRICKを一番最初に観たときから、もう十年が経っているのか。
「先輩~、そろそろ、矢部さんのもとに帰ってきて下さいよぉ」
「わしは、みんなの思い出ん中で生きれれば
それでええんじゃよぉ」
「グッドラック、じゃけぇ」
TORIKU (youtube)