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2009-01-27[n年前へ]

「ゆでガエル現象」への警鐘 

 世界は変化に満ちている。けれど、一日一日を過ごしている中では、その変化に気づくことができなかったりする。

 「ゆでガエル現象」というのは、カエルがいきなり熱湯の中に入れられたら驚いて逃げ出すが、毎日少しづつ暖かくなっていくお湯の中にいたら、カエルは何も気づかないままに茹であがってしまう、という寓話である。中桐有道の「「ゆでガエル現象」への警鐘―あなたは大丈夫ですか?」は、そんなことへの警鐘と対策をまとめた本だ。

 この本は「ゆでガエル」現象を具体的に説明し、それがどのような背景から出てくるか、またその現象を食い止めるにはどうすればよいかを提案したものである。

 一番最初に「ゆでガエル」現象の話を聞いたのは、ある年配のエンジニア・研究者からだった。もっと、あの先生に聞いておきたかった。

 家庭の主婦の方も、仕事を持っている方も、若い方も年配の方も、独身、既婚に関係なく読んでもらいたいと思っている。

 テレビを見ると"Change"という言葉をよく聞く。けれど、その"change"のタイミングを捉えること、そして、"change"することは決して簡単なことではないだろう。

 "Change"に気づき、さらに、自ら"Change"するにはどうしたら良いかを考えることができるのが、中桐有道の「「ゆでガエル現象」への警鐘―あなたは大丈夫ですか?」だ。

2009-01-28[n年前へ]

生き残る「適性」 

 中桐有道の「「ゆでガエル現象」への警鐘―あなたは大丈夫ですか?」 第一章 「すべての事象は常に刻々と変化する」 p.13より。

 生き残るのは、種の中でもっとも強い者ではない。 種の中でもっとも知力の優れたものでもない。 生き残るのは、もっとも「変化」に適応する者である。

チャールズ・ダーウィン



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