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2010-05-06[n年前へ]

上岡龍太郎と岡部まり 

 「探偵ナイトスクープ」の秘書役だった、岡部まりが参院選出馬のため、降板するという。

 ずっと昔、20年以上前から、気になっていることがある。それは、初代の探偵局長の上岡龍太郎が、彼が忌み嫌った心霊・霊媒師・超能力・オカルトなどと、文化・信仰、あるいは、宗教をどのように分けて考えていたのだろう?ということだ。そして、「探偵ナイトスクープ」で心霊ネタの扱いに対して立腹し、鋭い言葉を放つ上岡龍太郎に対し、その横にいる岡部まりはどんなことを考えていたのだろうか?ということだ。その二人とを、私自身ずっと好きだったこともあり、ずっと気になっていた。

上岡:「霊がいる、いないということを何も解明せず、単にふざけたVTRを流しただけで、TVに出せば除霊師が認知されたと勘違いしてしまう。面白かったら良い訳ではない。面白くても、それによって何らかの影響力を与えてしまう。それを常々、考えないといかん」
岡部:「確かに仰る通りなんでね・・・」

探偵ナイトスクープ「オカルト嫌いによる騒動

 岡部まりには、彼女自身の考え方・信じるもの・信じる対象 があり、上岡龍太郎には、また別の考え方・感じ方・信じないものがある。この収録の瞬間に、特に、岡部まりが何を考え・何を感じていたかを、つねづね知りたいと思い続けてきた。

 あの時、彼女はどんなことを考えていたのだろう。そして、今、彼女と彼はそれぞれどんなことを考えているのだろうか。



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