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2009-09-20[n年前へ]

WebMathematica integrates Mathematica 6/7 capabilities 

 WebMathematica integrates Mathematica 6/7 capabilities ようやく、Mathematica 6 and 7に対応したwebMathematicaが登場。

It now integrates the capabilities of both Mathematica 6 and 7 with the latest web server technology
Web services. webMathematica 3 enables users to write REST and SOAP web services that use Mathematica.

2009-10-16[n年前へ]

Mathematica Player用.nbpファイルに埋め込まれた画像データのナゾ 

 Wolfram社の数式処理プログラムで作られたファイルをWolfram社のサーバに送信すると、(無料で使える)MathematicaMathematica Playerを使って誰でもインタラクティブにグラフなどを処理させて眺めることができます。通常のMathematicaファイルは.nbという拡張子を持つファイルですが、Wolfram社のサーバで処理された「誰でもインタラクティブに眺めることができるファイル」は、.nbpという拡張子を持つ形式になっています。

 この「nbpという拡張子を持つ形式のファイル」の中身が何をさせるものなのかかを調べてみたときに、不思議なことに気付きました。一見、元のファイルと何の関係もなく、特に表示されているわけでもない、不思議な圧縮データが埋め込まれているのです。

 そこで、ためしに、その圧縮データの中身を展開し、画像として眺めてみました。・・・すると、右上の赤い部分のような画像になったのです(黒いテキストがテキスト文として圧縮されたデータです)。

 おやおや?、この画像は、何かアルファベットのように見えます。そこで、ひっくり返してみると、右のようになります。そう、「Wolfram Mathematica Player」という画像データが圧縮されて、.nbp形式のファイルには埋め込まれているのです。一見、特に何に使われるわけでもない「Wolfram Mathematica Player」という文字が埋め込まれているのです。

 さて、.nbpファイルに埋め込まれているこの圧縮画像データは、一体何のために使われているのでしょうか? 何らかの著作権対策のためだろうか(昔のファミコンのカートリッジの海賊版対策のような)、などと想像してみたのですが、本当のところは何のためにこのような作りになっているのでしょうか…?

Mathematica Player用.nbpファイルに埋め込まれた画像データのナゾMathematica Player用.nbpファイルに埋め込まれた画像データのナゾ






2009-10-22[n年前へ]

「Windows 7の数式入力パネル」で手書き数式処理プログラムを作る…!? 

 Windows 7を試用してみよう、と思います。理由は、「Windows 7ソフトウェアレビュー - アクセサリの数式入力パネルで楽々数式入力編」で遊んでみたいからです。

 Windows 7で新たに追加されたツールに数式入力パネルがある。その名前の通り、ポインティングデバイスで、手書きで入力した数式を、自動認識してくれるというツールである。

 以前、数式処理プログラムMathematicaの世界戦略統括責任者であり、開発者Stephen Wolframの弟でもあるコンラッド・ウルフラムに、「手書き(Tablet)Mathematicaをなぜ出さないのか?」と尋ねたことがあります。

 その時は、「そういう試作品はすでに作った。しかし、未だ市場ニーズがない」というような答えを聞いたように思います。それは、決して「Wolfram AlphaのiPhoneアプリ」のような今一つ感にも・割高感にも溢れるものでなかったのでは?と思っています。

 「欲しいものがなければ、作ろう」というわけで、Windows 7の数式入力パネルを試してみるつもりです。もちろん、Mathematica PlayerのMathematica カーネルと組み合わせてみよう、というわけです。AutoHotoLinkやAtokとの組み合わせにチャレンジした後は、当然「手書き数式処理をしてみよう」というのが、当然予期されるだろう自然な流れ、ですよね。

2009-11-30[n年前へ]

Mathematica Home Edition 

 日本に住んでいない人にはお勧めの「Mathematica Home Edition

 Mathematica Home Edition is a fully functional version of Mathematica Professional with the same features.
 Mathematica Home Edition is available for sale online in the United States, Canada, United Kingdom, and Europe. For other territories.(We are sorry, but this item is not currently available for Japan)

2009-12-01[n年前へ]

日本数式処理学会教育・Mathematica合同分科会 

 「日本数式処理学会教育・Mathematica合同分科会」

日時:2009年12月19日(土) 9:30-17:30
場所:東邦大学習志野キャンパス薬学部 A101,102 教室
   http://www.toho-u.ac.jp/accessmap/index.html
参加費:無料(会員以外の方も無料です)
参加方法:今回は特に事前申し込みを行いません。
     当日会場受付にてお願いいたします。
プログラム:
 ■全体セッション(A101 教室)
 9:30-9:35 会長挨拶 齋藤 友克((株) アルファオメガ)
 9:35-10:20 基調講演 
        大学入試問題は数式処理システムでどこまで解けるか
        –計算機代数アルゴリズムの理論と限界について–
        佐藤洋祐(東京理科大)
 10:25-11:10 TBA
        M.Monagan(Simon Fraser Univ.)
 11:20-11:40 Mathematica を活用した工学基礎数学の教育実践
        鈴木潔光(日本大理工学部)
 11:40-12:00 パソコン活用で培われる数学力について
        山本修一(日本大理工学部)
 12:00-12:20 数学 SNS の利用方法と実践報告(仮題)
        阿原一志(明治大)
 12:20-13:10 (昼食休憩)
 ■講習会(教養1号館マルチメディアラボ)
 13:10-14:40 Mathematica7 チュートリアル」
        伊藤 雅将(日本電子計算)
 ■分科会1【教育】(A101教室)
 14:50-15:10 Mathematica による非線形現象のビジュアライ
ゼーション
        三宅修平(東京情報大)
 15:10-15:30 大学数学教育における Maple の活用
        示野信一(関西学院大理工学部)
 15:40-16:00 KETpic 用 GUI ツールの開発
        –3D 対応と Web 対応について–
        ◯中村泰之(名古屋大),高遠節夫(東邦大)
 16:00-16:20 全微分に関する図入り教材の作成例とその研究授
業報告II
        ◯北原清志(工学院大),金子真隆(木更津高専),
         山下哲(木更津高専),高遠節夫(東邦大)
 16:30-16:50 大学初年級の数学教科書における図利用の実態調査
        ◯金子真隆(木更津高専),北原清志(工学院大),
          山下哲(木更津高専),高遠節夫(東邦大)
 16:50-17:00 討議
 ■分科会1【Mathematica】(A102教室)
 14:50-15:30 Wolfram Alpha について
        Laurent Samier(Wolfram Research Asia Ltd.)
 15:40-16:20 webMathematica3 について
        守谷 崇 (ヒューリンクス)
 16:20-17:00 関数座標を作る
        加藤康一(愛知県立安城東高等学校)



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