hirax.net::Keywords::「キーボード」のブログ



2010-08-18[n年前へ]

「小指の想い出」と「理想のキーボード」 

 小指が痛い…と書くと、伊東ゆかりが歌う「小指の想い出」という歌を思い出す人も多いかもしれません。「あなたが噛んだ、小指が痛い」という歌詞で有名なあの歌です。けれど、今日の「小指が痛い」はそんなロマンチックな話ではありません。

 痛い小指は右手の小指です。PCのキーボードを叩くときに、右手の小指に無理をさせているようなのです。左右の他の指に比べてキーを叩く頻度も高いですし、叩くキーボードも結構離れていて、無意識の内にとても筋肉を酷使しているようなのです。特に、日本語の文章を入力している時には、日本語変換のためにEnterを押すことが多いせいか、右手の小指が大リーグボール3号を投げすぎた星飛雄馬投手の左手のように、壊れそうなほどに痛くなるのです。

 いつも使うノートPCはB5サイズの英語キーボードなので、比較的指が動く範囲は狭いはずなのですが、右手の小指をEnterの上に浮かべるクセがあることもあり、また、("H""G""B""キーの中心に位置する)トラックポイントの上にいつも右手の人差し指が置いていることも重なり、右手の小指はいつも広げた状態にしています。そのせいで、結構疲れがたまるのです。

 そんなわけで、疲れずに打てるキーボード、そんな理想のキーボードを備えたノートPCを探しています。それとも、キーカスタマイズしてしまえば良いのでしょうか…?

2010-10-14[n年前へ]

開発者が語りつくした! 「KORG M01」が出来るまで 

 開発者が語りつくした! 「KORG M01」が出来るまで【後編】

 KORG M1が売れたのには、たくさんの理由があったと思う。音が良かったこと、見た目のデザインが先進的だったこと、そして何より、「デモ・モード」が優れていたことがあったと思う。楽器の音を深く味わうことができて、リアルな音を演奏できそうだと感じさせる、少しニューエイジミュージック風の音楽でいて、世界のどこかの国で誰かが演奏するだろう楽器の音に似ていて、その誰かの音の息づかいをリアルに感じさせる、そんな音楽を一台のマシンが演奏する、そんなデモモードに驚かされて、二十万円ナリのM1を買った人は多いと思う。

2010-11-29[n年前へ]

Bluetooth接続の「折り畳みキーボード」を使ってみる 

 Bluetooth接続の「折り畳むととても小さいキーボード」"Thinkoutside stowaway universal Bluetooth keyboard"を借りて使ってみました。キートップの大きさ・キー間隔・そして押し心地なども、とても良い感じでした。デスクトップPC 用のキーボードなら、もっとハッキリとしたキータッチが良いような気がしますが、スマートフォンや携帯電話のキーボードとしては、ちょうど良い具合の押し心地で、実に自然に使うことができました。それはつまり、キーを押した音が出ず、柔らかなキータッチで、という具合です。

 ノートPCを使うことはできないけれど、適当なスペースがあって適度な長さのテキストを入力したい、という状況が頻繁にあれば(それは、かなりニッチなシチュエーションであるようにも思いますが)、一個手に入れたくなる一品です。

 しかし、一台欲しくなると言っても、"Thinkoutside stowaway universal Bluetooth keyboard"は、もう国内での販売はほとんどされていないようです。・・・というわけで、国内で安く買うことができる店や、香港や上海辺りで安く売っていそうな店を探している、今日この頃です。

Bluetooth接続の「折り畳みキーボード」を使ってみる  Bluetooth接続の「折り畳みキーボード」を使ってみる  Bluetooth接続の「折り畳みキーボード」を使ってみる  Bluetooth接続の「折り畳みキーボード」を使ってみる  Bluetooth接続の「折り畳みキーボード」を使ってみる  






2010-12-17[n年前へ]

ピアノ演奏ジャグリング用のキーボードが欲しい!? 

 ピアノのようなキーボードを地面に置いて、上から複数のボールをお手玉状にキーボードに跳ね返らせつつ、音楽を奏でるというジャグリングがあります。こういう大道芸を見ると、いつも長いこと眺めてしまいます。

 このジャグリングで使われているキーボードは、スイッチの役割しか果たしていなくて、前もって入力された曲を、スイッチが押されるたびに一音(もしくは同時になる複数の音)を奏でて行くように組まれているに違いない、と思っています。適当なタイミングである程度それらしい場所にボールを当ててやりさえすれば、あたかもピアノを弾いているかのように見えるのではないか、というわけです。

 そんなピアノ演奏ジャグリング用のキーボードセットが販売されていないかと探しているのですが、ずっと見つけられずにいます。こういうものはカスタムメイドで自分で作るしかないのかもしれません。

 大道芸の魅力を支える「道具」にも、何だかとても惹かれます。たとえば、マジシャンが使う手品グッズの秘密を知りたくなるのと同じように、彼らが操る道具の秘密をとても知りたくなるのです。街角で紙人形を操り踊らせる人たち、一人で器用にたくさんの音を奏でるワンマンバンド・・・あの人たちが使いこなす道具を、いつか手に取じっくり眺めてみたいものです。

2011-02-08[n年前へ]

MacOSXユーザにお勧めの「ThinkPad USB トラックポイントキーボード」 

 「いいな」と感じる部分だけを組み合わせた道具があったらいいなと思うことは多いものです。たとえば、そんな風に思うことのひとつに、(旧)IBMのキーボード&ポインティグデバイス環境にApple Mac OSXのGUI環境を足し合わせたものが欲しい、という欲望があります。

 Mac OSXを使っていて、実に心地良いGUI環境として、ExposeやSpacesがあります。それは、単なる仮想デスクトップ環境や、(任意の)ウィンドウ選択機能と言ってしまえばそれまでなのですが、その動作速度や動作の仕組みが実に心地良いのです。

 しかし、その一方で、IBMや昔の東芝のようなポインティング・デバイスも実に魅力的です。キーボードの上から手を動かさずに、キーボードを叩くこともできれば、ポインティングデバイスを介してマウスを動かすこともできる。自分の意思をエネルギー・ロス無しに伝達することができる、そんなハードウェア・デバイスを使い続けたい、という風にも思います。

 というわけで、先日「レノボ・ジャパン ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語) 55Y9003 (オークション ">オークション)」を買って、Mac OSXに繋いでみました。

 ・・・この環境は実に心地良いです。ドライバをインストールする必要もなく、「ThinkPad USB トラックポイントキーボード 」をMacintoshにUSB経由で繋ぐだけで、キーボードのみならずポインティング・デバイスも使うことができるのです。そして、手をキーボードの上から離さずに、ありとあらゆるキー入力やマウス操作をすることもできます。ボリューム(音声)調整キーも何の問題もなく使うことができて、Thinkpadキーボードから、音声出力を大きくしたり・小さくしたりすることができるのです。

 (仮想デスクトップ・ゆーティリティである)Spacesや(ウィンドウ選択ツールである)Exposeも、Lenovo Thinkpad USBキーボードに備えられた(マウス)右・中央ボタンを使うことで、自由自在に操作することができます。この(マウスでいえば)中央ボタンをSpaces操作用キーにしてしまえば、体(手や指)に何の無理をさせる必要も・大きな動きをさせる必要もなく、コンピュータの操作を自由自在に行うことができます。

 こんな風に、「いいな」と思った部分だけを組み合わせた道具があったらいいなと思ったりもする一方で、「良くないな」と思うことを受け止める力も得たいなとも感じます。つまるは、「タフさ」を手に入れつつも、「いいな」と思うことを追求する貪欲さも追求したい、と思うのです。

MacOSXユーザにお勧めの「ThinkPad USB トラックポイントキーボード」








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