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2010-01-28[n年前へ]

最高に小さなデジカメ一眼レフが登場  (初出:2006年04月01日) 

 この記事は、初出の年「月日」を意識しながら、お読みください。ちなみに、「フジSUPER G-100 110 24枚撮り FUJI SUPER G 110-24(ポケットフィルムISO100カラーネガ) SUPERG110-24 」や「110フィルム使用のトイ・カメラ 」は、今もAmazonで買うことができます。懐かしさを感じると同時に、少し欲しくなりませんか?


 ついに最高に小さなデジカメ一眼レフが登場した。シャツのポケットに入れて持ち歩けるくらい小さい超小型デジカメ一眼レフ、それがオリンバスとベンタックスが共同開発した「Auto 110# 」だ。今日、800万画素のフォーサーズCCDを搭載したカメラボディと交換用レンズ6本を二社が共同発表・発売した。交換用レンズのラインナップは  18mm F2.8(35mmフィルムカメラで35mm相当), 24mmF2.8, 50mm F2.8, 70mmF2.8, 20~40mmF2.8ズーム, パンフォーカス18mm となっており、35mmフィルム・カメラで50mm相当の24mmレンズを装着した状態でも、わずか172gの超軽量の素晴らしいカメラだ。交換用レンズをボディと一緒に全部持ち歩いたとしても、女性が持ち歩く小さなポシェットに十分入れることができる「可愛い小さな小さなデジカメ一眼レフ」である。右上の写真を見れば、その小ささには驚くはずだ。

 今回、なぜオリンバスとベンタックスの2社が超小型デジカメ「Auto 110# 」を共同開発したのだろうか? 最近は、カメラ業界では「カメラ事業売却・撤退」や「フィルムカメラから撤退」といった発表が続いていたが、今回の共同開発製品発表もその流れに沿ったものなのだろうか…? いや違う、今回のオリンバスとベンタックスによる共同開発製品の背景には、実はとても「自然な理由」がある。

 かつて、ベンタックスは PENTAX AUTO 110 という超小型一眼レフカメラを発売していた。

「110サイズ」という小型フィルムを使いさまざまなオプションとともに発売(発表は1979年)されていたフィルムカメラ PENTAX AUTO 110 の改良品 AUTO 110 Super (1983年発表) をオリンパスと共同でデジタルカメラ化したものが、実は今回の「Auto 110# 」なのである。超小型一眼レフとして人気があった機種ではあるが、110フィルムの衰退とともに、AUTO 110はその姿を消していた。しかし、今回オリンバスとベンタックスによりデジカメ化されてAUTO 110は帰ってきたのである。

 ベースとなるAUTO 110 Superを開発・発売していたベンタックスはともかく、なぜ今回オリンパスが共同開発を行ったのだろうか。それは、AUTO 110が使っていた「撮像素子」が理由だ。AUTO 110 が使っていた110フィルムは1971年にコダックが作り上げたものであり13mm×17mm のフォーマットのカートリッジ式フィルムである。そして、その110フィルムの登場から約20年後、そのコダックがオリンパスとともに提案したのが「4/3型のデジタル撮像素子(約13.5×18mm)を使うフォーサーズ」という規格である。つまり、110フィルムとフォーサーズは「フィルム」と「デジタル撮像素子」という違いこそあれ、実は同じサイズなのだ。

 だからこそ、(オリンバスとベンタックスの開発者によれば)基本的にはAUTO 110の光学系をほぼそのままに「撮像素子」部分を入れ替えるだけで、今回の「Auto 110# 」を作り上げることができたという(右の写真が「Auto 110# 」に搭載されたCCD)。もちろん、Auto 110の小さなスペース中にデジカメの回路実装を行うには苦労もあったとはいうが、それでも試作品の設計自体は比較的短期間に終了したという。

 今日、桜の下の入学式が似合う日に発表された「可愛く小さな超小型デジカメ一眼レフAUTO 110 ++」を、あなたが幸運にも手に入れることができたなら、素晴らしく楽しいデジカメ生活がスタートするに違いない。

2011-04-01[n年前へ]

「エイプリルフールを「延期」した、Googleがついたうそ」 

 「エイプリルフールを「延期」した、Googleがついたうそ

 Googleトップページに、「わたしの好きな日本」をテーマに2009年に小中学生から募集したホリデーロゴ(Doodle)コンテストの優勝作品が掲げられている。掲載するのは優勝作品だけだったはずだ。
 でも、今日は「1年で1度、嘘をついても許される日」だ。Google日本法人は、今年のエイプリルフールのために準備していたネタを見送り来年に延期した。でも、トップページに1つウソを乗せた。
 Googleトップページをリロードするたびに、「たくさんの子どもたちが、それぞれ考えた日本」が掲げられる。
 「日本の美しいところ、いいところ、大好きなところが、子供たちのまっすぐで力強い、豊かな表現力で描かれています」(同社)。

2012-04-01[n年前へ]

iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す! 

 『iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す!(期間限定公開)』

 今年の後半に発売される予定のiPhone 5 には、画像認識エージェント 「ハピネス “Happiness”」 が搭載されます。 その画像認識エージェント「ハピネス」は、「(言葉にできない)人が見つけられないもの・けれど人が求めているものを、iPhone が見つけ出す」という機能です。
 現行機種 iPhone 4s の目玉機能は、音声認識エージェント Siri でした。 Siriを使えば、音声を認識して、音声に応じて適切な処理・作業をしてくれます。 「やって欲しいこと」をiPhoneに言うだけで、音声認識エージェントSiriは色々なことをしてくれます。 しかし、Apple によれば「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というのです。
 この「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というApple関係者の言葉は、”ユーザ”だけでなく、”他メーカ”に対しても向けられているのではないか、と(気のせいかもしれませんが)感じました。

「科学のブラ」が株式会社トリソプから新発売! 

「科学のブラ」  4月1日の「n年前へ」から、『「科学のブラ」が株式会社トリソプから新発売!

 株式会社トリソプが認知心理学を応用した「科学のブラ」を今日発売。キツく寄せて上げる必要もない「女性に優しい」ブラジャーの誕生です。



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