hirax.net::Keywords::「スキャン」のブログ



2010-03-07[n年前へ]

Rubyでバーコードスキャン 

 「Rubyでバーコードスキャン「Ruby Barcodescanner」

 Ruby Barcodescannerは画像を読み込んでバーコードスキャンを行うRubyライブラリだ。元になるのが画像というのが良い。写真やスキャナーで取り込んだ画像をそのまま利用できる。画像の取り込みにはImageMagickを使い、実際のスキャンはzbarというオープンソースのバーコードライブラリを使っている。Ruby BarcodescannerはそのRubyインタフェースだ。

2016-02-26[n年前へ]

ネフェルティティ胸像のKinect 3D盗撮…真実は「3Dレプリカを撮影したデータ」 

 ベルリンの美術館で展示されている「ネフェルティティの胸像」を、ドイツ人アーチスト2人がコッソリMicrosoft Kinectを美術館に持ち込んだ上で隠し撮りし、ネフェルティティの胸像の3Dデータをクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開したというニュースが流れている。しかし、その一方、「Kinect使って盗撮スキャンしたって絶対ウソだ!」という話も流れている。…これはもちろん、自分たちでKinectで3Dデータを撮影したというのは「ウソ」に違いない。アーチスト達が公開している「盗撮撮影のようすを写したビデオ」を眺めた上で、「彼らがアーティストがホントに自分たちで撮影(3Dデータ取得)した」と信じられる人は…少ないはずだ。

 この元データ、最初は「美術館の許可の元にフラウンホーファー研究機構の文化財用3DスキャナシステムCultLab3Dでスキャンしたもの(スキャンの様子)が、(美術館の許可の元に)公開されたか、あるいは、フラウンホーファー研究機構もしくは美術館から流出したもの」だと考えた。…しかし、3Dデータ自体を眺めたり・関連リンク先を眺めると、今回の3Dデータは(2011年のreplica Workshop of the National Museums of Berlin で限定100個配布された)3Dスキャンして3Dプリントした複製品を、さらにDAVIDの3Dスキャナで形状測定したデータが人の手を経て流れている可能性が高いように思われる。理由のひとつは、オリジナル形状と今回の3Dデータを比較してみると、今回の3Dデータは2011年のreplica Workshop of the National Museums of Berlinで配布されたレプリカの方に形状が近いということである。そして、もうひとつの理由は、3D複製のコピー、つまり孫コピーなら、その流出を妨げるルールは(おそらく)無いだろうというものである。

ネフェルティティ胸像のKinect 3D盗撮…本当はフラウンホーファー研究機構のスキャンデータ流出か!?ネフェルティティ胸像のKinect 3D盗撮…本当はレプリカをストラクチャライトで撮影したデータか!?








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