hirax.net::Keywords::「トイカメラ」のブログ



2009-05-20[n年前へ]

iPhoneでトイカメラを愉しむ 

 「iPhoneでトイカメラを愉しむ

 5月10日、東京・銀座のアップルストアで"iPhone フォトコンテスト(関連リンク)" が開催された。これはiPhoneで撮影した写真で競われるコンテストで、iPhone搭載のカメラアプリか、App Storeでダウンロードできるアプリでの撮影・加工のみ認められるというレギュレーションだ。
 その数あるカメラアプリの中で多くのユーザーに支持されているのが"ToyCamera"だ。今回のコンテストでもトークショーを行って、審査員を務めた深津貴之さんの制作したアプリだが、かゆいところに手が届くアップデートと、写真好きのハートをガッチリとつかんだ、トイカメラ風の数々のエフェクトが魅力だ。私も愛用しているが、ノスタルジックな色合いと周辺減光が何とも心地よい。
 よく"iPhoneのカメラはしょぼい"と言われることが多い。ところが、実は十分な光量と適切な被写体との距離を保てば素晴らしい写真が撮れるのだ。何よりも単焦点でシャッターを押すだけ(実際にはシャッターボタンを離したときに画像が記録される)の潔さが、小気味よく撮影に専念できて実にいい。事実、私のiPhoneのカメラロールとiPhotoにはかなりの作品が撮り貯まっている。

2009-12-24[n年前へ]

世界最小クラスのトイデジタルカメラ 

 「世界最小クラスのトイデジタルカメラ、栄の雑貨店で人気に

 12月12日から販売を開始した小型デジタルカメラ「ポケットデジタルカメラ SQ28m」が人気を集めている。
 ブルーとピンクの2色展開の同カメラのサイズは世界最小クラスの高さ23ミリ×幅53ミリ×奥行き19ミリで、重量は約21グラム。写真の仕上りは 1,280×1,200ピクセルの正方形で、撮影モードも「ノーマル」「モノクロ」「ノイズ」「ビビッド」の4種類を用意。動画も撮影できる。音声は記録されないが、8ミリ映画のような映像を撮影できるという。
 販売価格は5,985円。増産の予定はないという。

2010-01-28[n年前へ]

最高に小さなデジカメ一眼レフが登場  (初出:2006年04月01日) 

 この記事は、初出の年「月日」を意識しながら、お読みください。ちなみに、「フジSUPER G-100 110 24枚撮り FUJI SUPER G 110-24(ポケットフィルムISO100カラーネガ) SUPERG110-24 」や「110フィルム使用のトイ・カメラ 」は、今もAmazonで買うことができます。懐かしさを感じると同時に、少し欲しくなりませんか?


 ついに最高に小さなデジカメ一眼レフが登場した。シャツのポケットに入れて持ち歩けるくらい小さい超小型デジカメ一眼レフ、それがオリンバスとベンタックスが共同開発した「Auto 110# 」だ。今日、800万画素のフォーサーズCCDを搭載したカメラボディと交換用レンズ6本を二社が共同発表・発売した。交換用レンズのラインナップは  18mm F2.8(35mmフィルムカメラで35mm相当), 24mmF2.8, 50mm F2.8, 70mmF2.8, 20~40mmF2.8ズーム, パンフォーカス18mm となっており、35mmフィルム・カメラで50mm相当の24mmレンズを装着した状態でも、わずか172gの超軽量の素晴らしいカメラだ。交換用レンズをボディと一緒に全部持ち歩いたとしても、女性が持ち歩く小さなポシェットに十分入れることができる「可愛い小さな小さなデジカメ一眼レフ」である。右上の写真を見れば、その小ささには驚くはずだ。

 今回、なぜオリンバスとベンタックスの2社が超小型デジカメ「Auto 110# 」を共同開発したのだろうか? 最近は、カメラ業界では「カメラ事業売却・撤退」や「フィルムカメラから撤退」といった発表が続いていたが、今回の共同開発製品発表もその流れに沿ったものなのだろうか…? いや違う、今回のオリンバスとベンタックスによる共同開発製品の背景には、実はとても「自然な理由」がある。

 かつて、ベンタックスは PENTAX AUTO 110 という超小型一眼レフカメラを発売していた。

「110サイズ」という小型フィルムを使いさまざまなオプションとともに発売(発表は1979年)されていたフィルムカメラ PENTAX AUTO 110 の改良品 AUTO 110 Super (1983年発表) をオリンパスと共同でデジタルカメラ化したものが、実は今回の「Auto 110# 」なのである。超小型一眼レフとして人気があった機種ではあるが、110フィルムの衰退とともに、AUTO 110はその姿を消していた。しかし、今回オリンバスとベンタックスによりデジカメ化されてAUTO 110は帰ってきたのである。

 ベースとなるAUTO 110 Superを開発・発売していたベンタックスはともかく、なぜ今回オリンパスが共同開発を行ったのだろうか。それは、AUTO 110が使っていた「撮像素子」が理由だ。AUTO 110 が使っていた110フィルムは1971年にコダックが作り上げたものであり13mm×17mm のフォーマットのカートリッジ式フィルムである。そして、その110フィルムの登場から約20年後、そのコダックがオリンパスとともに提案したのが「4/3型のデジタル撮像素子(約13.5×18mm)を使うフォーサーズ」という規格である。つまり、110フィルムとフォーサーズは「フィルム」と「デジタル撮像素子」という違いこそあれ、実は同じサイズなのだ。

 だからこそ、(オリンバスとベンタックスの開発者によれば)基本的にはAUTO 110の光学系をほぼそのままに「撮像素子」部分を入れ替えるだけで、今回の「Auto 110# 」を作り上げることができたという(右の写真が「Auto 110# 」に搭載されたCCD)。もちろん、Auto 110の小さなスペース中にデジカメの回路実装を行うには苦労もあったとはいうが、それでも試作品の設計自体は比較的短期間に終了したという。

 今日、桜の下の入学式が似合う日に発表された「可愛く小さな超小型デジカメ一眼レフAUTO 110 ++」を、あなたが幸運にも手に入れることができたなら、素晴らしく楽しいデジカメ生活がスタートするに違いない。

2010-03-09[n年前へ]

動画も撮影できる一眼レフ風のデザインをしたキーホルダー・トイデジカメ 

 「実売1,980円、動画も撮影できる手のひらトイデジカメ

 グリーンハウスは8日、一眼レフ風のデザインをしたトイデジカメ「GH-TCAM30」シリーズを発表。4月上旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は1,980円。カラーはブラック/シルバー。
 同製品は、おもちゃ感覚で楽しめるトイデジタルカメラ。本体サイズが幅62×高さ45×奥行き31mm、重さが約28gというコンパクトなボディながら、一眼レフのような外観で、持ち運びに便利なキーホルダーが付き、遊び心をくすぐる。



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