hirax.net::inside out::03月09日

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2002-03-09[n年前へ]

流星群・月の向こう側・プリズム・ 

 三枚のCD = 鬼束ちひろ・斉藤和義・YUKI。というわけで、三題話風に。
 月の向こう側はカップリング曲を聴きたくて買った。レコード風に言えば「B面」だから、つまりは裏側の曲。「歩いて帰ろう」というポンキッキーズで使われていた曲。
 結局は、「月の向こう側=月の裏側」のさらに裏側の曲を聴きたかったわけ。月の裏側の裏側ということは、結局月の表側だろうか? そういえば、月は地球にいつも同じ側を向けている。いつも月は地球を同じように眺めて、月光を地球に降り注いでいるわけかー。
 「流星群」はトリック2の主題歌だけれど、そういえばトリック1の主題歌は同じく「鬼束ちひろ」の「月光」だった。なるほど、買って初めて気づいたけれど、月光つながりだったのか。ところで、地球に降り注ぐ月光を、プリズムを通して眺めてみたらどんな風に見えるのかな、と思ったり。(リンク

ハーフトーン化プラグイン 

 前にも書いたような気もするけれど、書けー、と言われたのでここにメモ。
 Photoshopでは「他の大抵のこともそうであるように」上手くハーフトーン化はできない。例えば、二値モードになってしまうのはとてもイヤなところ。で、Toneやhalftoneといったものはグレイスケールのままハーフトーン化ができて便利。特にToneなんかはアンチエイリアジングをかけたハーフトーンで画質も高い。
 が、いずれもCMYKの分解には対応していない。AndromedaやVanDerLeeなんかもハーフトーンプラグインを出していてそれはそれで高機能なのだけれど、CMYK別に線数を変えて、アンチエイリアジングさせて…といった設定はできない。
 でもって、案外良い線いっているのがGIMPのNewsprintプラグイン。オーバーサンプリングの具合も選択できるのも素晴らしいところだ。足りないところは、各色毎の線数を選べなかったりするところと、何と言ってもGIMPがCMYKに対応していないがゆえにCMYKモドキの変換になってしまうことだろうか。
リンク)(リンク)(リンク)(リンク)(リンク)(リンク

2003-03-09[n年前へ]

カコノミライ 

 先週、車を運転しながら、「かこのみらい」というフレーズが頭の中に浮かんでいた。「過去の未来」っていつなんだろうなぁ?と考えていた。

 「過去の未来」は明日かも知れないし、今日かもしれないし、もしかしたら、それは昨日だったのかもしれない。…原点である「過去」がいつなのかが判らないのだから、その過去の未来だっていつなのかはわからない。

 「過去がない世界」は無い。そして、時間のベクトルはいつだって未来にしか向かうのだから、ぼくらはいつだって「過去の未来」にいるのだなぁ、と考えた。

 そして、さらに、過去に考えたことを実現しようとしている未来に、あるいは実現できなくなったのかもしれない未来にいるんだなぁ…と考えた。

 どんな「過去の未来」、たとえば、その過去がどんな昨日であったとしても、どんな今日であったとしても、それともどんな明日になるにせよ…ぼくらの時間のベクトルは未来にしか向かわない。いつだって、ぼくらは「過去の未来」を作っていくしかないのだろうか、と考える。

 そんなことを思い出した今週のジョナサン・ケイナー。

 蟹座の長期的な展望を見てみることにしましょう。1998年、あなたの気分は軽くなることでしょう。2000年、二、三の問題が生じるかもしれませんが、その直後に…
 え?過去でなく、未来について知りたい?でも、あなたって過去に生きる人だったですよね?
 大昔のできごとにとらわれるあまり、最近起こったことや、現在の状況に気を回す余裕はないのでは?
 …過去の記憶をさかのぼり、“知恵”という名の真珠を見つけるのは有意義なことです。しかし、その真珠を“自己批判”という名の豚に投げつけたら、意味はありません。必要とあらば、過去の思い出に浸っていただいて一向に構いません。でも、あれ以来事情は大きく変わったという点をお忘れなく。
 いま、あなたは昔の感情にとらわれていますか?でしたら過去に葬り去ってください。それによって、状況は更なる進展を見せることでしょう。

落書きをみんなでしていく。 

 昨日の落書きFlashを見ていてこんな風に思った。誰かが描いた絵や文字に他の誰かが書き足していくのも面白いかも知れない。誰かが書いた落書きに「よくできました」なんて書き加えてみたり、ね。例えば、こんな「Let's Start!」に誰かが落書きをしてそのアドレスを書く、さらにそこに誰かが落書きをして…次のアドレスを書く、っていう風に。もちろん、そのアドレスはメールで転送されるのが一意的で良いかも知れないけれど、WEB上で伝言してみても一意的でなくて良いかもね。

 というわけで、ちょっと勝手にやってみた。hardでloxseな日々のmatsumotoさんが書いたラクガキを見ながら、ワタシが勝手にラクガキを書き加えてみた。フロ場エコーをバックに「決して負けない強い力を僕は一つだけ持つー」なんて歌を歌ってみたり、何かを不思議に思って考えごとをしてみたり、フロ場って色んな場所だからね。題して「フロ場でワシも考えた(あるいは「フロ場で考えたこと」)」

2004-03-09[n年前へ]

KORG Legacy Collection 

 私の部屋の片隅にはKORGのMS-20とPoly-6とM-1が転がっている。まるで、それらを全部ソフトで実現してしまおうとするような、名機そっくりのコントローラが付いたソフトシンセ「KORG Legacy Collection」。キーボードならKORG、ギターはテレキャスが好み。 from hardでloxseな日々。

2006-03-09[n年前へ]

「過去ノ未来」 

 from n年前へ.

 「過去の未来」って、一体、いつなんだろう?と考えます。「過去の未来」は、明日 かも知れないし、今日だったかもしれないし、あるいは、実はずっと昔の昨日だったのかもしれません。
 ぼくらは、いつだって、「過去の未来」を歩いているんだ、と…ふと考えます。過去に夢見たことを実現しようとしている未来に、あるいは、かつて考えたことを実現できなくなったのかもしれない、そんな未来にいるんだ、と考えます。
 え?過去でなく、未来について知りたい?でも、あなたって、過去に生きる人だったですよね?大昔のできごとにとらわれるあまり、最近起こったことや、現在の状況に気を回す余裕はないのでは? 過去の記憶をさかのぼり、“知恵”という名の真珠を見つけるのは有意義なことです。しかし…

あなたが若手に与える「価値」は何? 

平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:あなたが若手に与える「価値」は何? Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女あなたが若手に与える「価値」は何?を書きました。Tech総研ブログの他の方たちが書かれていた「上司に求められるスタンスは何か?」「なぜ、会社に育ててもらおうとするのか」「上司は、なぜ若手を育てられないのか」といった記事を読んだときの、私の感想です。

けれど、そういう(実際のお金を多く支払う権限のない)上司たちであったとしても、やはり何らかの「お金」を与えるべきだろう、と私は思うのです。 例えば「スキル(技術)」という「未来にお金を得ることができる価値(権利)」を、上司たちが若手に与えることができるはず… そして、「未来に生むことができる・得ることができる価値」「(いつか若手が辿り着くはずの)未来が持っているはずの価値」を上司たちは説くことだってできるはずだ、と私は思うのです。

2008-03-09[n年前へ]

TVコマーシャルを立体視する 

 テレビ・コマーシャルを眺めていると、左右に景色や人が動いていく映像が多い。そういった、左右方向に動く画像は、容易に立体画像として眺めることができる。 たとえば、試しに、「資生堂マキアージュのコマーシャル映像」を使い、時間差画像を左右に並べて表示してみると、平面的なコマーシャル映像が下のような立体画像(平行法)に姿を変える。



 これは、「左右に動く映像」から、「時間差画像」を抽出すれば、それは「左右の視差」を持つ画像としても扱うことができるからである。

 あるいは、このコマーシャルを「片目サングラス状態」で眺めれば、やはり、コマーシャルの中のビルは画面から後ずさりして、登場人物たちは相対的に前へ浮かび上がってくることになる。
 それは、画像の明るさ・暗さで私たちが画像を知覚する速さが異なるため、片方の目に暗いフィルターをかければ、左右の目で眺める画像間に「時間差」が生まれ、それが結果として左右視差になるからである。いわゆるプルフリッヒ効果(錯視)"The Pulfrich Illusion"が生じるからである。

「商品を浮かび上がらせること」がコマーシャルの目的の一つであるならば、プルフリッヒ効果(錯視)を使った立体コマーシャルが作られたりすることもあるかもしれない。雑誌の付録などで、片目サングラスを配布して、商品やキャッチフレーズを視聴者にテレビ画面から差し出してくるコマーシャルが登場したりすることも、あるかもしれない。

立体視画像






2009-03-09[n年前へ]

未だに登場しないタブレットMacが欲しい 

 もし「こんなモノ」が出荷されたら欲しいと思いつつも、残念なことに未だに登場しない製品の一つがタブレットMacintoshだ。Macintoshには(Ink機能として)手書き文字認識機能もデフォルト状態でインストールされているので、普通に(タブレット用のペン)を使ってさまざまな操作をすることもできるし、文章入力や書類作成などをすることもできる。もちろん、WEBブラウジングも自然な感覚でできる。色んな作業を自然な操作感とともに行うことができる、はずである。

 その端的な例が、下の動画だ。手書きで絵を描いたり、Keynote資料を手書きで作成したり…と実にさまざまな作業をしている。こんな風に、TabletPCをMacintosh化して使っている人もいるようだが、現実には、そのようなMacintosh は出荷されていない。

 未だにタブレットMacintoshは登場していないのだが、「これは欲しい」というタグをつけるものがあるとしたら、その一つには、必ずタブレットMacintoshを入れる人も多い…とずっと思っている。そう「これは欲しい」と期待するのは、私だけだろうか。




2010-03-09[n年前へ]

「電子ペーパー」でもあるエクセルは、プロトタイピングに向いている。 

 オライリーの「Excelプロトタイピング ―表計算ソフトで共有するデザインコンセプト・設計・アイデア 」を読みました。この本は、Excelを代表とする表計算(スプレッド・シート)ソフトで、アプリケーションやWEBページの「見た目」や「大まかな動作」の試作品(プロトタイプ)を簡単に作る方法を解説したものです。一番最初は、「えっ?これがオライリーの本!?」と驚くくらい、カラーページが多く、画面キャプチャをふんだんに使いつつ「やり方の説明」が書かれている本です。

 「エクセル=時間泥棒」という等式が成り立つ、と私は感じています。ただし、この等式が成立するのはある条件下においてであるとも思っています。その条件とは、「定型的な作業で、とても簡単に自動化できることのはずなのに、それを人が繰り返し似たような作業を時間をかけて行っている場合」「(エクセルでない)違う道具を使えば、簡単に(作成した)道具の再利用が可能になるだろう場合」というものです。

 そういった場合でないならば、たとえば、「一回こっきりの作業」や「一番最初のアイデアスケッチ」をするような時であるならば、エクセルを使うのは悪くない選択肢だと思っています。だから、「(とっても簡単な)プロトタイピング」であれば、Excelを使って「やってみる」こともあります。

 エクセルは、良くも悪くも、まさに「見たまま」に作業をすることができます。その「特徴」は、「(非常に簡単な)プロトタイピング」をする時には、「特長」すなわち長所になります。ところが、複雑なものを作ろうとする場合になると、その特徴はまさに短所になってしまうのです。たとえば、画面内にとても収まらないような巨大なスプレッド・シートを作る羽目(はめ)になってしまったりします。

 あくまで、比較的簡単で小さなものを作るという条件下において、見た目そのままに思いつくままに作業することができるエクセルは、なかなか現実的な「プロトタイピング開発環境」になると感じているです。

 私は、エクセルは「電子ペーパー」だと思っています。もともと、紙上で行っていた集計作業を楽にするために作られたのが表計算ソフト(VisiCalc)であって、エクセルはその流れから生まれたものです。「プロトタイピング」という作業には、一番「紙=ペーパー」が最適だと(より正確にいえば、ホワイトボード+記録媒体という組み合わせが一番良いと思っています)、旧ザクならぬ旧世代の私は思っています。だから…というのも変ですが、「電子(処理機能を備えた)ペーパー」でもあるエクセルは、プロトタイピングに向いているように感じられます。

 ところで、本書のタイトル「Excelプロトタイピング」には、「やられた」と思いました。なぜなら、私が編集者だったとしたら、そういうタイトルの(シリーズ)本を作ってみたいと思っていたからです。「Excelでプロトタイピング~○×編~」という本をいくつか、編集者として作ってみたかったのです。そして、自分自身、そこから学んでみたかったのです。

 その思いは、たぶん自動的に下に出てくるだろう、この記事の「関連お勧め記事」を読む、を眺めればわかるだろうと思います。

2011-03-09[n年前へ]

「C-CUP」から「G-CUP」まで「巨大なカップを用いた研究報告」 

 気体や液体あるいは固体という異なる姿をしたものたちを「統一的に計算する」手法のひとつである、CIP-CUP法(CIP-Combined Unified Procedure)の勉強会をしました。CIP-CUP法は「C-CUP法」と書いて「シー・カップ」と発音することが多い、と聞きます。シー・カップという音を聞けば、それすなわち「トップとアンダーの差が15cm程度のバスト」を連想する人もいるのではないでしょうか。…少なくとも私は、「シーカップを使った研究をしています」という言葉だけを聞いたとしたら、思わず、耳をダンボにして聞き入ってしまうと思います。

 C-CUP法もなかなかのネーミングですが、これが一般化CUP法になるとさらに(ある意味において)パワーアップし、その名もGCUP法となります。つまり、「ジー・カップ法」です。それはつまり、「トップとアンダーの差が25cm程度のバスト」です。

 風速で言えば、Cカップの感触は時速60kmの風相当ですが(あくまで疑似感触ですが)、Gカップともなれば何と風速120kmに相当します。つまり、そのパワーは2倍も違うのです。「ジー・カップを使った解析作業を行っています」という言葉を聞いたなら、聞き耳を立ててしまう人が多いはずなのです。

 「○-CUP法」と呼ばれるもののうち最も「巨大なカップ」は何カップなのでしょうか?それを言い換えるならば、つまり、アルファベット順で一番後ろの方になる「(既存の)CUP法」はどんなものになるのでしょう…?

 一番大きいカップを使った計算手法=「Z-CUP法」を作り出す人は誰でしょうか?もしかしたら、この雑文を読んでいるあなただったりして…。

2012-03-09[n年前へ]

2011年3月1日から1年間の「”原発”記事とブックマーク」 

 2011年3月1日から今日までの1年間に、私たちみんなの間で「人気記事」となった”原発”記事とコメントを、今一度読み直してみたくなり、はてなブックマークから全て引っ張ってみました。それが、2011年3月1日から1年間の「”原発”記事とブックマーク」です。

 今から振り返れば、事故後3月12日に書かれた池田信夫氏やMIT研究者による記事などが、「間違っていた」ことや、ニュー速VIPブログ「放射能から身を守る方法」や元「東芝の原子力技術者が語る福島原発の現状」の「正しさ」が、今一度見えてきます。

 あるいは、地震の1週間前に書かれた(四国伊方原子力発電所の実験風景をひきつつ書かれた)いしだ壱成氏記事を読めば、その的確な指摘に考えさせられ、そして同時に、そこにつけられた私たちみんなが付けたブックマークコメントを読めば、「安全神話」を生み出し、今回の災害を生み出した「人の姿」も見えてきます。

 「今回の災害で得た多くの科学的データを生かし、こうした災害が起きないようにしたい」というような内容をどこかで読み、「それはそれで大事なのだろうが、それでは、防災のためにはあまり効果的でなさそうだ」と感じました。なぜなら、災害を生み出す量を決める一番のファクターは、科学・技術ではなく、他の何よりも「人」である、と思うからです。金融工学がいかに進もうと、バブルが繰り返し起きるように、科学技術がどれほど進もうと、主人公はやはり「人」なのです(正しい判断をしない「みんな」はいつも「バブル」を繰り返す)。

 「分数もできない大学生」のような"みんな"が行う判断は正しいと思いますか?
 分数ができても、みんなが正しい判断をするとは言えない。金融工学がいかに進もうと、バブルは繰り返す。

 未来に生かすべきは、他の何より「私たち自身つまり”人”がおかしがちな誤り」への振り返りなのではないかと思いつつ、今日眺め直してみたものが2011年3月1日から1年間の「”原発”記事とブックマーク」です。

2013-03-09[n年前へ]

100円で楽しめる「3Dプリンタペン」遊び 

 100円ショップのダイソーに行くと、(溶かした高分子樹脂を先端から押し出す)グルーガンと(高分子樹脂である)グルースティックが100円で売られていました。…となると、やってみたくなるのが「3Dプリンタペン(3Doodler)遊び」です。つまり、ペン先から吐出された(溶けた)粘性高分子が空気中で冷やされ弾性固体に変わり、3次元空間中に立体物を描く…という遊びをしてみたくなります。

 そこで、100円のグルーガンを使い、ノートの上に「空に伸びるエッフェル塔(おぼろげな想像図)を3時限的に描いてみたのが、右の立体物です。エッフェル塔ってどんな姿だっけ?というあたりがあやふやだったり、いきあたりばったりに描いていったので、少し傾いたピサの斜塔風になっていたりもしますが、そこはご愛嬌。たった、100円でこんな3次元空間を空に描くことができるのは、何とも楽しいものです。

 100円玉を握りしめてダイソーに行き、あなたの好きな3次元形状を(自分の手書きで)作り出してみるのはいかがでしょうか?(参考:「おっぱい曲面方程式」を立体(モドキ)プリンタで出力してみた!

100円で楽しめる「3Dプリンタペン」遊び 100円で楽しめる「3Dプリンタペン」遊び 






2014-03-09[n年前へ]

「肛門の最大径は35mm」で「洋式便器に流せる最大の大便は直径44mm」 

 「肛門の最大径は35mm」で「洋式便器に流せる最大の大便は直径44mm」を書きました。

 直径 44 mm くらいの大便であれば、たとえ超カタい無変形大便だったとしても、大便器(洋式サイホン便器)がこのJISA5207に従っている限りは、その超ビッグな堅い大便を流しきる性能を便器はちゃんと持っています。
 そして、日本人に限らず、体格が大きな西洋人でも肛門が開くことができる最大サイズは、およそ直径35mmほどです。