hirax.net::Keywords::「ワイヤーロック」のブログ



2009-08-18[n年前へ]

ワイヤーロック錠をバラす 

 「鍵を使わずには絶対に開けられない鍵」というのは滅多にない。原理上は開かないはずのカギであっても、おおくの場合、製造上の問題や・運用上の問題が原因で、簡単に開く鍵になってしまうことも多い。たとえば、右上の写真に示したワイヤーロックなどは、その一例である。

 たとえば、下の動画はケンジントンのワイヤーロックをばらしてみた例である。このワイヤーロックは右の写真のような形状をしているのだが、一番外側の多いが薄い金属であり、その金属をただラジオペンチやニッパーなどで「めくる」だけで、シリンダー錠の中身をすべて取り出すことができる。つまり、シリンダーを固定しているピンもバネもすべてがバラバラになってしまうのである。ひとことで言えば、簡単に開いてしまうのである。



 このワイヤーロックの仕組みは、シリンダーの中に5セットのバネと2本のピンが入っている。そして、その5セットのうち2本ピンのうちの片方の長さが、セットごとに違うのである。だから、そのピンの長さに応じた押し込みをすることで、シリンダーの中の回転部を回すことができるようになる、というわけだ。

 もっとも、パズル好きな人で、手先が器用な人なら、精密ドライバーや堅い適当な形状の板などがあれば、わざわざネジをばらさなくても解錠することができる。暇な時間があれば、高いパズルを買わずとも、100円ショップで鍵を買い「その鍵を開ける」というパズルを楽しむのも面白いかもしれない。

ワイヤーロック錠をバラす






2015-07-19[n年前へ]

ダイソーの300円ワイヤーカッターと100円ワイヤーロック、勝負をしたらどっちが勝つか!? 

 自転車などの盗難防止用の(とても安全そうに見える)太いワイヤーロックも、それなりのワイヤカッターを使うといともたやすく一瞬で切断することができます。先日、100円ショップのダイソーに行くと、300円で小型のワイヤーカッター(ミゼットニッパー)が売られていたので、100円ショップで買った100円ワイヤーロックと勝負をさせてみることにしました。

 その結果、300円のワイヤカッターは100円ワイヤーロックを比較的簡単に切断することができました。さすがに握力が低い女性の場合には、切るのに時間がかかるかもしれませんが、それでもワイヤーカッターのグリップ部分を足で踏むなどすれば、一瞬で切断することができそうです。

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