hirax.net::Keywords::「無重力」のブログ



2006-07-08[n年前へ]

「禁断の未来・作り出す未来」 

 from n年前へ.

「叶わぬ望み」「青いバラ」が遺伝子組み換え技術で実現される。良いか悪いかはさておき、それが21世紀なのだろう。
メッシュ状のカップを胸に埋め込めば、未来永劫ブラジャーは必要ない。…しかし、本当にそれでいいのか?
色とりどりのM&M'sチョコレートが、無重力の世界でコクピットの中を舞う様子は、…ただ素晴らしく美しい。

2010-06-23[n年前へ]

水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!? 

 「はやぶさ」が宇宙から帰ってきた今日この頃、そんなことと関係があるのか・あるいはないのか、ここ数日、あるメーリングリストで、こんな話題に花が咲いています。その話題とは、こんなような話です。

 水で満たされている水風船がある。その水風船を下からライターの炎で火が広く当たるようにあぶってみることにする。ライターの炎で水風船を10秒あぶったとき、そのときどのような事態が起きているだろうか?60秒ならどうだろう?水風船の大きさや各種条件や、もちろん、実験をする「環境」をも色々な状況下で想像したときに、どのようなことが・どのように生じるか答えなさい。

 あなたなら、どんな風に考え・どんな内容を答えるでしょう? 10秒とか50秒とか、色々な条件・環境下を具体的に考えてみた場合…ということは、そうそう簡単に答えることができるような話題ではなさそうな気がします。つまり、数字を挙げながら、「こういう場合はこのようなことがこういう量で生じる」という具合に説明できなければダメな感じの場なのです。

 さてさて、あなたなら、どんな「答え」を書くでしょう?ちょっと、単純そうで・実は奥深い面白い問題だと思いませんか…?(>>「続 水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!?」を読む)

水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!?






2014-03-29[n年前へ]

「バストの径からバスト体積を求める方程式」と「スプートニック・ショック」 

 ”Breasts: A Natural and Unnatural History”を読んでいると、「バストの径からバスト体積を求める3種の方程式」が載っています。「3種類」載っているのですが、掲載されている式は

  1. 体積=直径^3×0.5236/2
  2. 体積=半径^3×4.1888/2
  3. 体積=半径^3×4π/2
というもので、前者の2つは(半径で表すか・直径出表すかの違いしかない)全く同じ式です。また、最後の式は、おそらく、体積=半径^3×4π/(2×3)の間違いだろうということを考えると、つまるところは、これらは全て同じひとつの公式「体積=半径^3×4π /3 /2という「おっぱいの体積は球の半分である、としたい」というひとつの主張が書かれているに過ぎません。…わざわざ3つの異なる式で書くと、むしろわかりにくくなる話のような気がします。

 それはともかく、面白かったのが「スプートニック・ショックの頃、アメリカ合衆国がソヴィエト連邦に誇れる技術のひとつがブラジャー設計技術だ、と言われた」という一節。

 These equations are taken from a mechanical journal published in the wake of Sputnik. Its proud author declared, “Brassiere design is one engineering activity, at least, in which the United States is ahead of the Soviet Union.”



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