hirax.net::Keywords::「Facebook」のブログ



2013-04-25[n年前へ]

Facebookビッグデータで知る「十代で結婚すると離婚する!?」「中高年男性が若い女性と結婚したがる!?」の法則 

 WOLFRAM BLOG にFacebookのビッグデータをMathematicaで解析した結果 "Data Science of the Facebook World"が掲載されています。これが…実に面白い(福山雅治@ガリレオ風)のです。

 下に貼り付けたグラフは、横軸を年齢に「恋人無し・有り・婚約中・既婚(中)…」の比率を示した積み上げグラフです。既婚(中)の人の比率が十代から二十歳くらいにかけて大きく減っている、つまり、十代で結婚すると離婚する!?ということが示されていたり、三十代半ば以降は「恋人無し」の比率が一定でほぼ変わらなかったり、二十代前半から後半に掛けては、「恋人有り」「婚約中」の比率(≒期間)が比較的多い(長い)といったことがわかります。

 ちなみに、男女別の解析結果(グラフ)を眺めると、「女性は(男性より)早めに結婚するけれど、三十代後半以降は独身率はほぼ一定になる」とか、「男性は三十代後半以降も、ジワジワ独身率が減る(結婚したがる!?しかも相手は自分より若い女性と!?)」というさまが見て取れます。

 うーん、これは実に興味深い。

2014-09-15[n年前へ]

サンノゼやサンフランシスコ近くの家賃推移でIT企業の勢いを眺めてみよう!? 

 サンノゼやサンフランシスコ近くの家賃や物価について、「GoogleやFacebook等の好況・好待遇が原因で、どんどん高くなって大変だ…」という話を聞き、Mathematica(とWolfram Alphaのデータ検索)を使い、その家賃変動の実際のところを調べてみました。おおよそ下のようなコードで、下図のような家賃推移グラフを描いてみました。縦軸は一月あたりの家賃(米ドル)で、横軸は時間軸で最近約30年ほど。そして、赤がサンタクララ、橙色がサンフランシスコ、青色がロサンジェルス、緑色がサンディエゴです。

WolframAlpha[ "Santa Clara County 1 bedroom apartment fair market rent", {{"History:RentOneBedrooms:USFairMarketRentData", 1}, "TimeSeriesData"}];
DateListPlot[%];

 こうして眺めてみると、(他の地域もそうですが)ここ数年は家賃が下がり気味なのに対して、サンタクララやサンフランシスコは家賃が上がり気味…という感じになっています。確かに、GoogleやFacebookの好況のせいなんだろうか…と思いつつ、何より感じさせられるのは「2000年後のITバブルの影響はもの凄そうだな」とか「2012年くらいに、サンタクララ辺りのプチバブルがあった感じ?」というような具合でしょうか。

 好況と不況は業種や地域で色々ずれているでしょうから、家賃が上がっても収入は下がっていたりということはよくあることで…なんて考えると、これは結構大変そうです。しかし、日本の経済政策も、こんなグラフのようなことをしていそうで、全然ひとごとではないですが…。

サンノゼやサンフランシスコ近くの家賃や物価でIT企業の勢いを眺めてみよう!?








■Powered by yagm.net