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2018-03-28[n年前へ]

「スマホを捨てて、空へ飛ぼう」 

 昔は感光フィルムが入ったカメラを持ち歩き、それからずっと後の頃にはデジカメを持ち歩くようになった。自分が眺めた場所を切り取り形にすることが楽しかった。

 一昨年前くらい前は、自分がいる場所から見える周囲全てを動画撮影できる360°カメラ使っていた。自分が眺めた景色、あるいは、自分が(眺めることができたはずの)眺めなかった全周囲を撮影するカメラは、とても面白かった。…けれど、2018年の今、(Insta 360 Oneは使ってみたいけれど)全天周カメラは、もうほとんど使っていない。

 2018年の春、この瞬間は、玩具ドローンカメラを使った撮影が楽しい。誰でも簡単に使えるGPS制御付きのドローンでも、Amazonで一万少しで買うことができる。そして、そんなドローンカメラを使うと、自分がいる場所の近く…けれど行けなかった場所からの風景を眺めることができる。…空も飛べるし、水面の上を滑るように移動することもできる。

 「書を捨てよ、町へ出よう」ではないけれど、手元に持つスマホから見える景色を遙か離れて、自分が行けなかった場所からの世界を眺めたりするのは、とても楽しい。スマホ(の役割を担うようなデバイス)が空を飛ぶことができるようになるまでは、スマホを捨てて、空へ飛んでみたい。

「居る場所を離れて、居ない場所へ出よう」「居る場所を離れて、居ない場所へ出よう」








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