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2009-07-10[n年前へ]

ハブダイナモ(発電機)の「歴史」と「性能比較」と「疑問がひとつ」 

 ライト用の発電機が車輪の中に設置されている、いわゆる、ハブダイナモ(発電機)の歴史と発電(変換)効率を知りたくなった。ネット上での情報を眺めてみると、たとえば「自転車の歴史、発電機」などに記載がされていて、時速15kmでおよそ70%の発電効率(発電電力/消費電力)が得られる(速度が速くなるほど発電効率は低下する)、とある。そして、自転車用の発電機という言葉を聞いて(今でも)いちばん最初に頭に浮かぶ、タイヤやリムに横から押し付けるタイプでは、発電効率はおよそ35%程度だという。

 各社のハブダイナモ(発電機)や(昔ながらの)の発電電力や車輪を回すのに必要な電力などを測定したデータを、たとえばTesting the Efficiency of Generator Hubsといった資料から読むことができる。こんな資料を眺めてみると、実に勉強になって面白い。ただ、非常に奇妙に思えるのが、ハブダイナモのShimano HB-NX32が負荷がある時(ライト点灯時)の方が、無負荷の時(ライトを消した時)より車輪を回すのに必要な電力が大きい!?ということである。なんで?・・・と、頭の中にハテナマークが浮かんでしまう。

 「なぜ、そんなことになっているのか自転車に詳しい人に聞いてみたい」というのが、今日一番知りたい疑問だ。

ハブダイナモ








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