hirax.net::Keywords::「手書き」のブログ



2009-03-22[n年前へ]

デジタルがアナログに追いつく日 

 こう言うと「冗談」だと思われることも多いのですが、私はコンピュータを扱うのが本当に苦手です。何か資料を作るときは、ハサミと糊でマニュアリー(手作業)でコピー・ペーストをしながら、仕上げることが多いくらいです。

 先日書いた「論理的にプレゼンする技術 」の特長はとてもイラストが使われていることです。そのイラスト・イメージは、駅中の喫茶店で、いつも持ち歩いている小さなホワイトボードに絵を描きながら「イメージ」を編集者に伝えました。「こういうことを伝えたい」という絵をホワイトボードに描き、そして、それをケータイで撮影して記録していくのです。

 そんな携帯用ホワイトボードに描いた、ラクガキの例が下の画像です(あるいは、さらにその下に小さく張り付けたような「まとめ」用イラスト例になります)。本書のページを本屋で手にとって、一枚一枚めくってみれば、こんな稚拙なラクガキを元に綺麗に・わかりやすく描き直されたイラストを、必ずどこかに見つけることができるはずです。

 ところで、手書きで「言いたいこと」を描くよりも、コンピュータを使って資料を作る方がずっと時間がかかるように思います。しかも、プレゼンテーション・ソフトウェアで図を作ったりした日には、「考えていること・言いたいこと」がメリハリがつかなくなり、わかりにくい資料になってしまうことが多いようにすら思うのです。不思議なような気もしますが、そう私は感じています。

 デジタルがアナログに追いつく日は、まだまだ来ないのではないでしょうか。それは、単に「私が追い付いていない」だけなのかもしれません。けれど、やはり、デジタルがアナログに追いつく日は、まだまだ来ないのではないか、と思うのです。

イラストイラストフローフロー






2009-12-05[n年前へ]

手書き風画像作成ソフトウェアFotoSketcher 

 写真をさまざまな手描き風画像(絵画風)にするソフトウェアのFotoSketcher(FotoSketcher gallery)  処理例を見ると、なかなか学ぶところが多い。


Turn your photos into beautiful paintings, sketches or drawings in seconds.

FotoSketcher is a 100% free program which can help you convert your digital photos into art, automatically. If you want to turn a portrait, the photograph of your house or a beautiful landscape into a painting, a sketch or a drawing then look no further, FotoSketcher will do the job in just a few seconds.

2011-02-05[n年前へ]

iPhoneデジタル手書きメモSHOT NOTE用「手製メモ用紙&ホワイトボード」を作ってみる 

 「手書きのメモをデジタル化する」ためのツール、「専用ノート・専用メモ用紙」をiPhoneで撮影して、電子メモ化するというSHOT NOTEをKING JIMが出していました。もちろん、試しに使ってみたくなるわけですが、発売されたばかりですから、専用メモ用紙を手に入れるには、少し時間がかかりそうです。そこで、自作の「(DIY)お手製メモ用紙」を作り、使ってみることにしました。

 今度の新作は「デジタルで記録するためのノート」ショットノート。基本的には近頃人気のブロックメモ(写真左)なのですが、四隅にマーカーがあり、専用の iPhoneアプリ「SHOT NOTE App」で撮影することで、台形補正や色補正、サイズ補正を自動的に行います。ノート上部の日付、番号欄についてはOCR処理も行われ、アプリから検索を行うことが可能。

iPhoneで撮影するためのブロックメモ「ショットノート」、キングジムから

 「お手製”デジタル”メモ用紙」にラクガキをして、iPhoneアプリケーションで試しに撮影してみると、端部のマーカーをきちんと認識してくれました。マーカーの認識は、想像したよりも調整がシビアで(KING JAMの純正品であれば、調整・認識は楽に行うことができるのかもしれません)、普通にハフ変換で矩形認識をさせた方が(技術的には)シンプルな実装のような気もしますが、ビジネス的な面を考えれば、このくらいがちょうど良いバランスなのかもしれません。

 メモを書いた日付なども、”達筆”からはほど遠い私が書いた文字ですが、OCRできちんと読み取ることができ、これは、なかなか便利に思えます。

 …しかし、思いついたことを走り書きする時には「”小さな”手帳」にメモしますが、じっくり考える時には、手帳でなく”小さな”ホワイトボードの上にアイデアを描きます。

 そこで、自作した「お手製”デジタル”メモ用紙」の上に、透明ボードをはさみ、右の写真のような「”デジタル”スキャニング対応ホワイトボード」を仕立ててみました。その「”デジタル”スキャニング対応ホワイトボード」にラクガキしてみれば、実に簡単にラクガキをデジタル・ドキュメントにすることができました。

 しかし、おぼろげに考えます。iPhoneデジタル手書きメモ用の「お手製メモ用紙」も「”デジタル”スキャニング対応ホワイトボード」も便利に使うことができそうですが、「電子化ドキュメント」と「手書きメディア」をもっと違う繋ぎ方ができるような気もするのです。

 けれど、それが何なのかがわからない・・・というわけで、とりあえずは「手書きのラクガキ」と「電子化されたラクガキ」の両輪を力一杯押し続けててみようか、と思う今日この頃です。

iPhoneデジタル手書きメモ用の「お手製メモ用紙&ホワイトボード」を作ってみるiPhoneデジタル手書きメモ用の「お手製メモ用紙&ホワイトボード」を作ってみるiPhoneデジタル手書きメモ用の「お手製メモ用紙&ホワイトボード」を作ってみるiPhoneデジタル手書きメモ用の「お手製メモ用紙&ホワイトボード」を作ってみるiPhoneデジタル手書きメモ用の「お手製メモ用紙&ホワイトボード」を作ってみる






2012-10-05[n年前へ]

「堅苦しいグラフ」も「オモシロ楽しく」変身させてみる!? 

 Mathematicaを使って、真面目なグラフや図を「手書き・落書きマンガ風」にしてしまおう!というAutomating xkcd Diagrams: Transforming Serious to Funny(WOLFRAM BLOG)が面白い。堅苦しいグラフ(や図)で使われている文字を手書き風フォントに変え、線を柔らかく変形させ、その他の図形も全て微妙に変形させることで、ありとあらゆる(もとは)堅苦しい図形を「オモシロ楽しく」変身させています。

 たとえば、サイン関数を書いた無味乾燥なグラフだって(左下)、手書き風のスタイルを適用させるだけで…あらビックリ!の易しく心地良さそうなグラフに大変身するのです(右下)。

 このグラフは下のコードで描かれたもので、普通のやり方で描かれたグラフを(こんな用途のために作った)xkcdConvert関数で手書き風にしたものです。

Plot[Sin[x], {x, -10, 10}, AxesLabel -> {"x", "Sin[x]"}]
// xkcdConvert (* 手書き風の場合 *)

 無味乾燥に見えがちなグラフが読まなければならない時は、それらのグラフに「手書き風」スタイルを適用してみるのも良さそうです。スタイルが変わるだけで、難しい技術書なども人懐っこく・わかりやすく見えてきます。

 どんなページも「手書き風に変えてしまう」というブラウザ用Proxyというものが以前あったような気がします。あるいは、現実世界をマンガ風にしてしまうカメラ(画像処理)ソフトなどもよく見かけます。グラフを手書き風にするだけで「堅苦しさ」がいきなり消え失せたように、少し見方を変えるだけで、「丸っきりの別印象」になったりするかもしれません。

 世界にあるもの・見たものを「もしも○×風だったとしたら?」と想像してみると凄く面白く楽しいんじゃないか、とグラフを見つつ考えます。


参考:他言語での作成・実装例
R での作成例
R での作成ディスカッション
 ただし、これらの例では、字体を変えるだけだったり、データ自体にジッター=揺れを与えていたりするので、もう一ひねり深い実装が欲しいと思ってしまうかもしれないですね。

「堅苦しいグラフ」も「オモシロ楽しく」変身させてみる!?「堅苦しいグラフ」も「オモシロ楽しく」変身させてみる!?「堅苦しいグラフ」も「オモシロ楽しく」変身させてみる!?「堅苦しいグラフ」も「オモシロ楽しく」変身させてみる!?






2012-11-22[n年前へ]

iPad mini用「究極・至高のノート」キットを作ってみた! 

 iPad mini用の、(今手に入る限りの道具を使った)「究極・至高のノート」キットを作ってみました。ここで言う「究極・至高のノート」というのは、人の苦手なことを最大限に補い、そして人の得意なことを最大限後押ししてくれる、そんな道具です。

 作ったのは「頭に浮かんだことを紙に”手書き”するクリップボードを(利き腕側の)右に配置し、書いたノートや本をすべて格納してあるiPad miniを左に配置した超コンパクトな”ノート”ケース」です。

 材料費3000円ナリで作った”ノート”を広げれば、「忘れてしまいがちな過去に自分が思いついたこと」や「覚えようと思っても記憶することができない書籍に書かれている内容」には、(iPad miniが担う)左頁を介して自由にアクセスすることができます。
 そして、自分の頭が思いついた曖昧で電子化しづらい限りなくアナログでとりとめもないことは、右頁の紙上に描くことで、何かしらの形にしていくことができます。
 つまり、「人の苦手なこと=記憶すること」を最大限に補い(記憶が苦手なのは私だけ…ではないですよね?)、そして「人の得意なこと=何かしらの新しいことを作り出すこと」を最大限後押ししてくれる”ノート”です(新しいことを作り出さず・繰り返すだけなら機械やロボットには勝てないですし…)。

 もちろんこの”ノート”は、ひとたび折り畳めば、容積を無駄にすることのない薄型コンパクト・サイズになります。人の苦手を補い・得意を後押する「いつでも寄り添うノートブック」は、今日この瞬間に(安く)手に入るものとしては、まさに究極・至高のノートです。

 この”ノート”の便利さが実に素晴らしいので、何十個か複製し・布教に廻りたい今日この頃です。右利きの人なら私が作ったのと同じような配置で作り、左利きの人であれば左右逆に作る、…他の誰でもない自分自身のための「自分の苦手を補って・自分の得意にエールを送る」そんな道具を作ってみるのはいかがでしょうか。

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