hirax.net::Keywords::「波形」のブログ



2007-09-07[n年前へ]

NTSCとニガシオ 

こんにちは、さようなら。
NTSCのビデオ信号のカラー情報は「ビデオ信号に重畳した3.58MHz波形」の位相で表すが、3.58MHzはappleのビデオ・クロック(7.12MHz)のちょうど1/2である。だから、2ドット分のビデオ・信号を"on""off"として出力した場合と、"off""on"して出力した場合では、NTSC信号でのカラー情報(位相)が180度ずれた色(=補色)として表すことができる。
飲食店というものは一般には十ルクスで、それ以下でやろうとするものが風俗営業になるわけですね。三ルクス以下になると違反です。
ここに、「連続する2ドットのon-offの組み合わせで色が決まる」꓈꒤꒦apple꓎ꖫꗩꆼꆦꖰꗩꗕꖣꗃꖯ꓎겤잤궤ꊤ겤ꌍ
「ニガシオやめたのに飽きました、アッハッハ!」

2008-09-22[n年前へ]

アクティブ・ノイズ・キャンセリング PC を作る 

 「周りの騒音が大きな場所で、集中してPC作業をしたい」と思うことがあります。そんなときに、ふとこんなことを思いつきました。

 PCのマイク入力から環境音を取得して、その逆位相の音をスピーカーから出力したら、PCのごく近くの領域だけは、ノイズ=ゼロの理想的な作業環境が生じるのではないだろうか?
というわけで、アクティブ・ノイズ・キャンセリング PC を作ってみました。やったことはとても簡単、SimuLinkを使って、サウンド入力の逆位相の音をスピーカーから出力するモデルを作ってみたわけです。一言で書けば、サウンド入力×-1の音声をサウンド出力するだけのモデルです。

 1分クッキングで作った「サウンド入力の逆位相の音をスピーカーから出力するモデル」が下中央で、(試しに動かした時の)下左画像はサウンド入力の波形で、下右画像はサウンド出力画像になります。なお、両者ともオートスケールなので、一見するとDCレベルが違っているように見えますが、DCレベルは同じです。(そもそもDC成分はサウンド入出力では無視されますし)

 PC周囲の騒音を逆位相の音波で消せたか・・・というと、その効果は全然わかりませんでした。大雑把な計算では、低音騒音は消せそうな気がしたのですが、1分クッキングのアクティブ・ノイズ・キャンセリング・モデルでは何の効果もありませんでした。・・・というわけで、「アクティブ・ノイズ・キャンセリング PC を作る」という楽しい課題がここに生まれたのです。

アクティブ・ノイズ・キャンセリング・システム






2009-07-28[n年前へ]

見かけの特性にごまかされない眼力 

 小林芳直回路の回り道―ASIC設計のセンスを磨く散策のとき (CQ BOOKS)」から。

 オーディオでも電子機器でも、本当に重要なのは波形伝送である。スペックには測定しやすい周波数特性が書かれているが、現実的な性能を示すのは群遅延特性とかトランジェント特性であることが多い。
 見かけの特性にごまかされない眼力がほしいものだ。



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