hirax.net::Keywords::「DLL」のブログ



2003-03-27[n年前へ]

Photoshopプラグイン環境 

 Photoshopのプラグインを簡単に作れ、しかも画像操作が気持ちよくできる「ハズ」のLINK PhotoshopPhotoshop DLL Linking System (PDLS)をバージョンアップ。PDLS自体がマクロ対応し、プラグインもマクロ対応に続々?なっている。というわけで、最新版はこれ。今回の添付のプラグインは「鳥瞰図、セル表示(CSVファイル入出力)、2DFFT、Nornalize(マクロ対応)、Subtract(マクロ対応)、POVRayプラグイン、数式処理プラグイン」です。プラグインは続々作成の予定、なのです。

2003-03-28[n年前へ]

Photoshopプラグイン 

「PDLSをどう使うかさえわからない」というのはもっともだと思います。今のところ、画像のピクセル値をグラフにしたり、セル表示で眺めたり、数学的ないくつかの変換をしたり、テキスト入出力をしたり、というような拡張DLLしか添付していません。画像を仕事で使うような人にはとても便利なハズなのですが、もっと一般の人向けの拡張DLLはまだ作っていないのです…。

 というわけで、興味を惹かれる拡張機能が出るまでゆっくり待ってもよいわけですが、一番良いのはいつものように「こんなプラグイン機能が欲しい!」とわめくこと、だと思います。私が趣味で作るプラグインは、私の必要(仕事)で使いそうなものになってしまいがちですから、そんな「こんなプラグインが欲しい」という「わがまま要望」で私にアイデアを提供してもらえることはとてもありがたかったりします。もともと、「週に一つは新しいプラグインを作る」ために、作業効率アップのために作ったプラグイン開発環境ですから。

2003-04-12[n年前へ]

jphotoできた。 

 ズーミングする写真集を作るツールの「zphoto」はとても綺麗なフラッシュ写真集を作ってくれる。しか〜し、基本的にunix上で動くことが前提で、残念ながらWindowsで動くツールではないのであった。それでは、ほとんど大多数の人は使えないというのに等しいのである…。

サンプル画像 というわけで、作ってみましたjphoto。フォルダー内に入っている画像達から、自動的にzphotoモドキのフラッシュ写真集をWindowsで作ることができます。もちろん、本家zphotoに比べると実に小さなことしかできませんが、とにかくWindowsで動くのです。まずはサンプルの出力結果がこんな感じになります。緑の高原で風に吹かれているような、自然の気持ちよさをちょっと狙ってみました。

 プログラムの内部からPHPでmingを操作しているので、動作するためにはモジュール版PHPインストールが必要です。php.ini中に

extension=php_ming.dll
という記述をしておくことで、PHPをmingに対応させます。
 また、種々の画像ファイルに対応させるためにはSusieプラグインのインストールが必要です。で、肝心のソフトの方は、これ(場所が間違っていたのを直しました)です。詳しくは、コチラで。

 が、果たして使う人がいるか…うーむ…。PHPのインストールは簡単だと思うけれど、PHPが必要だというのはなぁ…。

2003-04-19[n年前へ]

SurfacePlot, Table, Copy, Clip, Normalize, Linerプラグイン 

 (プログラムがバリバリかけず、ツールをバリバリ使いこなすわけではないような)ナンチャッテ画像処理技術者必携の便利ツールPDLSのプラグインがバージョンアップ。SurfacePlotとTableがマクロ対応で、CSVやグラフ保存も自動実行が可能に、です。あと、Copy, Clip, Normalizeプラグインも追加してあります。いずれもマクロ対応です。
 また、Linerプラグインも追加しました。多チャンネル間の線形演算ができます。Filter Factoryは8bit RGBのみなので、そうでない用途には面白いかもしれません。

2004-02-06[n年前へ]

PDLSバージョンアップ 

 PhotoshopのプラグインをC言語などで簡単に作成することのできる環境のPDLSをバージョンアップしてみました。今回の変更点は、
(1) 「作業過程を記録したマクロ」内で変数(定数)宣言を使うことができるようにし、マクロを関数(DLL作成関数と同様にパラメータを外部から指定することができる)として使うことができるようにした
(2) マクロからマクロ(関数化されたものも、あるいは、されていないものも)を呼び出せるようにした
(3) 関数化されたマクロをGUIから実行時する際にはパラメータ選択ダイアログを出して、マクロ内で定義された変数の値を実行時に自由に変えられるようにした。すなわち、DLLとして作成した機能拡張と同様にマクロで作成した機能拡張関数においてもユーザーインタフェースが使えるようになった
というところです。

 Photoshopを使いつつ、画像処理のプログラミングを簡単にやってみたい方は使ってみるのも面白いかもしれません。また、比較的大きなサイズの二次元データ(画像)を扱う機会が多い方でしたら、とりあえず鳥瞰図プラグインやセル表示プラグインを使うためだけに使ってみても、意外に便利で重宝するんじゃないかと思います。

 また、FilterFactoryなどとは違って、16bitのCMYKモードやLabモードでも使うことができるので、そういったモードで数式処理プラグインでも使って、FilterFactoryっぽく使ってみるのも意外に面白いかもしれません。

 ちなみに、動作環境はPhotoshop6.0以降で、CS(8.0)でも動作確認済みです。



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