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2010-01-15[n年前へ]

「心の中が見える装置」 (初出:2005年08月26日) 

 少し前に、「(相手に)心の中が見える装置」を作ってみました。あるいは、「(相手に)心の中を伝える装置」といえるようなものを作ってみました。

 人はなかなか思ったことを言葉にすることができなかったりします。どうしても上手く言葉を綴ることができなかったり、言葉が浮かんでもその言葉を口から出すことができなかったりします。逆に言えば、他の人の(人以外のものも)心の中はよくわかりません。だけど、知りたくなったりします。

 そこで、私が作ってみたのはこんな装置です。薄いプラスティックの板とホワイトボード用のペン・セットを組み合わせて、漫画の「吹き出し」のようなものをリアルの世界に作ってみたのです。この吹き出しを、自分の顔の近くに持ってくれば、自分の心の中の気持ちを人にそのまま見せることができます。例えば、この装置を使うと「Mona OS」作者の頭の中を覗いてみたりすることができます。彼の頭の中に強く浮かび続けていること、なかなか言葉で聞くことができない、だけど素晴らしいものを眺めることができます(実はこの吹き出し"装置"は一枚の同じモノなのです)。

 あるいは、自分のペットの口の前に持って行けば、人間の言葉を喋れないペット相手に会話をすることだってできます。こんな装置を持ち歩けば、旅先や日常生活で色んなものを喋らせてみることだってできます。あるいは、色んなものに心を伝えることができます。

 疲れてなかなか言葉が浮かばないとき、心の中の言葉がどうしても口から出せないとき、時にはこんな装置を作って心の中をカタチにしてみるのもよいかもしれません。あなたなら、どんな言葉をこの吹き出しに書いてみますか?それを誰に見せたいと思いますか?

2010-04-03[n年前へ]

「見えるコビト」と「照れるコイビト」 (初出:2005年08月31日) 

「日本科学未来館」で開催されていた「インタラクティブ東京2005(i-tokyo)」の記事を読みました。 記事中で紹介されていた、東京工業大学ロボット技術研究会の「Kobito -Virtual Brownies-」が、とても興味深く感じられました。

 たとえば、「Kobito」(mpg動画動画のページ)は複合現実感(Mixed Reality, MR)もしくは、人工現実感(Augmented Reality, AR)という言葉で知られるような、現実の世界と「現実ではないが、不思議でリアルなモノたち(働くコビト)」をオーバーラップさせた世界を眺めることができるもので、「なかなか見ることができないモノを実際に眺めることができる」不思議なカメラです。

 この「なかなか見ることができないモノを実際に眺めることができる」不思議なシステム「Kobito」を眺めた後、最近知った「非接触温度測定機能付きデジカメ製品紹介PDF)」を思い出しました(その非接触温度計付きデジカメが右上の写真のピストル型のグッズです)。

 何でも好きなものを銃口で狙って撮影したり、その銃口で狙った先の対象物の温度変化を調べたりすることができるのです。

 このピストル型デジカメで好きな相手を狙って撮影すると、相手の姿が撮影できるだけではありません。相手が「照れてアツく」なっているのか、それとも、「(あなたに)冷めている」のかを知ることができるわけです。つまり、「なかなか見ることができない相手のお熱(≒自分への気持ち…!?)というモノを実際に眺めることができる」のです。

 当然、ピストルの銃口を自分に向けてみれば、自分が相手に熱くなっているようすだって見せることができるわけです(見せられる方も困ってしまうかもしれませんが…)

 技術系男子は、「相手の気持ちが読めない」とよく言われます。それならば、こんなピストル型デジカメをホルスターに下げ、いつでも必要な時にはピストルを握りしめ、そして温度計のメモリを読み・相手の気持ちを測定してみるのも、「技術系らしくて」良いかもしれません。

 ピストルで狙われた相手がどう思うかはわかりませんし、そんなことをした結果として、ヒュルルル~と気持ちが冷めてしまうかもしれませんが…。

「見えるコビト」と「照れるコイビト」 (初出:2005年08月31日)






2013-12-22[n年前へ]

iPhone や iPad で「いつでもドコでもプラネタリウム」 

 (手に持った) iPad mini 上に、見る方向に応じた映像を表示するようにしたくて、まずは、360°の全周囲に拡がる星や星座を表示させてみました(鏡像になってしまっているのはご愛敬…ということで)。

 緯度経度や時刻に応じて「星情報や”プラネタリウム画像”」を送出するサーバを仕立ててやれば、いつでも・どこでも、iPhone / iPad などで「いつでもドコでもプラネタリウム」を楽しむことができそうです。

iPad (mini)でいつでもドコでもプラネタリウム!?








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