hirax.net::Keywords::「アップル」のブログ



2005-05-05[n年前へ]

Quartz Composer 

 Mac OS X Tigerの「フローチャートのようにノードをつなぐだけで、モーショングラフィックスを作れる。プログラムを書かずに、インターネットからRSSをダウンロードして表示したり、画像をスライドショーさせたりすることができる」というQuartz Composer.
Quartz Composer Programming Guide: Making a Standalone Compositionhttp://www.zugakousaku.com/web_data/diary/2005/2005_04_30/screenshot.gifQuartz Composer Samplesアップル - Mac OS X - Quartz Extreme

2006-01-15[n年前へ]

8GBメモリに改造したiPod nano 

アップル - iPod nanohttp://www.multiarcade.com/b.jpgMultiArcade.com 壊れた4GB iPod nanoにメモリチップを亀の子状に増設することで、8GBメモリのiPodを作り上げた8GB Nano Upgrade.鉛筆ほどの薄さのiPod nanoをメモリ8GBにして、2,000曲をぶらさげて持ち歩きたくなる人は多い、かも。

2006-04-28[n年前へ]

「アップルのカメラ埋め込み液晶ディスプレイ」 

Titleアップルの百眼ディスプレイ特許 液晶ディスプレイ中に微小な無数のカメラを埋め込むことで、ディスプレイ画面とカメラを一体化させるというアップルの特許を「アップルの百眼ディスプレイ特許(Apple patent embeds thousands of cameras among LCD pixels)」から知った。United States Patent 20060007222というその特許を読んでみると、要点は「表示素子が並んでいるディスプレイ中に、撮像素子が埋め込まれていること」「撮像素子の前面のみに(表示素子の前面を遮ることがないように)レンズが装着されていること」となっている。
 「表示素子が並んでいるディスプレイ中に、撮像素子が埋め込まれていること」というのは、ディスプレイとカメラを兼用するのだから当たり前の話である。そして、「撮像素子の前面のみに(表示素子の前面を遮ることがないように)レンズが装着されていること」というのも、当然である。カメラ部(撮像素子)は(ディスプレイ前方の)特定位置にピントを合わせなければならないのだからレンズが必要だが、表示部は「(ディスプレイ前方の)特定位置」からだけしか見えないのでは困ってしまうから、表示素子前面にはレンズをつけるわけにはいかないからだ。

 このような「ディスプレイ画面とカメラを一体化させるデバイス」を使えば、ディスプレイを眺めながら同時にカメラに目線を向けることができる。つまり、テレビ会議で「相手と目を合わせて」話せるようになる。それは確かに気持ちが良いかもしれない。今すぐに実用可能な技術とは思いづらいが、将来は(Apple以外にとっては)イヤな感じの特許になったりするのだろうか?(公知例を探すのではなく)この特許を回避するとしたら、「撮像素子の前面のみに(表示素子の前面を遮ることがないように)レンズが装着されている」ということをしないという辺りだろうか、それとも表示素子と撮像素子の配置で逃げるのだろうか。

 この発明者の思考過程を知るため、ちょっと発明者の背景を眺めてみた。発明者は、現在はAdobeに勤務していて、以前iMovieのプロダクト・マネージャーというポジションでAppleに勤務しており、その前にソニーの研究開発戦略本部のマネージャーだったようだ。かつて、撮像素子開発に優れるソニーの研究開発戦略に携わっていたという辺りが、撮像素子と表示素子を合体させるアイデアの背景だろうか。

2008-04-19[n年前へ]

Laser HMD Research by Apple 

 Laser HMD Research by Apple

2008-12-19[n年前へ]

アップルとニュートンとワーズワース 

 今のApple、かつてのApple Computerの一番最初のロゴは右の中世風スケッチのようなものだった。木陰で人が本を読んでいて、その人の頭上には木が林檎を実らせている。そして、その林檎が地面に向かって落ちようとする瞬間を描いた絵がapple Computerのロゴだった。

 つまり、木陰で読書する人は万有引力の法則を見いだしたアイザック・ニュートンであり、ニュートンの目の前で林檎が地面に向かって落ちようとしている瞬間を描いた絵が、Apple Cmputerのロゴだった。自分たちの会社名の"Apple"を、世界を動かす力を見いだすきっかけになったという”伝説”の林檎になぞらえたわけだ。

 そして、このロゴの周囲にはこんな文章が刻んである。

NEWTON… "A MIND FOREVER VOYAGING THROUGH STRANGE SEAS OF THOUGHT…ALONE."
この文章は、イギリスの詩人ワーズワースの詩  THE PRELUDEからの引用だ。ニュートン像を思い浮かべながら、ワーズワースが綴ったこんな一節(のさらに一部)を抜き出したものになる。
And from my pillow, looking forth by light
Of moon or favouring stars, I could behold
The antechapel where the statue stood
Of Newton with his prism and silent face,
The marble index of a mind for ever
Voyaging through strange seas of Thought, alone.

 このApple Computerの一番最初のロゴは、古くさくて洗練されたデザインではないけれど、このロゴからは「世界を動かす力・それを生み出す力になる」という若い自信が感じられていい。地上に落下した林檎の30年後、つまり現在の世界を眺めてみると、なおさらにそう思う。

appleLogo








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