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2013-01-01[n年前へ]

「元旦の朝を連れて歩く」ことができる傘 

 横浜 みなとみらいに行くと、初日の出を待ち、人がたくさん立っています。ゴドーならぬ赤く染まる夕日のような朝日を待って、人それぞれ立ち続けています。水平線の向こうから太陽が上がるまでの間、ずっと何かを願っているかのように、人たちがたくさん立っています。

 下の写真は、そんな2013年の1月1日、朝日が出る瞬間の横浜みなとみらいで撮影したパノラマ写真です(インタラクティブ版はこちら)。

 元旦の朝、水平線から昇って来る太陽で染め上げられた空模様、そんな空模様の傘があったなら、太陽が見えない雨の日も、正月も過ぎて時間が経った時にでも、「元旦に願ったこと・一年の初めの気持ちを忘れず、いつでも連れて歩く」こともできるような気がします。

 ある場所・ある瞬間に撮ったパノラマ写真を、傘の内側にプリントしたら、ちょっと面白いかも、と思います。広げるだけで、特定の時空間にワープできるミラクルな傘になるかもしれません。

2013年の初日の出「元旦の朝を忘れず連れ歩く」ための傘






2013-10-02[n年前へ]

写真のジオタグに必須な「撮影方向」 

 シアトルの街並みを、同じ窓から朝と夜にiPhoneで撮影しました。その2枚の写真、朝と夜に景色を、1枚の風景として合成してみました。つまり、東(左)には朝の景色が見えて、西(右)には夜景が拡がっている…という「昼も夜も(Night and Day)」な写真です。

 写真に位置情報、いわゆるジオタグが付けられていることも多いものです。けれど、そこに付けられているのは、単に撮影位置・時間情報だけだったりすることが多いものです。

 しかし、「何かを写す時」には、撮影位置(時空間位置)だけでなく撮影方向、つまりどの視点からどんな風に被写体を眺めたかという相対関係こそが大切なのではないか、と思います。だから、写真のジオタグ情報には、撮影方向情報も標準で付加しておくべきだ、と思うのです。

写真のジオタグに本当は必須な「撮影方向の情報」








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