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2015-03-11[n年前へ]

夏休みの自由研究的特殊カメラを「カッコいい一眼レフカメラで」仕立ててみよう!? 

 昨年の8月、タミヤの自由工作セットを使って「夏休みの自由研究的特殊カメラ」を作りました。そして、一眼レフ用の特殊キットも作りたいけど、シンプルになかなか作れない…と悩んでいたら、オランダ在住の超カメラHack野郎が「ハウジングもギアもほぼ全ての全パーツを3Dプリンタで作り上げ・制御周りも作り上げて、カッコイイ一眼レフ用の特殊カメラキットを作り上げていました。…この人、発想力と実現力が本当に凄く、素晴らしく魅力的(しかも、見た目も喋りもカッコ良く・プレゼンも凄く論理的で面白かった<ズルイぞ!)。

 この人、素晴らしく頭が切れるし・頭が切れるのに・わたしのような頭悪い人種にも上手く説明できて凄い!…と感じたのが、Fringe projectionによる形状計測技術をレーザーライン手法の原理・問題から滑らかに説明するあたりだった。

2015-05-30[n年前へ]

ゴッホ「夜のカフェテラス」を特殊撮影してみた 

 オランダのクレラー・ミュラー美術館(Kröller-Müller Museum)でいくつもの絵画を特殊撮影してきました。デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあるこの美術館は、アムステルダムのゴッホ美術館と並ぶフィンセント・ファン・ゴッホ絵画のコレクションで知られています。…というわけで、1888年9月にフィンセント・ファン・ゴッホが描いた「夜のカフェテラス」 (Caféterras bij nacht)をWebGLで3次元的に表示してみたのが、下の動画です。

ゴッホ「夜のカフェテラス」を特殊撮影してみた






2017-12-21[n年前へ]

空を限りない青空にするスマホ版「偏光カメラ」を作ってみよう!? 

 3年半くらい前に作った(コンパクトデジカメを使った)偏光カメラを、スマホ版として作り直してみました。スマホに、秒24回転くらいの回転偏光フィルタユニットを取り付けることができるようにして、スマホを240コマ/秒くらいの高速撮影モードにすることで、秒24コマの特殊な動画撮影を行うことができるカメラを(今や一人一台誰もが持ちつつあるスマホを使って)仕立ててみた…というわけです。

 空を限りなく青空にして、そこにあるものの色を可能な限り純色にする、そんな特殊な動画撮影を、ほぼ全てのスマホで行うことができるようになります。一体どんな特殊撮影が可能になるかというと…たとえば、下に貼り付けた画像は、普通に撮影した画像(左)と映り込みを極限まで減らして、色をできるだけ鮮やかにした画像(右)の例です。

 右上の画像では、物体表面の散乱反射光が(可能な限り)減らされています。つまり、空気の中で生じる光散乱光をとても減らした結果、まるで「空気が無い宇宙空間に、街が佇んでいる」ような、「昼間のような、夜間のような」…不思議な街景色になっていることがわかります。

 色鮮やかにするだけでなく、たとえば下に貼り付けた動画のように、その他にも色んなことができます。…けれど、そんなエトセトラは、また週末にでも遊んでみることにしようと思います。

スマホ版「偏光カメラ」を作ってみよう!?スマホ版「偏光カメラ」を作ってみよう!?スマホ版「偏光カメラ」を作ってみよう!?スマホ版「偏光カメラ」を作ってみよう!?








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