hirax.net::Keywords::「桜」のブログ



2011-03-07[n年前へ]

「さまざまのこと 思ひ出す 桜かな」 

 川沿いの道に桜が咲いていました。二月下旬から三月初旬というと、梅を連想しますが、咲いているのは河津桜です。普通の桜のように、四月頭のごく短い期間に咲いて散るわけでなく、この時期、一ヶ月近く咲き続ける桜です。

 コンビニエンスストアで「富久娘 燗番娘 」を買い、途中で買ったお寿司を美味しいワサビと醤油につけて口にほおばり熱燗を飲んでいると、いつの間にか、ほどよい春風に吹かれながら寝てしてしまったりします。

 桜の花言葉を調べてみると、たくさんの種類がある桜の花と同じように、さまざまな言葉が書かれています。

 桜と言えば…の「染井吉野」なら高貴・清純・精神愛・優れた美人…で、それが「八重桜」なら、豊かな教養・善良な教育・しとやか・理知に富んだ教育、あるいは山桜なら純潔・高尚・淡白・美麗で、もしも、しだれ桜なら、優美・ごまかし…。

 三月の風に吹かれる花を眺めていると、色々なことを思い出してしまいます。

さまざまのこと 思ひ出す 桜かな

       芭蕉(1688)

2012-02-10[n年前へ]

A-bicycleのペダルを回し続けた先には「桜の花」が咲いている 

 気づいたら、部品取り用に 「(商品名)A-bicycle」を買っていた(参考:A-bike )。ざっと眺めると、以前買ったものとは、ところどころ作りが違っていて、若干重い。体重計に載せてみると6.4kgと表示される。最初に買ったA-bicycleは(体重計に載せると)5.7kgと表示されていたから、10%ほど重くなったようだ。

 パッケージから取り出し、ネジやボルトをかしめて(締め直して)、タイヤも7気圧ほど空気を入れて、久しぶりに「輪行」旅行に出かけてみた。そして、A-bicycleで川辺の道をゆらゆらポタリングしてみる。

 くるくる・くるくる…とペダルを回し続けた先に、狭い自転車道の横をに目を向けると、河津桜が一輪咲いていた。一輪だけの、桜の森の満開の下で、桜の写真を撮ってみた。

雪が溶けて、川になって流れてゆきます。
風が吹いて、暖かさを運んできました。
重いコート脱いで、出かけませんか。
もうすぐ春ですね。

2019-05-10[n年前へ]

秒速約340m、ステレオ音声動画の「音源方向」を可視化する! 

 来週発売の「ソフトウェアデザイン 2019年6月号」に「秒速約340mで走る音を映し出すカメラ」を作るための技術入門・製作記事(4ページ)を書きました。いつか、街中で写したカメラ映像音声から、誰かの口が何かをかすかにささやく姿を眺めたい…何かが振動することで生まれた音が走る姿を眺めたい…、そんなことをいつかどこかで願ったことがある方は、少しだけでも楽しんで頂ければ幸いです。

「ねえ、秒速5センチなんだって」
「桜の花びらの落ちるスピードだよ」
「秒速5センチメートル」

「秒速5センチメートル
…空間を動くものすべて、映し出して、その美しさを眺めてみたいかも。



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