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2009-08-16[n年前へ]

夏の海辺で本を読む 

 「ニッポン放浪宿ガイド200―人生を変える旅、運命を変える宿 」を手にとり、少しページをめくり、これは心から楽しめそうな本だと感じました。そして、そんな本であるからには、風に吹かれながら、心地よい場所で、気楽に読むのがふさわしいと、ふとなぜか思ったのです。

 そこで、海パンをはき、Tシャツを着て、自転車に乗って海辺に走りました。人が全然いなさそうな、けれど、水と景色が綺麗なところへと向かったのです。寝ころびながら本を読めるスペースがある、小さな岬の先にある、そんな海沿いの岩場に向かいました。

 そんな場所で、夏の日差しの下で、「ニッポン放浪宿ガイド200―人生を変える旅、運命を変える宿 」を読んでいると、とてつもなく気持が良くなります。風は心地良く吹いているし、夏の終わりの日差しはとても言葉では表現できないような感覚を与えてくれて、そして、本を読むのに飽きて海の中に入ったなら、海中には色鮮やかな魚たちがたくさん泳いでいるのです。

 人がいない秘境というのは、意外に近くにあったりします。秘境ですから、数多いあるわけではありませんが、こんな人それぞれの秘境に行って「放浪書」を読むというのは、何だかとても豊かな時間を感じさせてくれます。

 これが私の秘境の例ですが、あなただけが知っている「あなたの近くの秘境」はどんな場所でしょうか?

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2009-11-18[n年前へ]

携帯どこでもハンモックが欲しい。 

 自転車に乗って、景色が素敵な場所に行く。必ずしも人気のない美しい場所でなくても良く、たとえば、都会の河川沿いの土手でもいい。そして、そこで本を広げ、座って本を読む。ふと睡魔に襲われて、寝ていたりすることもある。

 そんな時、超軽量で携帯用のリライニング・チェアや、土手のような斜面や硬い地面の上でもに設置できるハンモックなどがあると良いな、と思うことがある。そんなものがあったなら、その読書タイムがさらに快適になるだろう。

 こどもの頃、(あるロッククライミングで有名な岩山の近くにある)白樺林の中にハンモックを張り、そのハンモックの上で一日中「鉄腕アトム」のマンガを読みふけっていた記憶がある。思い返してみれば、それがどれほど贅沢な時間と経験だったのか、と今更ながらに気づかされる。

 決して、裕福とは言えなかったと思うけれど、あの時間は確かに「豊か」だったと思う。

携帯どこでもハンモックが欲しい。








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