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2009-02-15[n年前へ]
■今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ。 
井伏鱒二「山椒魚
」より。
「お前は、今どういうことを考えているようなのだろうか?」 相手はきわめて遠慮がちに答えた。 「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ。」
2010-02-15[n年前へ]
■忘れられない瞬間は突然やってくる。 
「青春18切符のポスター」から。(関連:旅少女)
旅は、予想できない。忘れられない瞬間は突然やってくる。列車に揺られ、ホームで待ち、改札口を抜けて歩き出す。その繰り返しのどこかで、何かが待っているんだ。
「線路(レール)の先の物語」
1991年 夏 青春18切符
レール、レイル、線路…色々な言い方がありますが、あなたの線路の先にあるもの、レールのさらに先にあるものは、一体何ですか?
「決められたレール」は無いほうがいい。現在、この文章を書いている hirax.netは、主として"Rails"というフレームワークを利用しています。それは、また一方で、人が「決められたレール」を好むということを示しているようで、一筋縄ではいかない確かな真実を現わしているような気がします。ふと、そんな複雑な思いに襲われます。
「何かを変える旅。」
1995年 冬 青春18切符
2011-02-15[n年前へ]
■「無限の欲望を持つみんな」が「豊か」になるための方法 
「経済学って何なのさ?」「経済学って役に立つの?』というのは、誰もが一度は持つ疑問なのではないか、と思います。
私は、「経済学とはみんなが豊かになるための仕組みを考える学問だ」と学びました。自分たちが「この先生に教えを請いたい」と選んだ先生に向けて自分たちが常々思う疑問をぶつけ、その先生の答えを聞いて、その答えを人に伝えるために咀嚼した結果として、そんな風に感じたのです。そしてまた、無限の欲望を抱える人類が"その自らの欲望"に対して未来永劫悩み続けなければならない以上は「経済学」というのは人にとって役に立つ学問だと、これまた同じ理由で信じています。
何かのきっかけで、大竹文雄先生の「こんなに使える経済学
」を読み直しました。
本書を最後まで読んでいただけた方は、「経済学はこんなに使えるのか」という感想を持たれただろうか。それとも、「やっぱり、経済学は役立たずだ」と感じられただろうか。
経済学は、そのような現実の実務の細部にわたって答えを足してくれるものではない。そこまで経済学に期待する人にとっては、「経済学は役に立たない」ということになる。しかし、「これをすると失敗する」というような大まかな方向性を示してくれるという意味では「経済学は役に立つ」。
「大きなことはできないかもしれませんが…小さなことからコツコツと…」そんな言葉が好きな人は、きっと経済学が好きになるだろう人だと思います。
2012-02-15[n年前へ]
■「ポジティブ」という名前が付けられた「不況への案内図」 
「不況」や「バブル」を生み出す機構は一体どんなものだろう?と考える「n年前へ」から。
ポジティブ・フィードバックからは安定な状態は生まれない。上がり続けるか、下がり続けるか、…結局は「発散」してしまうことになる。
(不況と呼ばれるこの時代に)平積みされる本が、もしも「節約ライフ」的な本だとしたら、景気にはまさにポジティブ・フィードバックが働いていることになる。それらの書籍は、不況への後押しをするポジティブ・フィードバックであり、「ポジティブ」という名前が付けられた「不況への案内図」なのかもしれない。