hirax.net::Keywords::「わかりやすさ」のブログ



2009-03-01[n年前へ]

記事URLを「わける」ことについて 

 何度か書いているように、hirax.netのコンテンツ( できるかな?/inside out/Tech-logs/Logos)はすべてRuby on Rails上では一つのクラスの継承クラスになっています。何度か書いている、ということは、そうした各継承クラス、特に(inside out/Tech-logs/Logos)のトップ表示URLを分けるべきか否か、について何度も改装しようか・あるいはしないでおこうか…と、迷っています。

 記事内容/書き方が異なるとはいえ、やはりその時々に同一の人間が書いているわけで、関係ある話題を一見独立の場所に書いていたりします。けれど、その根っこは本来一つなのですから、複数(のURL)に分けるのは何だか少しわかりにくいようにも思います。

 そうした上手くないシステムにしている理由は、従来使っていたパーマリンクURLとの互換性や従来表示との互換性を保ちたいとか、そんな実装上の理由が一番大きな理由です。だから、互換性を気にしていない時系列表示や、RSSや、ケータイ用ページでは、各継承クラスすべてを分けずに表示しています。




 とはいえ、技術上の問題は技術で解決すれば良いだけの話です。Ruby on Railsで少しコードを書けば良いだけの話のはず、です。

 だから、そうした技術上の課題をわざわざ解決する気にならない別の理由、つまり、もしかしたら関係ある話題を、ひとつにまとめたりしたくない、そんな気持ちがあったりするのかもしれません。

 どうしたものかと思い、何度も迷いながら、今は「わかりにくい」方を選んでいます。

Timeline






2009-03-14[n年前へ]

"inside out"トップページの仕様を変えました 

 『記事URLを「わける」ことについて』では、(inside out/Tech-logs/Logos)のトップ表示URLを分けるか・分けないか、についての悩みを書きました。

 もしかしたら関係ある話題を、ひとつにまとめたりしたくない、そんな気持ちがあったりするのかもしれません。

 どうしたものかと思い、何度も迷いながら、今は「わかりにくい」方を選んでいます。

 ある自分なりの程度の内容を含むものか、それともコメント・メモ程度のものか、あるいは、引用かといった「内容/書き方」が異なっているとはしても、やはり同一の時に、同一の人間が書いているわけで、その根っこは本来一つなのだろうと思います。ですから、複数(のURL)に分けておくのも何だか少しわかりにくいようにも思います。

 今日、ふと少しコードを変えました。inside outのトップページ(/diaryweb/)は、"inside out""Tech-logs""Logos"をすべて表示するようにしました。どちらの方が良さそうか、少しようすを見てみようと思います。

2009-12-21[n年前へ]

僕らが見たつもりになっている世界 

 森達也の(小中高生に向けて書いた)「世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ) 」から。

 つまり物事は、どこから見るかで全然違う。なぜなら世の中の現象はすべて、多面的だからだ。
 わかりやすさは大切だ。学校の授業だって、わかりづらいよりはわかりやすい方が良いに決まっている。でもね、ここで大切なことは、僕たちが生きている今のこの世界は、そもそもとても複雑で、わかりづらいということだ。
 何かを撮るという行為は、何かを隠す行為と同じことなのだ。
 もう一度書くよ。僕たちはメディアから情報を受け取る。そして世界観を作る。でもそのメディアの情報に、大きな影響力を与えているのも僕たちだ。メディアが何でもかんでも四捨五入してしまうのも、その四捨五入がときには歪むのも、実際の物事を誇張するのも、ときには隠してしまうのも、僕たち一人一人の無意識な欲望や、すっきりしたいという衝動や、誰かわかりやすい答えを教えてくれという願望に、メディアが忠実に応えようとした結果なのだ。

 学生時代、写真館でアルバイトをしていた。結婚式の写真を1,2mmトリミング(切り取る)するだけで、ずいぶん違う写真に変わることに驚かされた。たった2人しか写っていない写真でさえそうならば、たくさんの人たちがいる世界を写したはずのものは、ほんの少しのトリミング次第で、どれほどに大きく変わってしまうものなのだろうか?

2010-11-13[n年前へ]

「わかりやすいことには、どこかに必ず嘘が含まれている」 

 無料で読むことができる(この雑誌を読まないのは一生の損です)、けれど屈指のグラフ雑誌である、グラフィケーション GRAPHICATION 2010 No.171 特集「師弟関係」中の、玄田有史「師を語る - 石川経夫が生きていたら」から。

 石川がなくなった後、世間で重視されるのは「わかりやすさ」ばかりになった。なんでも「わかりやすい」が一番。
 しかし、わかりやすいことには、どこかに必ず嘘が含まれている。

 「ワークマンシップ」という言葉を知った頃、玄田有史先生は石川経夫からワークマンシップを受け継いだのではないか、という言葉を聞きました。

「師弟関係」という言葉のもとに玄田有史先生が師を語る文章を読み、あぁ確かに「玄田有史先生は石川経夫からワークマンシップを受け継いだのだな」と心から理解したのです。

2011-07-22[n年前へ]

一言二言で言い切ることができるものにロクなものはない 

 トイレの本棚に、六角橋商店街で大人買いした”人生をより低迷させる旅コミ誌”「野宿野郎」が並んでいる(もちろん、その他の本も並んでいる)。その野宿野郎の『やっとできたよ5号 〜特集〜 駅寝ってどうよ』から。

なんというか、一言二言で言い切ることができるものにロクなものはないと思う。

かとうちあき



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