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2006-07-11[n年前へ]

「正義」と「自称Bカップ」 

 from n年前へ.

「義」、確か中国語で、足りない物を補う、という意味じゃなかったかな。義手とか義足とか それから考えると、正義という意味は、正しい事が足りない状況に於いて、「正しさを注入して不均衡を均衡に戻す」って事じゃないですかね?
「自称Bカップ=ホントはAカップ」を力説しすぎたせいか、小胸さん女性たちに嫌われてしまったんじゃないかな、と気にしている今日この頃。
13人のライダーそれぞれに正義があるんですよ。それぞれの立場で、正義と正義がぶつかり合って、最終的に生き残っていく正義って、一体何か? 「ここにないのが正義」って所に着地したかったんですけどね

2007-07-10[n年前へ]

ワットの調速機と「正義」 

 ワットが蒸気機関に採用した調速機、遠心力と重力のバランスを原動力にして、蒸気機関の回転速度を制御する「調速機」は、フィードバック制御の典型的なものだ。状況を見て、出力が低下しているようであれば、出力が上がるように「制御」して、出力が高すぎるようであれば、出力が下がるように介入する。このフィード・バック制御は「神の見えざる手」に似ていると同時に、「正義」にも似ている。

「義」、確か中国語で、足りない物を補う、という意味じゃなかったかな。義手とか義足とか それから考えると、正義という意味は、正しい事が足りない状況に於いて、「正しさを注入して不均衡を均衡に戻す」って事じゃないですかね?
 旅先をする水戸黄門が、困っている人たちの状況を見て、助さんと角さんをその状況へ介入させる。状況を見て、足りない物を補う、そんな黄門さま御一行の旅は、フィード・バック制御の毎日だ。
 負のフィードバックが働く場合は、出力の増加が反応にブレーキをかけ、出力が低下すると反応は加速されるので、うまく働けば出力を一定に保つことができる。 Wikipedia フィードバック

2007-07-11[n年前へ]

正義とJustice 

 from セブン・イレブンの今日のn年前へ.

「義」、確か中国語で、足りない物を補う、という意味じゃなかったかな。義手とか義足とか それから考えると、正義という意味は、正しい事が足りない状況に於いて、「正しさを注入して不均衡を均衡に戻す」って事じゃないですかね?
 島本和彦のマンガで何人もの正義のヒーロー(ヒロイン)達が偶然出会い、「正義って何だ」と夜通し議論する話があった。 「オマエの-正義-は私怨じゃないのか」とか「オマエの正義は単なる俺ルール」だろう、とか。そして、最後にそれぞれの正義を持ちつつ、「いつかまたな」と別れていく話である。
 だとするとやっぱり、正義とJusticeはちょっと意味合いが違うかな

2008-05-03[n年前へ]

「金玉満堂」と「福来る」 

 台湾系の中華料理屋の2階で周りを眺めていると、たくさんの「福」の字が飾ってある。たくさんの「福」の字が逆さに貼ってある。福の字を逆さにしてしまうと、何だか「福の正反対」のような気もするけれど、これは「福来る」という意味だ。

 中国語で「福が逆さ」は「福倒了」と書き、「福来る」は「福到了」と書く。そして、これら2つの発音は同じだ。そういうわけで、中国語では、逆さの「福」は「福来る」という祈願を意味する言葉になる。

 数え切れない逆さ福に混じり、それと同じくらいの枚数の「金玉」という言葉が壁に張ってある。金玉満堂!?キンタマまんどう……と読みたくなり、なぜにキンタマ?と思いたくもなる。

 けれど、日本語の「金玉」、男性が2個ほど持つ「球状の物体」という意味は中国語の「金玉」にはない。中国語の玉はたとえば宝石のように貴重で美しいものを表現する言葉であって、「丸いもの=球」ではない。だから、中国語の金玉は金色の球でもなければ、日本語のキンタマでもない。……そんなわけで、「金玉満堂」は「財産が蔵に沢山詰まるほど豊かになりますように」という願い・祈りになる。

 「福」の逆さま、まるでキンタマと読みたくなる「金玉」、そんな同じ文字なのに、そんな全然違う色々な意味になるものは多い。

 結局のところ、それが「言葉」というものなのかもしれない。

金玉






2008-05-04[n年前へ]

ゴールデンボールズの放熱問題を解いてみる!? 

 中国語の金玉と日本語の金玉と全然意味が違うという話をしていると(「金玉満堂」と「福来る」)、「日本語の方の語源は何に遡るのか?」「日本語の方が指し示すものの”しわ”は放熱のためか?」という全く別の2つの話題となった。「”しわ”は放熱のためにある」ということの真偽はわからないけれど、もしもその放熱効果を考えてみるならば、”しわ”があることによって、一体どのように効率的な冷却が行われるものだろう?

 放熱・冷却の効果は、皮膚の表面における"各領域での(皮膚と空気層の)温度差"を表面積にわたって積分したものに比例しそうに思える。また、皮膚内部における伝熱も重要であるに違いない。大雑把にラクガキしてみれば、それは下の図の「緑色の面積が大きいほど放熱・冷却効果が大きい」というイメージになる。


 皮膚の”しわ”の効果、表面積の増加、”しわ”が伸びることによる”皮膚と空気層の温度差"の増加、あるいは、(体の)本体と離れることによる伝熱の違い……などを考えていくと、答えを解析的に解くのは困難であるように思える。

 暑い夏になった頃、夏休みの宿題がわりに"エクセルで金玉の放熱問題を数値的に解いてみる"ことにしよう。暑さを吹き飛ばす放熱問題を解いてみることにしよう。

金玉の放熱と日本語の語源放熱問題








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