hirax.net::Keywords::「愚か」のブログ



2002-07-18[n年前へ]

愚善連盟 

 …「きっと愚かだろう」アプローチ、だけど静かに世の中のために善い活動をしているアプローチ、と信じてみようかな…というところにとても共感したので、もちろん参加させて欲しいのである。
 で、ここ主催のネタの組み合わせも最高だと思う。 そうそう、オッパイ星人はオマエだー、というツッコミは余計なお世話なのだ。(リンク

2003-12-09[n年前へ]

愚者の楽園 

 「…すごいけれど、弱い私にはかなりキツイことです」と書く、あるプライベート日記。弱者はなかなか強者にはなれないし、強者は弱者をほとんど例外無しに理解し得ない。それは、弱者が正しいとか強者が間違っているなんていう話では決してなくて、単に「弱者はなかなか強者にはなれないし、強者は-弱者が弱者たる所以-をなかなか理解し得ない」というただそれだけの話だと思います。
 で、弱者は強者にはなかなかなれなくて、強者は弱者を理解し得ないのであるならば、「弱者と強者がタッグを組んだならば」それはさぞかし強いチームになれるのではないかな、と思ったりします。弱者の視点と強者の視線を兼ね備える「立体感」のある視線・力を持つチームになるのかも、と思ったりします。

 と、書く今回のタイトルはもちろん川原泉の「美貌の果実」に収録の「愚者の楽園」のパクリです。「人はいかにも愚かではありますが…」という「愚者の楽園」のパクリです。

2004-03-20[n年前へ]

集合とその補集合の境界線をひく、ということ 

 センのパラドックスは、言い換えれば「万人に奉仕する社会はどうやっても作り得ず、一部の人間にとっての社会しか作り得ない」ということなのだろうか。そして「一部の人間」と「その補集合」を区切る絶対的な線を引くことはできず、誰かが…
というおれカネゴンの「算数記」の文を読んでから、「センのパラドックス」を説明する『合理的な愚か者』へ。

 定義域の非限定性(=どんな変なヤツもいるような社会?)であれば、「リベラル」的かつパレート的な(=どいつのわがままも聞きながら、みんなが満足するような?)社会決定はできない
というその証明の解説は「はてなダイアリー」の「はてなダイアリー評議会」などの一連の動きを連想させ、さらに集合Aの補集合のさらにその補集合がその集合Aだと、なんとも当たり前のこともふと考えさせられる。集合Aになれなかったものがその補集合なのか、それともその補集合になれなかったものこそが集合Aなのか、消去法で決まる側はどちらなのか、とふと考える【補集合の補集合とはおれカネゴン】。

2004-05-18[n年前へ]

「物差し」では計れない 

 先日、発表資料を作りながら業田良家の「自虐の詩」の一節を思い浮かべていた。頭の中で、その中の言葉を色んな言葉で入れ替えながら、その一節を思い浮かべてみた。善や悪、美しさや醜さ、賢さや愚かさ、あるいは強と弱、いろんな「物差し」をその一節に差し込んでみた。

 色んなものを眺めると、色んな「物差し」をあてたくなる。自然と色んな基準で判断したり、色んな値踏みや値付けをしてみたくなる。けれども、ふとこの一節も思い出す。この一節の中の言葉を、「幸」や「不幸」や「人生」といった色んな言葉で入れ替えて、色んなことを考える。

 そして、入れ替えたそれらの言葉を元の言葉に戻した後に、もう一度だけ元の文章を読んでみる。

私たちは泣き叫んだり立ちすくんだり…でもそれが幸や不幸ではかれるものでしょうかこの世には幸も不幸もないのかもしれません人生には意味があるだけですこの人生を二度と幸や不幸ではかりません「…幸や不幸はもういい」「どちらにも等しく価値がある」「人生には明らかに意味がある」      業田良家 「自虐の詩」

2004-10-31[n年前へ]

Ganz oben "ずっと高い所に" 

"Ich werd' spaeter mal Trompeter!" "Ich Versicherungsvertreter!" "Ich werd' Formel 1 Pilot!" "Ich hoffentlich mal kein Idiot!" Du wirst irgendwann ganz oben sein Wenn du willst, wenn du's wirklich willst Du wirst irgendwann ganz oben sein 僕は将来トランペット奏者になるんだ! 僕は保険のセールスマンに! 僕はF-1のレーサーに! 僕は願わくば愚か者にならないように…! いつかきっとずっと高い所にいる事になるさ 君が望むなら本当にそれを望むならね いつかきっとずっと高い所にいる事になるさ
Ganz oben. from MagMell Diary



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