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2010-06-06[n年前へ]

ただの「キーワード重複度」が作りだす、ただの「関連記事」繋がり 

 今は、記事を書いた後に、その記事に対して適当にキーワードを付けるシステムにしています。そういうシステムにする前に書いた記事に対しては、(新しいキーワードを作るたびに)含まれているキーワードを自動的に結び付けるようにしています。そして、それらのキーワード重複度を用いて算出した、「関連記事」を記事下部に貼り付けるようにしています。

 色々な人が書いた記事を、キーワードで結びつけるシステムがあったとき、そのシステムにはきっと「人それぞれ、同じ言葉を使っていても、その言葉に対して思うこと・方向がひどく違う」ことから生じる「うまくない動き」が生じてしまうに違いない、と思っています。そういう風に動く(現存する)システムには、今もそんな人と人との違いから生じる問題が今なお解決されないままにつきまっているのだろう、と感じています。

 ひとりで書く記事群であれば、つまり、あまり視点が変わらない類似の感覚から書いてる記事群中であれば、どんなに単純なシステムであっても、そういうシステムは意外なほど有効に働くのではないかと思っています。「意外なほど」というのは、人の記憶は複雑で緻密だけれども非常に限られたものだと思っているからです。人の記憶の足りない部分を、自動的なシステムンが補うことで、「有効に働いてくれるのではないか」と思って降りのです。だから、たとえば、はてなグループのキーワード・システムは容易に上手く動くだろうけれども、一般的なはてなダイアリーのキーワード・システムは上手く動くには課題が多いだろう、と思っています。

 「憂歌団からレベッカまで、バンドはいつか解散するの?」という記事を書くと、その下にはこんな記事、たとえば「強く生き抜くためのユニコーンのアドバイス」といった記事が関連記事として表示されています。

阿部:僕はそうだな……努力するしかないかな、やっぱり。努力は絶対に裏切らないからね。あと、自分の意志と関係なく降りかかってくる余計なものは、一瞥して流す!

奥田:俺は……好きなことって、簡単に決めちゃダメなんじゃないか、と思うんですよ。「夢を持とう」というのはいい言葉ですけど、それが叶わなかったときに、「そもそもなんで俺はこの道が正しいと思ったんだ?」と考えてみる。
 「憂歌団からレベッカまで、バンドはいつか解散するの?」という記事単体に対しては、「少しは繋がっているかなぁ」と思うくらいの記事ですが、ここ数日の間に書きとめた記事群を考えてみれば、何だかとても「繋がり」を感じるような言葉に感じます。

 …というわけで、『この記事の「関連お勧め記事」』も読んで頂ければ幸いです、ということを遠まわしに長々と書いてみました。

2020-02-18[n年前へ]

ソフトの力で、すべての人に「音を楽しむ可能性」を作り出せ! 

 「ソフトウェアデザイン 2020年3月号」に記事を書きました。Pythonでシンセサイザーを作り、さらに、ギター・ボーカル用エフェクターや、100円でベースギターを自作したり、ボコーダーを作ってみる話です。

 先月初旬、タイの「こどもの日」をバンコクで眺めながら、その日の夜から次の日の早朝にかけて、楽しく書いてみた記事です。

ソフトの力で、すべての人に「音を楽しむ可能性」を作り出せ!ソフトの力で、すべての人に「音を楽しむ可能性」を作り出せ!ソフトの力で、すべての人に「音を楽しむ可能性」を作り出せ!








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