2007-11-24[n年前へ]
■オン・レイルズ(廃線)
ランニングをしている時、信号待ちをしていると、足下の変な金属が気になった。錆びた黒い金属が長く伸びている。その長く延びる金属の上を歩いていく老夫婦を眺めると、まるでレイル(線路)の上を歩いているように見える。さらによく眺めてみると、老夫婦が歩く道の先に、さらに「レイル」が延びているように見える。
これは一体なんだろう?と思い調べてみると、その物体は本当に鉄道の「レイル」だった。昭和49年まで使われていたという旧国鉄の蛇松線が、こうして沼津駅から沼津港までの街の中に残っていたのだった。街の中に廃線が残っていて、人がその廃線上を、気づかぬうちに歩いていたりする風景は、映画を写すカメラの中の景色のようで、少し幻想的で綺麗だ。
2008-01-08[n年前へ]
■「昔の街道」と「はらっぱ」
特に名所でも何でもない道を歩いているとき、遥か昔の街道や町並みが見えてくることがある。出張先でいつも通らない道を通ったとき、初めての町で景色を眺めているとき、いろんなものをきっかけにして、そんな景色が見えることがある。
そんな風に思うのは、たとえばこんな時だ。道が柔らかく曲がっている。ゆったりと左に右に道が方向を変えている。そんな時は、昔の街道の雰囲気を感じる。そして、そんな時には必ず、その道端のどこかに寺社や祠がある。
なぜだろう、昔の街道は定規で引いたような直線じゃない。いつも滑らかに傾斜し続けている。そんな感じがする。…そんなことを思いながら朝の道を歩いていると、「はらっぱ」を見つけた。「はらっぱ」なんて、久しぶりに見たような気がする。昔の街道沿いのはらっぱのてっぺんには、一体何があるんだろう?
蛇行する
川には蛇行の理由あり
急げばいいって
もんじゃないよと
俵万智『チョコレート革命』
















