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2003-12-05[n年前へ]

いまだ下山せず! 

 二十年近く前に常念岳一ノ沢で遭難したパーティの捜索の記録をまとめた「いまだ下山せず!」という本がある。不謹慎な言い方にはなるが、思わず引きこまれてしまう本である。ドキュメンタリーとしても、あるいは登山小説としてもとても読み応えのある本だ。もしも、図書館や本屋にあるのであれば、読んでみると面白いと思う(不謹慎な言い方だが)。

 この話の中で、遭難した三人のうちの二人は日産の社員で残りの一人は本田の社員だった。日産から派遣された捜索隊がホンダが行った捜索活動について、事後に社内で感嘆とともに報告した内容はとても興味深い。

 彼ら(本田技研)は会社所有のジェットヘリで自社員の捜索を行った。驚くべき事は、そのような捜索活動が不文律のもとに行われたということである。
 そのような文化・態度が彼らの中にあるということである。

2010-03-11[n年前へ]

世界のホンダの足長おじさん 

 小山慶太の「科学歳時記 」から。

 昭和39年、本田宗一郎と藤沢武夫の両氏(本田技研=ホンダの創立者)は、名前を公表しないことを条件に私財を投じ、若手研究者への奨学金を助成する財団法人「作行会」を設立した。以来、20年、1735人の科学者を育てた同会は、昭和59年、十分に目的を果たして解散をした。実は筆者もかつてこの奨学金の恩恵に浴した一人であるが、その時は足長おじさんが誰なのかを知らなかった。
 解散に際し、(中略)初めて二人の足長おじさんの名前を明らかにした。

2012-06-02[n年前へ]

新しいことはしくじる。それでも、昨日の自分を超えろ。負けるもんか。 

 ホンダ CM 「負けるもんか。」 …このCMを作り出したチーム・メンバーの名前を覚えておこうと思う。この記事の下に、「関連お勧め記事」として出ているような「ブランド」を踏まえた、心に残るCMだと思う。

がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。
…けれど、それがどうした? スタートはそこからだ。

…技術開発は失敗が99%。
新しいことをやれば、必ずしくじる。
…だから寝る時間、食う時間を惜しんで、
何度でもやる。さあ、きのうまでの自分を超えろ。
負けるもんか。



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