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2012-04-08[n年前へ]

エクセルで解く「あみだくじ方程式」と「1次元拡散方程式」 

 「あみだくじ方程式を1次元拡散方程式を使ってエクセルで解いてみる」 from 「n年前へ

 手抜きあみだくじをするときは、アタリの真上近くを選び、そうでない場合にはアタリに近い端っこを選ぶ、というのが、あみだくじ方程式から導き出されるおトク知識と言えるのかもしれません。

2012-07-22[n年前へ]

JR秋葉原駅は「3次元版ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」で「4次元あみだくじ」な空間だ! 

 かつてケーニヒスベルクという名前で呼ばれたバルト海沿いにあるロシアの街カリーニングラードを舞台にした、「流れる川により区切られた土地を、一筆書き状にすべて渡り、スタート地点に戻ってくることができるか?」という「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」というパズルがあります。

 この「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」は普段眺める景色の中にも、意外なほど多く見え隠れしているものです。

 秋葉原駅で「ホーム案内図」を眺めていると、「ホーム」が「線路という名の川に挟まれた島」に見えてきます。JR秋葉原駅で、複雑に上下に、そして、東西南北に折り重なっているホームは、まさに「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」3次元版です。すべてのホームを、すべての階段やエスカレータやエレベータを使い、一筆書きで戻ることができるだろうか…?と考えたくなります。

 そしてまた、こんなJR秋葉原駅が見せる構造は、一種の「あみだくじ」にも見えてきます。「御徒町方面の真ん中 の高さにあるホームから、神田方面に(ホームという名の)あみだくじ上を歩き出したとしたら…さて、どこに辿り着くでしょうか?電気街口?昭和通り口?あるいは、それらの入り口が閉まっていたら…?

 JR秋葉原駅は「3次元版ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」で「4次元あみだくじ」な空間です。これが昨日眺めた「理系の散歩道」です。

JR秋葉原駅は「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」3次元版だ!






2013-08-18[n年前へ]

「どこでもOn/Offできる照明スイッチ」と「あみだクジ」 

 階段などに設置してある「どの階でも照明をワンタッチでON/OFFできるスイッチ」がランドセルを背負っていた頃、不思議でたまりませんでした。「一体、どうしたらこんなスイッチを組み立てることができるんだろう?」とずっと悩んだ記憶があります。

 そんな「?マーク」が頭に頭詰まったこどもでも、右のような(たった2本縦線の)あみだクジ=「電源から電球にたどりつけるか、というあみだくじ」を見せ、「このあみだくじの途中3箇所に人がいて、電球のOn/Off=電源から電球に辿り着けるかーを切り替えたいとしたら、どうする?」と尋ねれば、「そんなの簡単だよ!横線を引っ張るか、引っ張らないかで、切り替えることができるよ!」と名探偵コナン風に答えることができそうな気がします。

 各階にいる人は、あみだクジの(各階の)横棒の有無を切り替えるだけで、ライトのOn/Off状態(=あみだクジのたどりつく先)を必ず切り替えることができます。…あみだクジなのですから、あまりに当たり前過ぎる話です。

 つまりは、「どの階でも照明をワンタッチでON/OFFできるスイッチ」は、結局のところ「たった2本縦線からなる単純 On/Off あみだクジ」に過ぎないわけです。そう思いつけば、たとえば、後は右のような”切り替え”スイッチ(赤線部分が連動して可動することで2本線間を”入れ替える”ことができる)のようなものでも考えつくかもしれません。

 「階段の照明スイッチ」という謎のメカが、遊び慣れた「あみだクジ」と同じだ!なんてことを、ランドセル背負った頃の自分に教えたい…とふと考える、夏の終わりの今日この頃です。

「どこでもOn/Offできる照明スイッチ」と「あみだクジ」「どこでもOn/Offできる照明スイッチ」と「あみだクジ」








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