hirax.net::Keywords::「ひまわり」のブログ



2009-07-21[n年前へ]

宇宙から地球を眺める「ひまわり」が写す月影と雲の川 

 7/22の日食時を、宇宙から人工衛星「ひまわり」が撮影した動画・画像が不思議に気持ち良い。特に、動画で時系列的に眺めていると、太陽に照らされた地球の上を動く雲や、あるいは、太陽と月が描き出す「月の影」が地球表面を動いていくようすを眺めていると、「精巧で科学の粋を詰め込んだ地球儀」を見つめているような心地になる。

 月の影は、もちろん幻想的だ。その月の影の中は、一瞬のうちに夕焼けから夜の闇、そして朝焼けの瞬間を迎えているのかと思うと、とても不思議な気持ちになる。

 そして、月の影だけでなく、東南アジアから日本列島を過ぎ、アリューシャン列島から遥かアラスカの方まで雲が流れ過ぎていくさまも、実に小気味良く見える。その雲の流れは、あるで、小さな川の流れのようだ。

 …と、そんな感想だけを書き連ねていても今一つつまらない。そこで、少し見にくい「月の影(静止画)」を、もう少し見やすいように加工処理してみた。それが、右上の画像だ。日本列島を覆うほどの「月影」が実に不思議だ。

宇宙から地球を眺める「ひまわり」が写す月影と雲の川






2010-04-17[n年前へ]

太陽光追尾システム色々 

 「自作の太陽光追尾システム探しています。

2011-09-18[n年前へ]

「放射性物質」と「ひまわり」と「こどもパワー」 

 福島の校舎屋上で集めた砂埃を、線量計のプローブ上に乗せてみます。すると、ここ数日に収集した砂塵も線量計を鳴らしますが、それと比べものにならないくらい、3月に収集した砂塵は今もうるさく「キッキッキキキッ」という音を鳴らします。半年少し前では非現実的なことであったようにも思えますが、こんな放射能体感実験を、今では、いとも簡単に行うことができるようになりました。

 いつの間にか、「放射能」という言葉が日常的なものになってしまいました。これからも長い期間にわたり、そんなことを受けれざるをえない日々が続くようです。

 だとするならば、そんな状況に応じて「いろんなこと」を学び・いろんな「教え方」をしてみるのも良いかもしれません。たとえば、小学校で「こんな授業」をすることもあるのかもしれないと思ったりします。

「放射性物質はね、花粉なんかと同じように、地面の表面や草木の表面にくっつくんだよ」
「雨が降ればどうなるの?」
「どうなりそうか、想像してごらん。雨が降れば、草木の表面から洗い落とされ・地面表面から奥へと染みこんで行きそうだよね」
「ヒマワリや菜種を植えれば、放射性物質を”地面から吸い込んで集めてくれる”って言ってたよ」
「そうだね、根からいろいろなものが溶け込んだ水分を吸ってね」
「土の中にある根っこが地面にある放射性物質を吸い上げられるの?ヒマワリの根って、わりと地面の深くに伸びているよね?」
「地表にあるものを、深く根が張るヒマワリの根で吸い上げることはできないよね。菜種ならもう少し根が浅いかもしれないけれど、それでも地表のものは吸い上げられないだろうね。雨が降って放射性物質が地面から地中へ入かないと、地中にある根からでは吸えなさそうだね」
「だけど、雨が降って、地面から土の中に染みこんで行った放射世物質を、全部吸い上げることはできないんじゃないの?」
「そうだね、土に染みこんで行った中のほとんどは、染みこんでいってそのまんま、だろうね」
「それなら、雨が降った方がいいの?それとも、雨が降らない方が良いの?どういうことが起きるの?」
「どういうことが起きそうか、どうしたら良さそうか、想像したり・考えてみることにしようか。さぁ、どう考える?」

 九段下、お堀近くに建つ財務省の旧官舎で、福島県から避難しているこどもたちと「自転車鬼ごっこ」をして遊びます。こどもたちがシャカシャカシャカシャカと小さな小さな自転車のペダルを力強く漕ぎ、そのこどもたちに混じり、使われなくなった官舎駐車場でオタオタと遊び回る夏の終わりの日曜日です。

2014-09-19[n年前へ]

フィラデルフィア美術館所蔵のゴッホ「ひまわり」をタブレット上で再現してみよう!? 

 先日、手作りの自動回転偏光フィルタ付きデジカメを使い、ゴッホ「ひまわり」をフィラデルフィア美術館で撮影した上で、WebGLでグリグリと3次元的に眺めてみました(巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「絵具の表面が作り出す輝き」を感じてみよう!? )。今日は、ゴッホの「ひまわり」を自分の手元で眺めてみよう!というわけで、「月岡芳年の浮世絵をタブレットでリアルに手にしてみよう!?」でやったのと同じように、iPad miniで、フィラデルフィア美術館所蔵のゴッホ「ひまわり」を再現してみました。この小さな「ひまわり」は、絵を照らす光や眺める角度を反映した色や光を返します。



 日本では美術館内撮影禁止が多いけれど、海外美術館ではフラッシュ・三脚を使わなければ撮影できる美術館が多いものです。気に入った絵画をスマホやタブレットで撮影し、その見た感じ・(受ける光をわたしたちの目に返すそのさま)アピアランスを手元に保存して、自分の部屋に飾って眺めてみるのも、少し心地良いかもしれないですね。



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