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2009-06-13[n年前へ]

プライベートクラウド機能を強化した仮想化スイート「VMware vSphere 4」  

 プライベートクラウド機能を強化した仮想化スイート「VMware vSphere 4」

 vSphere 4で使用されているハイパーバイザーのESX 4は、ESX 3.xから大きく変わった。最も変わったのは、64ビットのハイパーバイザー(VMkernel)に変更されたことだ。64ビット化により、64個の論理 CPU(つまりコア数が64個)、1TBのホストメモリ、1ホストあたり最大512個までの仮想マシンが動作できるようになった。

 1仮想マシンあたり最大8個のCPUが割り当てられるようになっている。これも、1~8個まで、リニアにCPUの数を増やすことができる。つまり、5個のCPUといった設定も可能だ。さらに、1つの仮想マシンあたり、最大255GBのメモリがサポートされている。

 もちろん、仮想マシンにおいても、マルチCPUへの対応が強化されているため、CPU数に応じてリニアにパフォーマンスが向上している。

2010-04-19[n年前へ]

「たまに行う大量なバッチ処理」にはAmazon EC2のクラウドサービスを使う 

 「クックパッドのデータ処理、たった5万円 時間も200分の1以下に短縮、わざわざ米国のサーバを使う理由

 検索ログの解析で問題となるのは処理に要する時間である。なにしろ、クックパッドは毎月900万人近いユーザーが利用するサービスだ。「たべみる」のサービスが対象とするのは、1年分の検索ログであり、そのデータ量は膨大になる。
 同社では、社内のデータベースサーバを利用して、この処理を実施した場合、7000時間はかかると見積もった。しかし、米AmazonのIaaS型のクラウドサービスであるEC2を活用し、50台のインスタンス(仮想マシン)を同時に立ち上げ、分散処理のフレームワークである「Hadoop」を利用したところ、わずか30時間で完了した。
 この際、同社が利用したAmazon EC2のインスタンス・タイプは、スタンダードプランの「ラージ・インスタンス」。1時間あたりの利用料金は、0.34ドルだ。Amazon EC2では、メモリサイズやCPUのコア数に応じて、8種類のインスタンス・タイプを用意しており、その中で2番目に安い。従って、同社がこの膨大なログの解析処理に要したコストは、0.34ドル×30(時間)×50(台)=510ドル(約4万8000円)となる。

2010-09-21[n年前へ]

RubyによるRuby実装「Rubinius 1.1」がリリース、性能がさらに向上 

 RubyによるRuby実装「Rubinius 1.1」がリリース、性能がさらに向上

 Rubiniusは、Smalltalk-80の概念や仮想マシン実装を参考にしたRuby実装。バイトコードコンパイラなど、Rubinusの大部分はRubyで実装されているのが特徴。また、バイトコードを実行する仮想マシンはC++で実装され、バイトコードからマシンコードへのコンパイルにはLLVMを使用。これらにより、高速に動作するという。同プロジェクトはJRubyなどのプロジェクトを抱える米Engin Yardの支援を受けている。

2011-03-04[n年前へ]

Amazon EC2を使って自宅サーバをクラウド化してみる!? 

 Amazon EC2が東京のデータセンターを稼働させ始めました。Microインスタンスを使えば、たとえば、マイクロ リザーブド インスタンスを使えば、使用料金はLinuxで1月あたり800円、Windowsで1月あたり1500円程度となります。ということは、1月あたりの電気料金が1000円程度になる自宅サーバを維持するよりも、Amazon EC2上にサーバを動かしてしまった方が良いような気がしてきました。

 自宅サーバは、すべてVMware仮想マシン上で動いています。そして、VMwareイメージ(VMDKファイル)はAmazon EC2に持ち込める(その逆もできる)となれば、移行に際して発生する作業も意外に少ないかもしれません。

 そんなこんなで、「Amazon EC2を使って自宅サーバをクラウド化してみる!?」計画始めました。

2015-03-16[n年前へ]

一眼デジカメのフリーファームウェアMagic Lantern をVMwareで開発してみよう!? 

 3DプリンタやArduinoを使って作り上げられたデジカメHackを眺め・実に楽しそうだったので、それに影響されて、一眼レフデジカメ用のフリーファームウェアである Magic Lanternで遊んでみることにしました。

 まず、 Oracle VirtualBoxをインストールしたWindows/OSXマシンなどで、Magic Lantern開発用仮想PCをダウンロードします。そして、Virual Boxで仮想PCを開き、OVF 2.0(Open Virtualization Format *.ovf)としてExportします。すると、*vmdk, *mf(マニュフェストファイルの書き込みも選択した場合),*ovfといったファイルが出力されます。その後、VMwareやVMware Fusion で新規PC(その他のLinux 2.6.x カーネル)を作成し、使用ディスクに作成された*.vmdkを選択します。そして、Vmwareで仮想PCを起動後にVMware Toolsをインストールする…という具合です。これで、一眼デジカメのフリーファームウェアMagic Lantern をVMware上で開発することができるようになります。

 あとは、/home/magic-lantern フォルダで、Makefile.userに

ARM_ABI=none-eabi
ARM_PATH=~/arm-toolchain
GCC_VERSION=-4.7.3

CONFIG_CONSOLE      = y
CONFIG_TCC          = y
CONFIG_MEMCHECK     = y
CONFIG_MODULES      = y

CONFIG_PICOC = Y
CONFIG_MEMCHECK   = y
と書き込み、
make clean
make 5D3
とすれば、5D Mark3用の拡張機能がビルドされる…という具合です。

一眼デジカメのフリーファームウェアMagic Lantern をVMwareで開発してみよう!?








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