hirax.net::Keywords::「分類」のブログ



2006-06-30[n年前へ]

16グループ(32クラスタ)のライフスタイル・マッピング 

GISマーケティングのJPS/データベース/チョーモニクス 国勢調査・消費者支出・年収推計・購買行動分析などをもとに、各住所を12個のソーシャル・グループ(さらに細かく分けた場合、32クラスタ)に分類した、という"Chomonicx" 12ソーシャルグループの内訳は「田園貴族」「トレンディライフ」「通勤族」「下町」など色々。
 リンク先の半円状グラフは、中央 - 外周 方向が富裕度(外側が富裕)を示し、左から時計回りに年齢層を示している。比較的多いパターンは、 「No.4 アーバンライフ」「No.27 ワーキングファミリー」「No.30 カントリーペアレント」「No.16 リラックスライフ」など…。

2007-03-24[n年前へ]

Imagination You Make 

使い方

 Imagination You Makeは画像加工をするためのWEBサイトです。ブラウザ上で画像をさまざまな効果を掛けたり、アニメーション画像を作成することができます。自分用のアカウントを作りログインすることで、手元の画像を他の人には見せずに自由に加工することができます。また、アカウントを作らない場合(ゲスト・モード)でも、サンプルファイルをに対して各種効果をかけることができます。(ただし、ゲスト・モードではサンプルファイル自体を書き換える画像間演算や、サンプルファイルに説明文・属性を付けたりする機能などは制限されています。)

 Imagination You Make で必要な作業は、「画像をマウスでつかんで動かす」「アイコンをクリックする」という2つだけです。たとえば、上・左右に配置されているアイコンをクリックすれば、"Processed Image"に対して、さまざまな画像効果がかかります。もちろん、処理を何回も次々と重ねていくことも可能です("Backup Image"として、処理を掛けている途中の画像を保存しておくこともできます。また、アップロードした画像に戻すこともできます)。

 また、ログインしていて、なおかつ、自分がアップロードしたファイルの場合、画面下部のサムネイル画像を"Processed Image"にドラッグアンドドロップすることで、異なる画像間で処理を行うことができます。

 "Processed Image"も"Backup Image"も自由にドラッグして移動できますから、机の上で絵を描いて遊ぶような感覚で操作することができます。また、他の画像を使って遊んでみたい場合には、画面下部からサムネイル画像を上の領域にドラッグ・アンド・ドロップして下さい。すると、その画像が画面に登場して、処理を行うことができるようになります。

アカウントを作る

 画面右上部の"Create new account"をクリックすると

  • 名前 "Name"
  • パスワード "Passwd"
  • パスワードの確認用 "Passwd"
の入力部が画面に現れます。そこで、適当に「ユーザ名」「パスワード」を入力し、"OK"ボタンを押すと、新しいアカウントが作成され、そのアカウントでログインした状態になります。ログインに失敗"Fail"する場合には、アカウント名を変える・パスワードを確認するなどしてみて下さい。

ログインする

 画面右上部の"Login your account"をクリックすると

  • 名前 "Name"
  • パスワード "Passwd"
の入力部が画面に現れます。そこで、あなたの「ユーザ名」「パスワード」を入力し、"OK"ボタンを押すと、そのアカウントでログインした状態になります。そのアカウントからログアウトしたい場合には、(ログインしている際に)画面上部に表示されている"Logout"をクリックして下さい。

画像をアップロードする

 ログインしている際に、画面上部に表示されている "Upload new image!" という部分をクリックして下さい。すると、画像のタイトル"Title", 説明文"Description"の入力欄とともに画像をアップロードすることができるフォームが画面に現れます。 画像のタイトル"Title", 説明文"Description"は省略可能ですので、この段階で必ず入力しなければならないわけではありません。また、後で入力・修正をすることもできます。なお、画像のタイトル"Title"や 説明文"Description"を使う画像処理機能もあります(吹き出し作成・ポラロイド写真加工・タイトル合成など)。

吹き出しや効果線の位置を決める「ターゲット"Target"」

 吹き出しや集中効果線は、画像中の顔や口を自動検出して自動配置させるようになっています。その位置を手動で決めたい場合には、"Processed Image"の上にある"Target"を好きな位置にドラッグして設定します。なお、Targetはログイン状態で、なおかつ、自分がアップロードした画像でないと見ることができません。

アイコンをクリックしてできること

 画面の上・右・左に並んでいるアイコンをクリックするとさまざまな画像加工を行うことができます。アイコンの機能は大きく分類すると次のようになっています。通常は、画面右上部に配置されているアイコンを使い、(適時、画面の右部のアイコンを使いつつ)反時計回りに順にを追った処理をかけていくと良いでしょう。

  • 画面右:行った処理を元に戻す機能といったヒストリ処理 / 画像間演算機能 / 動画作成機能
  • 画面上部:画像強調・色処理 / マンガ処理 / 絵画処理 / 美人化処理 など
  • 画面左部:写真フレーム・ジグソーパズル化 / 照明効果 / ミニチュア処理化など

 それぞれのアイコンの機能は次のようになります。

上部アイコン

  •  画像を鮮明にします
  •  明暗を強調します
  •  色合いを強調します
  •  画像中の「顔」をズームアップします
  •  画像中の「顔(瞳)」の化粧を落とします
  •  画像中の「顔(瞳)」に化粧をします
  •  アメリカ版画風イラストにします
  •   カラー木版画風にします
  •   白黒木版画風にします
  •  油絵絵画風にします
  •   鉛筆スケッチ風にします
  •   マンガの集中効果線を描きます。画像中の顔に自動的で効果線を集中させることもできますし、Targetを利用して位置を指定した上で、集中線を描かせることもできます
  •   マンガのような吹き出しを描きます。位置は画像中の「口」に自動配置することもできますし、Targetを利用して任意の位置に吹き出しを配置することもできます。吹き出しの内容は画像の説明"description"が使われます
  •  マンガの「タイトル」のように文字を描きます。内容は画像の題名"Title"が利用されます
  •    画像を印象的なセピア風にします
  •   画像を白黒写真にします

左部アイコン

  •  画像をミニチュア撮影風写真に加工します。ピント位置は"Target"を置いた位置になります
  •   画像をジグソーパズルにします
  •   LOMOカメラで撮影した写真風にします
  •  魚眼レンズで撮影したようにします
  •   ポラロイド写真風にします
  •   文字を書き入れたポラロイド写真風にします。文字は画像の説明"desciprion"が利用されます
  •    画像を燃やします
  •    右上から照明が当たっているような効果をかけます

右部アイコン

  •  最後の処理をかけない状態に戻します
  •  "Processed Image"と"Backup Image"をアップロードした画像に戻します
  •  "Processed Image"の内容を"Backup Image"の内容で書き換えます
  •  "Processed Image"と"Backup Image"を入れ替えます(要ログイン)
  •  "Processed Image"と"Backup Image"を合成します
  •  画像の左右反転させます
  •  「顔」のズームアップがされた状態の"Processed Image"と"Backup Image"を合成します
  •  "Processed Image"と"Backup Image"の間のモーフィング動画を作成します

サンプル画像

 Imagination You Make のサンプル画像にあります。

2008-05-31[n年前へ]

鴻上尚史の「仕事の分類」「恋愛関係の分類」 

 鴻上尚史のドン・キホーテのピアス(668)に、俳優やミュージシャンになろうとする子供を応援する親が増えてきたことに驚きつつ、「きっちりした仕事」「浮き草のような仕事」や「実業」や「虚業」といった区別に意味のない時代になっていて、「やりたい仕事」「やりたくない仕事」くらいの区別しかできなくなっているのかもしれない、ということが書いてあった。

 もっと厳密に言うと、「やりたいけどやれない仕事」と「やれるけどやりたくない仕事」と「やりたくないけどやらなきゃいけない仕事」ということかな。
 おっ、まるで、恋愛関係みたいだ。
 鴻上尚史 ドン・キホーテのピアス(668)
 「「手作り三次元グラフ」と"Life Work"」や「"複雑極まりない"複素平面」上に「仕事」と「趣味」を描く」で作った分類(黒色の横軸="他人の満足"という軸。あるいは、その"他人の満足"が形を変えた”お金”といったもの、青色の縦軸は"自分(本人)の欲求・満足"を示す軸、赤色の軸は"時間軸")に少し似ています。

 少し似てはいますが、鴻上尚史の分類には上のような分類とは決定的に違う・それはまさに決定的な軸がひとつ入っています。それは「やれるけれどやりたくない」と「やりたくないけどやらなきゃいけない」の間で迷い・決定するという「選択肢・意思」です。その選択や意思の軸が、鴻上尚史の分類では明確に描かれています。
 私が描いた三次元図では、もしも人がこの三次元中を移動していくように見る場合には、その人が(その人の仕事が)動く軌跡の過程の中にその選択肢が含まれているというわけです。

 俳優とかバンドマンどか、表現にかかわる仕事の多くは、「失業が前提」の職業になります。……「やりたくてやれる俳優の仕事」が来る日まで、「やれるけどやりたくない俳優の仕事」をするかどうか迷いながら、(「やれるけどやりたくない俳優の仕事」をするくらいなら、レストランのバイトなんかの)「やりたくないけどやらなきゃいけない他の仕事」で生き延びるのです。
 鴻上尚史 ドン・キホーテのピアス(668)
 ふと、私が描いた「自分の満足軸」と「他人の満足軸」が一致してしまったりすると、あるいは、その区別ができなくなってしまうと、「自分自身の満足」というものは得られない・見えなくなってしまうのかもしれない、と思う。
 この資本主義社会に生きている限り、商品とは、他人の欲望を具体化したものです。自分が作りたいだけでは、それは商品とはなりません。それが、他人が欲望するものとなって初めて商品となるのです。
   鴻上尚史「名セリフ!」文藝春秋社
 …問題がひとつだけあるとすると、優秀なセールスマンほど他人の欲望をまず一番に考え続ける結果、自分の欲望がわからなくなることです。いったい、自分は何がしたいのか、自分の人生の意味は何なのか、全くわからなくなるのです。
   鴻上尚史「名セリフ!」文藝春秋社

2009-01-08[n年前へ]

人は「分類」や「単純化」を好むのだろうか? 

 ふと、「分類する」ということについて考えた。さまざまなものを、私たちは分類して整理したつもりになって安心してみたりする。あるいは、上手く整理することができなくて悩んでみたり、人ごとに分類の仕方が違って議論になったりする。

 本当の理科人間は理屈を言い争うディベートを好みません。どんな結論にも理屈はつけられるので、このようなコトバによる議論が、意味ある結論に導くとは思わないからです。

 今、hirax.netはRuby on Railsを使い作ったシステム上で動いている。そして、記事には、手動であるいは自動でタグが付けられている。そして、個別のタグが付けられた記事は、たとえば、hirax.net::Keywords::「才能」のブログ「才能」のブログという具合で、そのタグ付けされた記事だけを読むことができる(1,2)。とりあえずは、「分類」ということは諦めてタグ(キーワード)を付けることだけにしてしまっている。いや、もう少し正確に言えば、「分類」「分ける」ということははなからできない、と思っている。色々な見方があって、どんな見方をする人が多くて、自分の見方がどう偏っているかなかなかわからない以上は、「分類」「分ける」ということをしてみてもしょうがない、と感じてしまうことが多い。

 しかし、分けることはできなくとも、「近いもの」を見つけることはできるだろうは思う。近視眼的に、それぞれの色々な見方で「近いもの」を見る・見つけることができて、そんな近いものを想像してみたり・繋げてみたりすることは比較的簡単にできるだろう。頭の中で思い浮かべてみたり、あるいは、システム上で「距離」を計算してみたりすることだ。

 「分類」「分ける」ということは不可能なことのくせに、そのくせ、やたらに人を惹きつけるものであるように見える。それは、やはり、人が単純化したものを好むからなのだろうか。・・・と思うこと自体が、単純化・カテゴライズになっているのかもしれない。

ラクガキ






2009-03-01[n年前へ]

記事URLを「わける」ことについて 

 何度か書いているように、hirax.netのコンテンツ( できるかな?/inside out/Tech-logs/Logos)はすべてRuby on Rails上では一つのクラスの継承クラスになっています。何度か書いている、ということは、そうした各継承クラス、特に(inside out/Tech-logs/Logos)のトップ表示URLを分けるべきか否か、について何度も改装しようか・あるいはしないでおこうか…と、迷っています。

 記事内容/書き方が異なるとはいえ、やはりその時々に同一の人間が書いているわけで、関係ある話題を一見独立の場所に書いていたりします。けれど、その根っこは本来一つなのですから、複数(のURL)に分けるのは何だか少しわかりにくいようにも思います。

 そうした上手くないシステムにしている理由は、従来使っていたパーマリンクURLとの互換性や従来表示との互換性を保ちたいとか、そんな実装上の理由が一番大きな理由です。だから、互換性を気にしていない時系列表示や、RSSや、ケータイ用ページでは、各継承クラスすべてを分けずに表示しています。




 とはいえ、技術上の問題は技術で解決すれば良いだけの話です。Ruby on Railsで少しコードを書けば良いだけの話のはず、です。

 だから、そうした技術上の課題をわざわざ解決する気にならない別の理由、つまり、もしかしたら関係ある話題を、ひとつにまとめたりしたくない、そんな気持ちがあったりするのかもしれません。

 どうしたものかと思い、何度も迷いながら、今は「わかりにくい」方を選んでいます。

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