hirax.net::inside out::2002年11月18日

最新記事(inside out)へ  |   年と月を指定して記事を読む(クリック!)

2002年10月 を読む << 2002年11月 を読む >> 2002年12月 を読む

2002-11-18[n年前へ]

「景色」 

 「観賞に堪える、自然物のながめ。(直接には関わりの無い、余裕の有る傍観者の立場からする言葉)」 株式会社三省堂 新明解国語辞典

眺める景色 

 「景色」というのは、「直接には関わりの無い、余裕の有る傍観者の立場からする言葉」だと新明解は言う。けれど、そうじゃないような気も少しする。よく判らないけれど、そう思う。
 私の好きな西原理恵子の描くマンガには、時折とても柔らかい景色が描かれるわけだけれど、あれは「直接には関わりの無い、余裕の有る傍観者」が眺めている景色だろうか?いや、きっと違うだろう。
 つまりは、「余裕のない傍観者」だって景色を眺めるだろうし、直接でも間接的でも関わりがどうかなんてそこにはあまり関係がないような気もしたりする。2ちゃんねるでみかける(ワラ)という言葉でさえ、たまには(泣き笑い)に見えたりするのとそれは同じだろう、というのは例えが極端だろうか。
 とはいえ、新明解の「直接には関わりの無い、余裕の有る傍観者の立場からする言葉」という言葉はそれはそれで好きだったりする。というわけで、何はともあれこれは今日見た「空と送電線」です。東名高速の裾野インターを出たところで撮りました。「昼休みに眺めた白い花」の方は勤務先の駐車場の横、で撮りました。

眺める景色眺める景色






去年眺めた景色 

去年眺めた景色が並んでる。あぁ、去年も色んな景色を眺めたもんだな。fromMidoDiary