hirax.net::inside out::2009年09月14日

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2009-09-14[n年前へ]

人のいない「アメ横」を夜歩く 

 夜遅くまで、店が開いている街もあれば、早く閉まる町もある。8時過ぎには、駅前通りが閉まったシャッターで埋め尽くされている町もあるし、夜11時を過ぎても、人で埋め尽くされている街もある。

 先日、上野と御徒町の間にあるアメ横近くで飲んだ。気づくと11時も過ぎ、間もなく次の日になろうか、という時刻だった。飲んでいたのは、地下にある店だったのだが、店を出て階段を上り外に出て驚いた。

 アメ横が、まるで数時間前とはまるで別の通り、別の町、のような感じがしたからだ。そこには、不思議なほどに人がおらず、人気のない通りには、ビルから看板だけが目の前にある、…その不思議な感じがとても新鮮だった。

 昼の閉まったシャッターは味気ないような気がするけれど、深夜に見る「下ろされたシャッター」は何故か魅力的だ。昼の町とは別の顔を、夜の町は見せる。それが無性に気持ち良い。