hirax.net::inside out::2018年05月20日

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2018-05-20[n年前へ]

韓国 大邱(テグ)の電気街と工具街に行ってみる。 

 韓国 大邱(テグ)は、サムスングループが生まれた街だ。その大邱にある、電気街と工具街に行ってみた。まず電気街は、大邱駅や地下鉄 中央路駅のすぐ近くに位置する校洞電子街。韓国地図コネストの表記なら、その名もズバリ、電気照明通りとコンピューター通りで囲まれた地区だ。建物の作りなど、昭和末期の秋葉原に似ていて、そこにICOMなどの広告とともに無線機などが並んでいると、とても懐かしさを感じる。もしも、映画などで昔の秋葉原を再現したいのであれば、この地で「看板だけ入れ替えれば」それっぽい風景になりそうだ。…もちろん、昔の秋葉原に通った人であれば、各店の名前も、その場所や位置関係も、(体のどこかに刻まれた記憶すべてを)正確に再現しないと気が済まないだろうが。

 また、工具街というのは、大邱駅から達城公園に向かって走る、大邱産業工具通りだ。工具通りには、さまざまな機械部品や機械製品が並んでいて、世界の「秋葉原」とは言えないかもしれないが、とにかく「道具好き」にはたまらない一角であることは間違いない。

 さらに、この大邱産業工具横丁の近くには、オートバイ通りやミシン通りもある。さまざまな工業産業製品を扱う、それぞれの「通り」があるのではないか?と感じさせられる。バイク通りは、バイクにさして興味がない私でも面白かったくらいなので、バイクマニアには堪らないはずだ。そして、ミシン通りは、遙か古い時代のミシンから…現代の高機能ミシンまで、さまざまな機械が並んでいて、もはや「ミシン博物館」である。

 ちなみに、この近くには「サムスン発祥の地」もある。行き損なったことが残念だ。…世界に愛すべき「秋葉原」はたくさんにあるようだ(CC 石川さん)。今回は、韓国語を真面目に勉強したくなった。

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